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Toy'sの映画感想ブログです。

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プライベート・ライアン
選ばれた精鋭は8人―
彼らに与えられた使命は、若きライアン2等兵を救出する事だった…



プライベート・ライアン
原題:SAVING PRIVATE RYAN

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製作年:1998年 製作国:アメリカ 170分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス 、トム・サイズモア 、エドワード・バーンズ 、バリー・ペッパー 、
    アダム・ゴールドバーグ 、ヴィン・ディーゼル、マット・デイモン

第71回アカデミー賞:監督賞、撮影賞、音響効果賞、音響賞、編集賞 受賞

【ストーリー】

1944年6月。第二次世界大戦の真っ只中、
ノルマンディ上陸作戦は成功に終わり、オハマビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に
落下傘兵のライアン二等兵を救出せよとの命令が下される。
ミラー大尉は7人の兵士を選び出し、
生死も定かではないライアン二等兵を救出するため戦場へと出発する。

【感想】

いきなり冒頭から度肝を抜かれました。
本当の戦争のドキュメンタリーを見ている様な迫力ある映像、
そして今観ている自分がまるで戦場に立たされている様な錯覚に陥る臨場感あふれる映像。

戦場の殺戮を徹底したリアリズムで再現したこの映画は、
戦争を題材にした映画の最高峰だと思います。


84307view005.jpg

たった一人の兵士のために8人の勇敢な兵士が命を賭けて探しに向かう。
まるで村を野武士から救うために、
無償で集まった7人の侍達を描いた名作「七人の侍」を彷彿とさせます。
時代が違く共、人間一人の命の尊さは同じです。

それは戦国時代でも、第二次世界大戦中でも、平和な現代でも同じ事です。
戦いや、戦争、テロや暴動などによって失われ行く命の数々。
しかし、その一つの命には大きな重さがあります。
その重さを背負うことの出来ない争いは決してあってはならない事であると思います。

戦争という愚かな行為の中で、
国を信じ、そして自分を信じて戦う人々が次々と命を落としてゆく。
共に戦った戦友がすぐ隣で命を落としてゆく。

戦争に勝利すること、生きて家族のもとへ帰ること、
そんな願いを胸に抱えながら命をかけて戦いに身を投じる兵士たち。

84307view008.jpg

ミラー大尉率いる小隊のメンバーも、ライアン二等兵もそんな気持ちを持ちながら、
戦い続けていたんじゃないかと思います。

一人の人間を救うという命の尊さ。
一人の人間を救うために失われてゆく命の重さ。


戦争という愚かな行為が生み出した多くの死は限りなく重く、
そして底が見えない深い闇を多くの人々に与えることになります。

この映画を通じで戦争とは?人間の命とは?を深く考えさせられました。

84307view011.jpg

ミラー大尉を演じているのはアカデミー賞主演男優賞を2度受賞したトム・ハンクス。
彼の演技は本当に最高だと思います。
たまに恋愛系の映画に出たりもしますが、彼には今やシリアスものが良く似合う。
昔のコメディアンだった頃も好きですが、
シリアスな作品で素晴らしい演技力を発揮している今が一番好きですね。

そしてライアン二等兵役はマット・デイモン。
重要な役ですが、存在感はそれ程なく無難に演じていた様な気がします。
あとヴィン・ディーゼルも出ていましたよね。
最初に観た時はまだ彼を知らない頃だったんで出ていたと知って驚きました。

今までの戦争映画にはない、圧倒的なリアリズムで戦場の壮絶な戦いを描き、
戦争の愚かさ、人間の命の尊さを描いた名作です。



評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


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