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Toy'sの映画感想ブログです。

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カッコーの巣の上で
一羽は東に、一羽は西に、一羽はカッコーの巣の上を飛んでいった・・・・・


カッコーの巣の上で
原題: ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST

skdlcllev.jpg

製作年:1975年 製作国:アメリカ 129分
監督:ミロス・フォアマン
出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、マイケル・ベリーマン、ブラッド・ドゥーリフ
    ウィル・サンプソン、クリストファー・ロイド、ダニー・デビート

第48回アカデミー賞:作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞 受賞
第33回ゴールデン・ブローブ賞:作品賞、男優賞(ドラマ)、女優賞(ドラマ)、監督賞、脚本賞、新人男優賞 受賞
第1回LA批評家協会賞:作品賞 受賞
第41回NY批評家協会賞:男優賞 受賞


【ストーリー】

刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入った男が、
そこで行われている管理体制に反発を感じ、絶対権力を誇る婦長と対立しながらも、
入院患者たちの中に生きる気力を与えてゆくが・・・

【感想】

人間の尊厳と社会の不条理を問う人間ドラマの傑作です。

初めて観た時の衝撃は計り知れません。
エンドロールが流れている間は衝撃と空しさでしばらく動く事が出来ませんでした。

主人公のマクマーフィは刑務所の強制労働から逃れるため、
精神異常を装って精神病院に入ります。

そこで彼を待ち受けていたのは、精神病院の徹底的な管理体制。
そしてその管理体制の中で気力を無くし、ただ生きているだけの入院患者たちの姿でした。

精神異常ではなく、普通の男であるマクマーフィは衝撃を受けます。
そして、絶対的な権力を持つ婦長ラチェッドと幾度も対立し合いながらも、
少しづつ入院患者たちに生きる希望を与えてゆきます。

正常な人間であるマクマーフィ。
しかし精神病院の中での彼は異質な存在となります。

マクマーフィの言動、行動は普通の人間が見ても、とんでもないと思うものばかりです。
彼は婦長に抵抗するため、脱走したり、テレビ観戦したりと次々に問題を起こします。
そんなマクマーフィと接して行くうちに入院患者たちは失ったものを取り戻してゆきます。
それは自分を主張する事であり、人間であると言う事。

しかしマクマーフィはその行動により、自分自身を追い詰めてしまいます。
そして彼は知るのです。
精神病院がどんなところなのか・・・
そして入院患者たちの本心を・・・

マクマーフィの行動は痛快で、観ていて気分が良くなるほど爽快でした。
絶対的な権力で管理する婦長への抵抗は、
日常の自分たちの中にある管理体制に抵抗したいと言う気持ちの代弁のような感じがありました。

入院患者たちが笑顔を取り戻し、彼と共に脱走したり、パーティをしたりする姿を観て、
この映画を観ている自分も心が開放されてゆくような気持ちになりました。

しかし・・・

この映画のラストは、あまりにも衝撃的すぎました。
きっと多感な時期に観たら、もっと激しい衝撃を受けたに違いないと思います。


マクマーフィの行動は何かを残す事ができたのでしょうか?
全てが無駄だったのでしょうか?

彼の行動は正当な行いではありませんでした。
むしろ、一般社会でも弾き出されるような突飛な行動ばかりです。
彼が精神病院に来た理由は、ただ楽をしたかったからという安易な考えなのに、
病院の中では管理体制を批判し、とんでもない行動により規律を乱し続けます。

それは果たして良き行動なのでしょうか?
自分のやりたいように、自分の都合の良いようにしたい・・・
誰にも束縛されたくない、自由がほしい、ただそれだけだったのでしょうか?

しかし、そんな彼の行動には全ての人間が持つ大切なものが一つありました。

それは人間の尊厳。

自分が自分であると言う事。

ただ流されて生きているだけでは本来の自分という人間は無くなってしまいます。
自分が自分であるという事、人間が人間であるという事。

人間の尊厳とは? 個人の自由とは?

