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Toy'sの映画感想ブログです。

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誰も知らない
生きているのは、おとなだけですか


誰も知らない



製作年:2004年 製作国:日本 141分
監督:是枝裕和
出演:柳楽優弥、北浦愛、木村飛影、清水萌々子、韓英恵、YOU、串田和美、岡本夕紀子
    平泉成、加瀬亮、タテタカコ、木村祐一、遠藤憲一、寺島進

第57回カンヌ国際映画祭:男優賞(柳楽優弥)受賞

【ストーリー】

とあるアパートに暮らす母と4人の子供たち。
母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも行かせず、
部屋から出ないよう子供達に言いつけて、仕事に出かけてゆく毎日を送っていた。
母親の不在中は12歳の長男・明(柳楽優弥)が家事や弟妹の面倒をみていた。
そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを明に残し、姿を消してしまう。
それでも明の働きで、4人兄弟は子供だけの楽しい生活を送るのだが、やがてお金が底をつきはじめ…。

【感想】

1988年に東京都巣鴨で発生した巣鴨子供置き去り事件という実話をベースに作られた作品です。

この作品は第57回カンヌ国際映画祭で12歳の長男:明役を演じた柳楽優弥が、
男優賞を受賞した事で大きな話題になりましたよね。

日本人がカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞するという、
とてつもなく大きな快挙を成し遂げた柳楽優弥の演技はとてもピュアで、
素晴らしい演技だったと思います。

受賞の喜び、そして映画に対する期待感を持って観た本作、
そんな浮かれ気分はどこかに吹っ飛んでしまうほど、その内容はあまりにも衝撃的でした。

1988年と言えば今から約20年前、この作品を観たのが2004年ですから、
その当時は16年ほど前だったんですね。
そんなに昔ではない時代に、こんなに衝撃的な事件があったなんて本当に信じられません。
子を持つ親として胸が締め付けられるほどの悲しさと、
とてつもない怒りが同時にわいてくる、そんな複雑な感情が込み上げてきました。

母親と子供4人。
子供たちはそれぞれ父親が別々で、それを社会的に隠すため、
引越しの際もスーツケースに次男、次女を入れて人目をはばかり、
外に出ることはおろか、学校にも行けない。

母親は子供たちを小さなアパートに残して仕事に出かけ、夜は遊んで帰ってくる。
家事全般と子供達の面倒をみるのは長男の明の仕事。
そんな日々が続いていたある日、わずかなお金と置手紙を残して母親は姿を消してしまう。

残された子供たちは、最初のうちは自由を満喫して過ごしていたが、
お金も底をつきはじめ、生活は次第に圧迫されてゆく。

母親不在の生活は子供にとって、とても辛く寂しい日々だったと思います。
いや、そんな簡単な言葉では言い表せないほど、
精神的にも肉体的にも想像できないほど苦しかったんだと思います。

母親不在の中でも懸命に生きようとする子供たち。
その中でも長男の明はすべての責任を背負い、家事と子供の面倒を見続けてゆきます。

長男の明をはじめ、4人の子供たちはとても純粋で、
自分たちを置き去りにした母親を恨んだり、憎んだりせず、
むしろそんな状況の中でも母親を慕っている。

なんて健気なのでしょうか。

子供たちには一つも悪いことはありません。
全責任は自分勝手な母親にあります。
いや、母親だけではなく、子供たちに無関心な父親たち、
そして他人に対して無関心な世の中にも責任があるのではないでしょうか。

自分のやりたい事、好きな事をするのは全く構わないと思います。
親になってもひとりの人間です。
自分の好きな事を、自分のできる限りの範囲内でやることは必要だと思います。

ただ子供を持ったからには、その責任は全て負わなければいけません。
その責任から逃げることはできないのです。

たとえ望んで産まれた子供でなくても、
子を持つ親となったからには、望まなくても責任は負わなければならないのです。

子供たちだけで生きてゆくことなんて絶対に出来ません。
ただ生きてゆくだけではなく、子供がひとりの人間として成長するためには、
大人が傍にいることが、とても重要なのです。

