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Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

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ナンバー23
それは一冊の本からはじまった。


ナンバー23
原題: THE NUMBER 23



製作年:2007年 製作国:アメリカ 99分
監督:ジョエル・シューマカー
出演:ジム・キャリー、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン、ダニー・ヒューストン
    リン・コリンズ、ローナ・ミトラ、ミシェル・アーサー

【ストーリー】

ある1冊の本を手にした男とその家族が、次第に“23”という数字の謎に翻弄されてゆく
様を怪奇的なムードとスリリングな展開で描く。

【感想】

古くから不吉な数字として語られてきた“23”という数字の謎に
取り憑かれてしまった男の衝撃の運命を描くサスペンス・ミステリーです。

主人公のウォルターを演じるのはコメディ俳優として不動の地位を得たジム・キャリー。
最近はコメディ以外にヒューマンな作品やシリアスな作品に出るようになりましたね。
この作品もジム・キャリーお得意のコメディ路線は封印し、
全編シリアスな演技を披露しています。

ウォルターは自分の誕生日に妻アンナから一冊の小説をプレゼントされます。
その小説のタイトルは“ナンバー23”。
その小説にはウォルターそのものではないかと思える主人公が登場し、
“23”という数字の謎に取り憑かれ、人生を狂わせて破滅して行く姿が描かれていました。

ウォルターは自分に関係するもの全てが“23”という数字と符号している事に気がつき、
小説の主人公と同じ運命を辿るのではという想いに囚われてしまいます。

その謎を解くためにウォルターは必死に著者を捜索し始めるのだが・・・

この手の作品はネタバレなしにレビューを書くのが非常に難しいですよね。
思いっきりネタバレしちゃった方が、いろいろと書きやすくて良いのですが、
まだ観ていない方々のためにネタバレしないように書いてみます(^^;

一冊の小説と“23”という数字に翻弄される主人公が辿る運命を、
スリリングな展開で描いています。

“23”という数字は古くから不吉な数字として語られているとの事ですが、
実際自分は全然知りませんでした(^^;

過去のいろいろな事件などの数字を追ってゆくと、
“23”という数字が現れるらしいのですが、
どう考えても無理矢理こじつけているようにしか思えないのは、
Toy'sが汚れちまった大人になってしまったからでしょうか(笑)

まぁ、それは百歩譲って“23”という数字に
何かしらの謎があるとしておきます(^^

その“23”という数字が持つ魔力のようなもの、
全てがその数字で成り立ってしまっていると思い込み、
その謎を解くために翻弄するウォルターの姿は、
ジム・キャリーの迫真の演技もあって、とても鬼気迫るものがありました。

そして現実の世界のウォルターと小説の世界の主人公を、
ジム・キャリーが2役で演じているので、物語が進むにつれて、
それが現実なのか空想の世界なのかが分からなくなるような錯覚に陥りました。
観ている者も数字に翻弄され、
小説の世界に翻弄される主人公と同じ状況に陥らせる、
そんな演出なのかもしれませんね。

物語としてはしっかりと描かれており、上記のような錯覚に陥る構成や、
謎が謎を呼ぶスリリングな展開、驚きのラストなど、
サスペンス・ミステリーとしては合格点だったかなと思います。

ただ、サスペンス系、スリラー系、どんでん返し系が好きなスペシャリストの
皆さんにとっては、“またか・・・”と感じると思います。

サスペンスやスリラー系のレビューを書いていて思ったのですが、
この系統の映画を沢山みている人たち(Toy'sも含み)は、
ある意味“衝撃のラスト”とか“どんでん返し”という言葉に、
免疫が出来てしまっているような感じがします。

昔はいろんな映画にとても衝撃を受けていた気がしますが、
最近は“やっぱりな”とか“前に観た事あるな”とか、
いろいろな映画を観すぎて新鮮さを感じられない事が多いように思います。

それは観る側の目が肥えてしまったのか、
作る側がマンネリ化してしまったのか、
何とも言えませんが、このレビューを書いていて、
ふと、そんな風に感じました(^^;

