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Toy'sの映画感想ブログです。

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世界はときどき美しい
生きることを好きになる。あなたが教えてくれました。


世界はときどき美しい



製作年:2007年 製作国:日本 70分
監督:御法川修
出演:松田美由紀、榎本明、遠山景織子、尾美としのり、片山瞳、瀬川亮
   松田龍平、浅見れいな、あがた森魚、桑代貴明、市川実日子、木野花、草野康太

【ストーリー】

どこにでもあるような平凡な人々の人生を、優しい眼差しで詩的に描き、
生きることの素晴らしさを静かに語りかける5編の短編オムニバス・ムービー。

【感想】

この映画のタイトル「世界はときどき美しい」は、
フランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩篇「われら父よ」から取られています。

ありふれた日常、普段見過ごしてしまっている風景、そして生命の慈しみ、
とても温かく、そして優しさでそっと包み込んでくれるような、
観ている人々に豊さや潤いを与えてくれる、そんな映画です。

このような作品を映画詩(シネポエム)と言うんですね。

普段忘れてしまっているささやかな幸せや喜びが、
ありふれた日常の中にあるんだよ、と教えてくれているような気がします。

5編の短編で描かれた物語は、どれもありふれたものばかりです。
そのありふれた物語の中に、誰もが持つ喜びや幸せが散りばめられていました。

それぞれの物語の主人公は毎日を葛藤しながら生きている等身大の人間です。
それぞれの主人公の中に、もしかしたら自分の姿が見えるかもしれません。

そしてどこかに忘れてしまったものを見つけることができるかもしれません。

それぞれの物語はとても普通でありふれていますが、
どこか自分にも当てはまるような感覚があり、とても印象深いものばかりでした。

とくに第一章「Life can be so Beauthiful」と第二章「Bar fly」が、
とても印象的でしたね。

他の作品も良かったのですが、Toy's的には上記2つの物語がお気に入りです。

この作品は、生きる事とは事実を受け入れる事であり、
たった一言がその人に勇気や幸せを与えてくれる、
そして日常の小さな幸せが、実は自分の中で一番大切なものなのだと
教えてくれたような気がします。

松田美由紀、、榎本明、松田龍平、市川実日子など、
キャスティングも素晴らしかったと思います。
それぞれがとても自然に、ありふれた日常の中で必死に生きている人々を演じていました。

しかし、残念だなぁと思ったのは、詩的な作品を撮ろうという気持ちが現れすぎて、
ちょっとわざとらしくなっているというか、狙いすぎているようにも感じました。

もっと自然に描く事ができれば、もっと良い作品になったかなと思います。

そして、物語がとてもゆっくりと流れてゆきますので、
淡々とした映画が苦手って方には合わないかもしれないですね。

この作品は映画を観ると思って観ないで下さい。
映画を“観る”のではなく、映画を心と体で“感じる”作品なのです。

ひとつひとつのシーンが、まるで一枚一枚の写真を観ているような、
柔らかいタッチで描いたスケッチを見ているような、そんな感覚になります。

ゆったりとした時間を過ごすような、心と体をリラックスさせた状態で、
心を解放して観てほしい、そんな作品です。


評価★★★★★★☆☆☆☆(10点満点中6点 …1点)


<DVD情報>

世界はときどき美しい

<CD情報>

世界はときどき美しい~Music Anthology


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
こんばんわ
この作品は知らなかったので予告を観てみたのですが、
とても綺麗で癒されそうな映画という印象を受けました。
確かにこうゆう映画って上手く作るの難しいと思います。
自分が出す雰囲気で演技しなければならない所も有ると思いますしね。

応援ポチ
【2008/04/15 21:51】 URL | RIELU #yjAvvF4. [ 編集]


>RIELUさんへ
映像や雰囲気がとても心地よくて、これが映画詩(シネポエム)なんだなぁと思いました。
映画を観ると言うよりは感じる作品ですね。
淡々として詩的な内容なので、とても好き嫌いがハッキリする作品かもしれません。
この系統の作品はRIELUさんのおっしゃる通り、上手くつくるのが難しいですよね。
これはもう監督他役者たちの感性にかかっていると思いますので。
こういう作品もあるんだなぁとあらためて映画の奥深さを感じました(^^

応援ポチありがとうございます♪
【2008/04/16 10:22】 URL | Toy's #- [ 編集]


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