そう、それは母親だけではなく、父親、祖父母、全ての大人たちが、
子供たちを見守ってあげなければならないのです。

どんなに過酷な状況でも、母親を慕い、誰かに頼りながら、
どんな小さな希望でも信じ続けて、必死に生きてきた子供たち。

かれらの純粋な心、そして生きようとする心は素晴らしかった。

この物語は、その必死に生きようとする子供たちの姿を、
まるでドキュメンタリーのように映し出し、子供たちの生活を淡々と追ってゆきます。

しかし、ただただ悲惨な現状を映し出すだけではなく、
彼らの辛く苦しい生活の中にある、小さな希望や幸せも映し出しています。

表現的にはとても難しいのですが、ドキュメンタリータッチであると同時に、
どこかファンタジーのような雰囲気というか、
現実的であって、現実的でない、不思議な世界観がありました。

そこの部分は、もしかしたら賛否両論なのかもしれませんが、
もし、4人の子供たちの苦難に満ちた日々をリアルに描くだけの作品だったとしたら、
きっと誰もが最後まで鑑賞することのできない、
辛くて苦しくて重いだけの作品になってしまったと思います。

これは自分的な解釈なのですが、ある意味ファンタジーのような世界観で描くことによって、
ひとつの映画としてこの作品を観ることができるのではないかと感じました。
それは現実から離れるということではなく、ありのままでは敬遠しがちな題材を、
より多くの人が鑑賞できるように、あえて映画的な作りにしたのではないかと思うのです。

この作品を鑑賞する人が増えることにより、
実際に起こった悲劇的な事件を、より多くの人たちが知ることができ、
そしてこのような事件が繰り返されないように、
日本中、いや世界中の人々に訴えかけることができたのではないでしょうか。

自分はそう感じました。
そして世界中の人々がこの悲劇的な事件を知り、
自分たち、そして周りの人たちにも、同じ過ちが繰り返されないように、
心に刻んでほしいと願います。

社会の隙間が生み出した“誰も知らない”世界。

この作品によって“誰も知らない”世界が、
“誰もが知っている”世界に変わることを祈っています。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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誰も知らない

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
こんばんわ
そうでした。
この映画は観よう観ようと思っててまだ観てなかったんですよね。
ほんと世の中には身勝手な親が多すぎると思いますよ。
ニュースや新聞ではそんなのばかりですものね。
この作品はとても観やすく作られてるみたいですが、
それでもたぶん観たら胸が苦しくなってしまうんでしょうね。
今、忘れないようにメモしましたので、
近い内に観たいと思います。

応援ポチ
【2008/05/18 21:45】 URL | RIELU #yjAvvF4. [ 編集]


実話通りだと、多分観れない映画になっていたと思います。親が悪いのか、社会が悪いのか、都会だから起こった事件でもないと思います。設定を変えたから、まだ希望を感じる作品になったんだろうと思います。
車のCMで、また親子として共演してますが、あのCMを観るたびにこの作品を思いだすので複雑な心境です。
柳楽優弥の無表情のなかに表情をつくるという演技は、驚きでした。
応援ポチ
【2008/05/18 22:55】 URL | Whitedog #- [ 編集]


>RIELUさんへ
この作品のような出来事はそう沢山ある話ではないと思いますが、
親がパチンコに夢中で車内に子供を置き去りにしていたり、
幼児虐待があったり、子供に対して無関心だったりと、
親としての責任を果たしていない大人が多い気がします。
人間として最低限の責任すら果たせないなんて・・・世の中どうなっちゃってるんでしょうね。

この作品は重い題材ですが、実際の事件よりは、
かなり優しく作っているので観やすいんだと思います。
でも、その出来事に対する衝撃、無力感、悲しみ、そして怒りを感じると思います。
とても考えさせられる作品でした。

是非是非ご鑑賞下さい。
内容も衝撃的ですが、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した柳楽優弥の自然な演技にも驚かされること間違いなしです(^^

応援ポチありがとうございます♪
【2008/05/19 13:32】 URL | Toy's #- [ 編集]