この映画の本質はそこにあるのだと思います。

管理社会の中で生きている自分たちに強烈なメッセージを送っているような気がします。

マクマーフィを演じたジャック・ニコルソンの熱演は強烈です。
普通の人と違った個性を持つ役柄は彼のハマり役ですよね。
強烈なキャラクターであるマクマーフィの圧倒的な存在感は凄いです。
一度この映画を観たら、このキャラクターを忘れる事はないでしょう。
それほど強烈なインパクトを残す役柄でした。
マクマーフィ役はジャック・ニコルソンが演じたキャラクターの中で1,2を争うほどの
素晴らしい名演技だったと思います。
この作品で第48回アカデミー賞主演男優賞、第33回ゴールデン・グローブ賞男優賞(ドラマ)、
第41回NY批評家協会賞男優賞を受賞しました。

婦長ラチェッドを演じたルイーズ・フレッチャーの存在感も素晴らしかったです。
誰もが反発したくなるような絶対的権力で患者達を管理する婦長を見事の演じていました。
彼女もこの作品で第33回アカデミー賞主演女優賞、
第33回ゴールデン・グローブ賞女優賞(ドラマ)を受賞しました。

この映画を観て初めて“ロボトミー手術”というものがどんなものなのか知りました。
とてもショッキングで衝撃を受けました。
この手術において、いろいろな事があったかと思いますが、
今もなお、かつてロボトミー手術を受けた患者たちが精神病院の奥で、
静かに時をすごしていると思うと、切ない気持ちでいっぱいになります。

この『カッコーの巣の上で』は管理体制への批判、人間の尊厳や自由、
そしてロボトミー手術に対する批判など、当時の社会情勢を強烈に風刺しています。

しかし、今現在でも名作として語り継がれているのは、
どんな時代にでも通じる普遍的なテーマ、
人間が人間である事”を描いているからなのだと思います。

自分が自分らしく生きるためには・・・
普段の生活ではあまり考える事のない人間としての普遍的なテーマを、
あらためて考えさせられ、そして人間らしく生きるために重要な事を知ることのできる、
衝撃的な内容でありながらも、素晴らしい作品であると思います。


※タイトルである『カッコーの巣の上で』(原題:ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST)は、
 一見意味が分からないですよね。
 英語で『カッコー』には「気が狂った」という意味もあるそうです。
 ですので『カッコーの巣』とはすなわち“精神病院”を指す意味から来ているそうです。
 
 もう一つ、カッコーは自分の卵を同じ位の大きさの卵を産む別種類の鳥の巣に産みつけ、
 その親鳥に孵化させてもらい、その孵化したカッコーの雛は元々いた別種類の鳥の雛を
 巣の外に落として、自分だけが残るという習性があります。
 婦長とマクマーフィ、そして精神病院の人々をその習性に引っ掛けているのだと思います。



評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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カッコーの巣の上で

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カッコーの巣の上で


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この記事に対するコメント

この作品私も見ました!
かなり前のことですが、エンディングは強烈で、
今でも記憶に強く残っています。
私もエンドロールが流れ出しても
しばらく呆然としてしまいましたー。

精神病院を舞台にした映画は数多く作られているけど
私の中でいまだにダントツ1位なのが
この作品です!

ところでなんでこんなタイトルなんだろう?
ってずっと思ってたんですが、toy'sさんのおかげで
ナゾが解けました!!!
ありがとうございます(*´∀`*)
【2007/11/09 13:10】 URL | プー子 #- [ 編集]

プー子さんへ
この映画のエンディングは強烈ですよね~!!
以前嫁さんと観たんですがエンドロール中は二人でフリーズしてました(笑)
精神病院を舞台にした映画の中では自分の中でも№1です。
タイトルの意味はすごく気になっていろいろと調べたんですよ。
とても深い意味が込められていたんですね。
自分が自分であるためには・・・いろいろと考えさせられた作品です。
【2007/11/09 20:03】 URL | Toy's #- [ 編集]


