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Toy'sの映画感想ブログです。

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タクシードライバー
ダウンタウンのざわめき…街の女
光のカクテル…濡れたアスファルト
けだるいジャズの吐息…
ニューヨークの夜が、ひそやかな何かをはらんで いま、明けてゆく…



タクシードライバー
原題:TAXI DRIVER

jzwppqiss.jpg

製作年:1976年 製作国:アメリカ 114分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ピーター・ボイル、ジョディ・フォスター
    アルバート・ブルックス、ハーヴェイ・カイテル

第29回カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞

【ストーリー】

ニューヨークの夜の街を走るベトナム戦争帰還兵のタクシードライバーを主人公に、
現代社会に潜む狂気を描き出したアメリカン・ニューシネマ名作。

【感想】

アメリカン・ニューシネマの終わりを告げた作品であると同時に、
アメリカン・ニューシネマの名作となった作品です。
そして、マーティン・スコセッシ監督最高傑作であると思います。

現代社会に潜む狂気を描き出した本作は、
当時のアメリカ社会が抱える問題そのものを描いていると思います。。

不眠症のため夜にできる仕事としてタクシードライバーになった主人公トラビス。
乗せる客や世の中の不浄さに苛立ちを感じるトラビスは次第に精神を病んでゆきます。

自分の中の正義が世の中の正義となり、狂気の計画を練り始める。
そして皮肉にも彼の取った行動は予想を反した結果に繋がってゆきます。

主人公トラビスの物語はまさにアメリカの裏側であり、
当時の社会情勢やベトナム戦争など多くの人々が傷ついた時代でもありました。

そのアメリカを痛烈に批判し、現代社会に潜む狂気を浮き彫りにしています。

とてもショッキングな内容でした。
初めて観たのはかなり前で、その後何度も観返していますが、
その時その時によりこの映画に対する感じ方が違ってきました。

若かりし頃観た時は、こんなに凄い映画があるのか!!と驚きました。
主人公トラビスの行動、アメリカの裏に潜む狂気、そして結末、
そべてが新鮮で、その内容に衝撃を受けました。

しばらくして、ふと観たくなり鑑賞した時は初めて観た時の衝撃はなく、
この映画のメッセージというか訴えたい事を冷静に観る事が出来ました。

ベトナム戦争から帰還し精神を病んでしまったトラビスには、
現代社会に適合する精神力の強さを持ち合わせてはいなかったんですね。
社会に適合できないトラビスは寂しさや苛立ち、失望や嫉妬という歪んでゆく心を
止めることができなかったのだと思います。

彼の精神的弱さは普通の行動にも表れてますね。
大統領候補の選挙事務所に勤める女性と親しくなり、
彼女をポルノ映画に誘ってしまうところなんかは、
彼の不器用さというか、通常の生活や精神がずれてしまっているところを、
上手く表現した場面だと思います。

人知れず体を鍛え、鏡に向かって銃を抜く練習をする姿はまさに狂気。
狂気に取り付かれた彼は社会に対する失望や苛立ちにより、
自己の正義を貫こうとします。
現代の歪んだ英雄の姿がそこにありました。

ベトナム戦争により多くの犠牲を払ったアメリカは、
その戦争が終わったとしても、より多くの犠牲を払い続けているのだと思います。

主人公トラビスを演じたロバート・デ・ニーロの狂気の演技は本当に凄いです。
彼の初期の作品は素晴らしい演技ばかりだと思います。
それは若かりし頃の彼のギラギラした演技と共に、
現在に至るデ・ニーロ アプローチと呼ばれる役になりきった演技と、
静と動を演じ分ける演技力が終結しているからなのだと思います。
『ゴッド・ファーザーPartⅡ』や『レイジング・ブル』もとても素晴らしい演技でしたが、
この時代に出演した映画の中で、いや今まで出演した映画の中で一番の作品だと思います。

ジョディ・フォスターも当時13歳でしたが出演していましたね。
トラビスと関わりを持つ重要な情婦の役でしたが、幼いながらもその存在感はバツグンでした。

そして監督のマーティン・スコセッシ
彼の作品の中では最高傑作ですね。
彼が最近まで無冠だったのはこの最高傑作が、
この時代に作られてしまったからじゃないかと思います。
とても完成度の高い作品であり、商業的や賞狙いなどの雑念が入っていない、
スコセッシ監督の純粋な気持ちで取り上げた作品であるからだと思います。