>Whitedogさんへ
そうですよね、実話通りの物語だったら観る事が出来ないでしょうね。
実話の事件も調べてみたのですが、かなり衝撃的な事件だったんですね。
映画はとても優しく作られていると感じました。
親の責任はとても大きいですが、大人たち、社会全体の責任も大きいと思います。
やはり子供には親が必要です。
親がいない子供たちにも、傍にいてあげる大人が必要です。
ただ社会全体を非難するだけでなく、まずは個人個人で責任を再確認する必要があると思います。

そうそう、車のCMでYOUと柳楽優弥が共演してますよね!!
自分もCMを見るたびにこの作品を思い出すので複雑な心境になりますが、
前向きにCMの微笑ましい親子が、この作品のその後だと思って見てます(^^

柳楽優弥のとてもピュアな演技は本当に驚かされました。
これからの活躍がとても楽しみですね。

応援ポチありがとうございます♪
【2008/05/19 13:46】 URL | Toy's #- [ 編集]


これは 観てて腹が立ちましたねー!
幼いながらに背負ってしまった明くんの気持ちを思うと涙が出てきます・・・。
この映画のタイトル 「誰も知らない」・・・とてもメッセージを感じます。
柳楽くんの 芝居とは思えないあのリアルさは 何なのでしょう・・・?
「星になった少年」を観ても そうだったのですが 感性がとてもいいですね~。
余計な事を何もしないでも すんなり役に入っているような・・・。
彼には ずーっと役者業を続けて欲しいですね!透明感を失わずに。

ちなみに 腹は立ったけど ひょうひょうとしたYOUさんの芝居もキライじゃないです。
ムカツクけど憎めない・・・。
なので あのCM 私は好きです。
ポチ♪ 
【2008/05/19 21:14】 URL | 詩乃 #- [ 編集]


>詩乃さんへ
空しさや悲しさ、そして怒りを感じる作品でしたね。
まだまだ子供なのに一生懸命兄弟の世話と家事をする明の姿は、
見ていて本当に涙が出そうになりました。
タイトルの「誰も知らない」は、いろいろなメッセージを感じますね。
とても深い意味を持つタイトルだと思います。

柳楽優弥の演技は本当に素晴らしかったですね。
すごく自然体で、すごくリアルな演技で、
純粋に明という役柄になりきっているのかなと感じました。
透明感を失わずに、これから、もっともっと活躍してほしいですね(^^

YOUの演技も良かったですよね~。
無責任だけど、どこか憎めない、彼女のキャラクターが生かされた役柄でしたね。

あのCMの二人の姿はとても微笑ましいですよね(^^
この作品はとても辛く悲しい物語ですが、
あのCMを見て、あの二人のその後の人生はとても幸せなんだと、
勝手に自分に言い聞かせてます。

応援ポチありがとうございます♪
【2008/05/20 08:29】 URL | Toy's #- [ 編集]

Toy'sさん こんばんは~
この作品は,未観です(;´∀`)
Toy'sさんのレビューを読ませて貰うと
親と子供の精神年齢が大差ない関係なのかと
思ってしまいます。
責任を持てないのなら,作るべきではないですよ!
YOUは,いいですね~
それでは,応援させて下さい♪
【2008/05/21 21:19】 URL | hiro #- [ 編集]


>hiroさんへ
そうなんですよ、結局親になっても親になた自覚が足りないというか、
まったくないように感じます。
たとえ望んで子供が生まれたわけではなくても、
子供をもった以上は、その責任からは逃げられません。
責任がとれないのであれば、産んではダメだと思います。
空しさや憤り、悲しみ、苦しみ、怒りを感じます。

とても思い題材ですが、映画自体は結構観やすく作られているので、
是非是非ご鑑賞下さいね。
カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した柳楽優弥の演技も素晴らしいです。

応援ありがとうございます♪
【2008/05/23 12:34】 URL | Toy's #- [ 編集]


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柳楽優弥 をサーチエンジンで検索し情報を集めてみると… おまとめブログサーチ【2008/05/27 16:45】

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