題材やストーリー、物語の展開や現実と空想を交えて描いた演出、
そしてジム・キャリーの迫真の演技など、この作品の見所は沢山あります。

スリリングな展開や謎解き要素も悪くなかったと思います。

ただ、もう少し緊迫感があっても良かったと思います。
そして、もう少しひねりがあると良かったかなと思います。


評価★★★★★★☆☆☆☆(10点満点中6点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

予告は何かのDVDを借りた時に観ました。2÷3=0.666っていうやつですよね。
今回の記事もなんだか微妙な書き方ですね(笑)。サスペンス物は特に、ネタバレなしに書くの難しいですよね。私は、面白いから観て!!ってしか書けないです。Toy'sさんのおっしゃるとおりで、途中で犯人が分かってしまうものとか、広告ほど衝撃のラストじゃないやん!!と感じることが最近多くなり、昔ほどサスペンス物観なくなってきたように思います。うひゃ~って言うのないもんでしょうかね?
応援ポチ
【2008/04/13 00:20】 URL | Whitedog #- [ 編集]


Whitedogさんへ
はい、今回も微妙です(笑)
でも題材やアイデアは良かったと思います。
サスペンス映画としては普通に楽しめました(^^
記事中でも書きましたが、衝撃のラストとかどんでん返しを
メインとした作品には免疫ができすぎてるんだと思います。
登場人物を見るだけでなんとなく犯人が分かってしまったり、
最後まで見てみればよくあるどんでん返しだったり・・・
Whitedogさんと同じく、「やられた~」と思えるような
作品を観たいですね(^^

応援ポチありがとうございます♪
【2008/04/13 12:31】 URL | Toy's #- [ 編集]

こんにちわ
この映画は知ってはいましたがまだ観てません。
ジム・キャリーの作品は殆ど観て無いのですが、
それでもコメディのイメージがあるので観てみたい気もしますよ。
確かにサスペンスのラストとか新鮮さは薄れてきたかもしれませんね。
出尽くしてる所もあると思いますが、
観る側も情報を持ちすぎてる所もある気がします。

応援ポチ
【2008/04/13 16:46】 URL | RIELU #yjAvvF4. [ 編集]


>RIELUさんへ
ジム・キャリーと言うとコメディ俳優ってイメージが強いですよね。
ここ最近はコメディ以外の作品に出演して演技の幅が広がってきたように感じます。
この作品でも23という数字に翻弄される男を鬼気迫る演技で演じていました。
迫真の演技は結構良かったと思いますよ(^^
最近はサスペンススリラー系の映画が多くなってきているので、
ラストの意外性に期待をする人が増えてきているのかもしれません。
作る側も相当気合いを入れないと今の観客には受け入れられないかもしれないですね。
自分もその一人ですが(笑)

応援ポチありがとうございます♪
【2008/04/13 17:35】 URL | Toy's #- [ 編集]


観ました。自分オチでしたね。でも、こういうの結構好きです。なかなかおもしろかったですよ。
先日記事を書いた「チャプター27」の主人公の行動はこれに近いものがあります。「ライ麦畑~」に書かれた内容や、出来事が全て犯行へつながるものと思い込んでいきます。思い込みって怖いですね。
数字物サスペンスだと、「Π(パイ)」という作品がありますが、サンダンス受賞作なので、低予算のこじんまりした作品ですが結構好きです。
応援です
【2008/05/29 18:55】 URL | Whitedog #- [ 編集]


>Whitedogさんへ
ご覧になられたんですね(^^
そうなんです、最近よくある自分オチでした。
「チャプター27」も、やはり精神的に追い詰められ、ある意味強迫観念に縛られてしまった男って感じなんでしょうか。
思い込みっていうのは自分自身では制御できなくなるので、本当に怖いですよね。
「Π(パイ)」はだいぶ前に観た覚えがあります。
たしかモノクロで不条理な感じの物語でしたよね。
ラストがイマイチよく分からなかった記憶があります(^^;
もう一度観てみたら違うかもしれませんね。

応援ポチありがとうございます♪
あ、あと「ヒルズ・ハブ・アイズ2」のリンク部分のご指摘、ありがとうございましたm(__)m
URLを修正するのを忘れてました(^^;
【2008/05/29 19:20】 URL | Toy's #- [ 編集]


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