現在ではこの映画の時代の様な治安の悪さや、社会情勢は変わっています。
ただ、その変化によってトラビスの様な人間も変化していっているのでしょうか?
表面上は変化しているとしても、
その裏側では今でも狂気は潜んでいるのではないかと思います。

その狂気は夜の街に走り続けるタクシーの様に、
今も闇の中へ溶け込んでしまっているのでしょうか・・・

この映画の基となった1972年の大統領暗殺未遂事件。
犯人は有名になりたいという動機と、
「『時計じかけのオレンジ』を観て人を殺したくなった」と語っています。

そして1981年レーガン大統領暗殺未遂事件。
犯人の動機は『タクシードライバー』を観てジョディ・フォスターの熱烈なファンになり、
彼女に自分の気持ちを知ってほしかったからだと言われています。

暴力を暴力を描く事によって風刺した作品が、新たな暴力を生み出してしまう。
何て不条理な世の中なのでしょうか。


映画が発するメッセージは、
受け取り方の違いによって大きく解釈が変わってしまう恐ろしさがありますよね。

情報の発信元がしっかりとした意志やメッセージを持っていたとしても、
受け取る側がしっかりとその本質を受け止めないと、それは全く伝わらなくなります。

受け取る側が歪んだ解釈をしないような、しっかりと本質を受け止められるような、
そして『タクシードライバー』のトラビスの様な人間が生まれないような、
未来のある社会になっていってほしいと心から願います。



評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

これ、たまーに深夜映画とかでやってますよね。
やるたびに見てるのでもう何度か見てます!
しろうとなので俳優の演技力とかよく分からないけど
話にものすごい盛り上がりがあるわけでもなく
割と淡々と流れるような映画なんですが
それでもどうにも惹かれていつも見てしまいます。
見るたびに印象の違う深い内容ですしね。
しっかりした映画らしい映画、って感じですよね。
【2007/11/05 15:33】 URL | プー子 #- [ 編集]

プー子さんへ
かなり古い映画なのでTVでも沢山放映されてますよね~。
娯楽を求めるのではなく、アメリカン・ニューシネマらしいメッセージ色の強い
映画なので、淡々と描かれているように感じるのかもしれませんね。
たしかに、観るたびに印象が違ってくる映画だと思います。
それは深い問題をしっかりとしたテーマを持って描いていて、
観るたびに新しい発見があるからなのだと思います。
【2007/11/08 12:21】 URL | Toy's #- [ 編集]

こんばんは
コメントありがとうございました♪
これ、もっと昔に見ていたら面白さに気付けなかったような気がしました。
ポルノ映画に誘ってしまうところとかも、ただの変な人としか思わなかったかも・・・。
歪んでいる、ずれている、というのをすごくうまく表現していますよね。
ロバート・デ・ニーロの作品を初めて見たんですが、目がかわいいなぁ、優しそうと思っていたので
あの豹変ぶりは驚きました。
今度はゴッドファーザーを見る予定です♪
【2007/11/27 00:18】 URL | ひめ #- [ 編集]

ひめさんへ
コメントありがとうございます(^^
この映画は歳を追うごとに観ていくと感じ方が随分変わってきますよね。
アメリカの裏に潜む狂気を描いた傑作だと思います。
ロバート・デ・ニーロは本当に素晴らしい俳優ですよね。
若かりし頃は今に通じる演技力の上、ギラギラした若いエネルギーに
溢れていて本当に格好良いですよね(^^
「ゴッド・ファーザー」は1作目、2作目共オススメです。
(実は3作目は観てないんです(^^;)
アル・パチーノの若かりし頃も、デ・ニーロと同様に素晴らしいパワーに
満ち溢れているので必見です。
【2007/11/28 08:44】 URL | Toy's #- [ 編集]


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タクシードライバー

タクシードライバー コレクターズ・エディション 監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ピーター・ボイル、ジョディ・フォスター、アル... ひめの映画おぼえがき【2007/11/27 00:09】

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