マーフィが病棟のひとたちに
希望を与えていく姿は感動的ですよね。
本人はそうした気持ちはないのかもしれないですけど。
ココにいると退屈だから遊びたいし、
そのためには病棟のひとたちを仲間にしなければ…。
扱いはけして優しいとは言えないかもしれないけど、
これが個人を「友達」として扱っている証拠だとも思いました。

Toy'sさんのレビューは的確ですねっ!!
自分の中のもやもやした気持ちを、
言葉にしていただいたようでスッキリしました!
【2008/02/10 23:51】 URL | なるは #- [ 編集]


毎度のことですが、レビューを書くときは思ったままに書き連ねてしまうので、
他の方が読んだら読みずらいかなぁと心配しているのですが、
なるはさんのお言葉で安心しました。
ありがとうございます(^^

マクマーフィの行動は一般的に観れば良くない行動だったかもしれませんが、
病棟の人たちに希望を与えていく姿は本当に感動的でした。

>これが個人を「友達」として扱っている証拠だとも思いました。
なるはさんのおっしゃる通り、自分もそう思いました。
それがマクマーフィという人間の他人に対する接し方なんだと。

とても考えさせられる深い映画だったと思います。
【2008/02/11 08:35】 URL | Toy's #- [ 編集]

こんばんは
衝撃的な作品でした。
>マクマーフィの言動、行動は普通の人間が見ても、
>とんでもないと思うものばかりです。
そうなんですよね。
でも、あの病院の中では
普通の人間の行動に見えてしまうことに驚いてしまいます。

人としての自由・・・。

でも、あの病院の患者たちは、
婦長の命令に従う変わらない日課が
彼らにとっての自由だったのでしょうか・・・。
音楽のない無音のエンドロールを観ながらいろいろと考えてしまいました。
【2008/02/12 19:47】 URL | ひで #- [ 編集]


>ひでさんへ
とても衝撃的な作品でしたよね。
現在にも通じる深い問題が痛いほど伝わってきました。

人としての自由とは・・・
自分を主張したり、誰かに依存したり、
自分らしく生きる事が自由なのではないでしょうか?

マクマーフィの行動も自分自身の自由と尊厳のため、
そして婦長の命令に従って生きる患者たちの行動も、
彼らの自由意思だったのではないかとも思えました。

自分が自分らしく生きていけるのは、
どんな形であれ幸せな事なのかもしれませんね。

とても考えさせられました。
【2008/02/13 01:10】 URL | Toy's #- [ 編集]


この映画も素晴らしい作品でしたね。
ジャック・ニコルソンだとこの作品と「シャイニング」がベストだと思います。
また途中まで観ているとこのラストは予想出来ませんでしたよ。
ほんと衝撃的でしたね。

応援ポチ&TBさせて頂きました
【2008/03/29 10:37】 URL | RIELU #yjAvvF4. [ 編集]


>RIELUさんへ
普段気にしていないような事をあらためて深く考えさせられる、
とても素晴らしい作品だったと思います。
ジャック・ニコルソンの鬼気迫る演技は本当に凄かったと思います(^^
ラストは本当に衝撃的でしたね。
唖然として言葉を失ってしまいました。
自分が自分らしく生きるって事は非常に難しいことですね。

応援ポチ&TBありがとうございます♪
【2008/03/29 17:37】 URL | Toy's #- [ 編集]


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カッコーの巣の上で

監督:ミロス・フォアマン キャスト: ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、ブラッド・ドゥーリフ、ウィル・サンプソン ダニー・デヴィート、ウィリアム・レッドフィールド、シドニー・ラシック、デロス・V・スミス・ジュニア クリストファー・ロイド、ウ ひでの徒然『映画』日記【2008/02/12 19:48】

カッコーの巣の上で

[感想] ジャック・ニコルソン主演の名作「カッコーの巣の上で」です。 原作はケン・キージーのベストセラー小説で、 精神疾患を装って精神病院に入所させられた男の巻き起こす騒動と悲劇を描いたヒューマンドラマです。 最初に観たのは10年程前だったと思いま... Swing Loose【2008/03/29 10:30】

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