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Toy'sの映画感想ブログです。

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アマデウス
サリエリの残された唯一の手段は―
モーツァルト<天才>をこの世から消してしまうことだった!



アマデウス
原題:AMADEUS

eipjyrjzp.jpg

製作年:1984年 製作国:アメリカ 160分
監督:ミロス・フォアマン
出演:F・マーレイ・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジ、ロイ・ドートリス、
   サイモン・キャロウ、ジェフリー・ジョーンズ

第57回アカデミー賞:作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞、
              メイクアップ賞、音響賞
              全8部門受賞。


【ストーリー】

モーツァルトの生涯、そして死を巡る物語を、
かつて宮廷音楽家だったサリエリの回想という構成で描くミステリー史劇。

【感想】

実はこの映画を観るまでモーツァルトがどんな人物だったのかまったく知りませんでした。
知っているのは小さい頃から良く耳にしたモーツァルトの音楽と、
音楽室に飾ってある肖像画だけです(^^;

実際にモーツァルトがこの映画のような性格だったのかは分かりませんが、
音楽に関しては超天才だったのは間違いないですよね。

1199view003.jpg

この映画はモーツァルトの生涯を描き、謎に満ちた死の真相に迫ります。
その物語をかつての宮廷音楽家サリエリの回想という形で描いています。

モーツァルトの映画ってことで実はかなり敬遠していたところがありまして、
この映画を観たのは公開されてから20年後でした(^^;

「硬い物語なんだろうなぁ」とか「退屈なんだろうなぁ」なんて思ってましたが・・・
物語の出だしから完全に引き込まれてしましました。

偉大な音楽家モーツァルトの栄光挫折苦悩の生涯、豪華絢爛な世界、
そしてサリエリとモーツァルトとの確執嫉妬・・・

脚色はだいぶあるかと思いますが、豪華絢爛な時代を描く史劇と同時に、
モーツァルトの死の真相に迫るサスペンスタッチな構成に引き込まれました。

160分と長い映画でしかも歴史物なので、単調で退屈なイメージがありますが、
(これは自分だけかもしれませんが)
時間を感じさせない展開、現在と回想との切替のタイミングなど、
観る人々を飽きさせない素晴らしい構成で描かれています。

1199view002.jpg

強烈な個性を持つヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
高らかな笑い声(これが結構強烈ですね)と、破天荒な行動、
狂った金銭感覚などなど普通に考えればおバカな男。
しかし“神童”と呼ばれる天才的な音楽センスを持つ“音楽の申し子”でもあります。

宮廷音楽家としての地位や名誉、プライド重んじるサリエリ
宮廷音楽家としての才能を与えてくれた神を信じる彼は、
モーツァルトとの出会いにより、神に問いかけます。
何故あんな品性の欠片もない若者を選んだのか?

モーツァルトは生まれながらにして素晴らしい音楽センスを持つ“天才”。
サリエリは音楽家としての才能はあるが天性のものではない“凡才”。

凡才”には聞こえない、“天才”のみが聞く事のできる“神の声”。

その違いから“嫉妬”が生まれ、やがて“憎悪”へと変化してゆく。

そしてその“憎悪”が悲しい結末を招いてしまう。

サリエリを“凡才”と表現してますが、決して凡人的な才能という訳ではありません。
高い社会的地位を得て、ハイドンなどの著名な作曲家との交際もあったと言います。
また教育者としての評価も高く、
ベートーヴェンシューベルトリストの子供時代に音楽の指導をした経緯もあります。

1199view004.jpg

そんなサリエリが“嫉妬”するモーツァルトの音楽センス。
それはモーツァルトが“神の領域”に近い、
天才的な音楽家であることを証明しているのではないかと思います。

モーツァルトが没する前に書き上げた曲「レクイエム」。
今まで何気なしに聞いていたこの曲のイメージがこの映画を観てかなり変わりました。

モーツァルト役のトム・ハルス、サリエリ役のF・マーリー・エイブラハム
この二人の演技は本当に素晴らしいです。
第57回アカデミー賞でこの二人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされました。
栄冠に輝いたのはサリエリ役のF・マーリー・エイブラハムでしたが、
トム・ハルスも受賞するに相応しいモーツァルトとう人物になりきった演技でした。
実際にピアノを猛特訓し、映画の中では彼自身が引いていたと言います。

1199view005.jpg

この映画の素晴らしい部分は沢山あります。
素晴らしい俳優たちの演技、史劇をサスペンスタッチで描く素晴らしい脚本、
豪華な時代の華やかな衣装や映像、それとは対象的な死の真相に迫る重厚な物語、
そして何よりも素晴らしいのはモーツァルトの名曲の数々です。
史劇にもサスペンスにもクラッシック音楽は良く似合いますね。

モーツァルトの劇的な生涯を描くと同時に、サリエリとの確執をサスペンスタッチに描き、
モーツァルトの音楽の素晴らしさをより深く感じる事のできる歴史的超大作。


何度も観たくなる素晴らしい作品です。


評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

ただいま色々なブログを応援しています!
応援ポチッ!
【2007/09/13 17:35】 URL | マルコ #- [ 編集]


マルコさん、はじめまして。
応援ありがとうございます!!
頑張りますのでよろしくお願いします(^^
【2007/09/13 19:00】 URL | toy's #- [ 編集]


こちらの記事を読んで、
もう一度この作品を見ようと思い立ちました!
私のブログでtoy'sさんの記事を紹介させてもらってます。
事後報告ですがよろしくですm(_ _"m)
【2007/10/29 13:18】 URL | プー子 #- [ 編集]

プー子さんへ
記事をご紹介して頂きまして、ありがとうございます♪
本当にめちゃくちゃ嬉しいです(^^
つたない文章なのでお恥ずかしい限りですが(^^;
これからも一生懸命レビューを書くぞ!!という励みになりました。

この映画は年齢を重ねると共に観続けていくと良いかもしれませんね。
年齢によって感じ方が変わるような気がします。
また5年後、10年後に観なおしたい思います(^^
【2007/10/29 17:22】 URL | Toy's #- [ 編集]


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監督 ミロシュ・フォアマン 脚本 ピーター・シェーファー キャスト F・マーリー・エイブラハム トム・ハルス エリザベス・ベリッジ 1823年11月、凍てつくウィーンの街で... ★はちみつだいすき★【2007/10/29 13:15】

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