プロフィール

Toy's

Author:Toy's
Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

映画の感想は基本的にネタバレしないように書いています。
評価の詳しい内容は、

「評価の基準」をご覧下さい。

詳しいプロフィール

B級映画を中心に映画の感想を書いているブログ、

「Toy's “B級” CINEMA PARADISE」
も宜しくお願いします。

TB・コメントは承認後となります。

五十音順検索

Toy's映画レビュー 五十音順検索

【ア~ナ行】

【ハ~A行】

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

スポンサード リンク

ブログ内検索

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

eiga.com TOPICS

訪問者さま

月別アーカイブ

最近の記事

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

My Album

最近のコメント

最近のトラックバック

RSSフィード

スポンサード リンク

DVD・CD関連


タワーレコード
楽天市場
プロジェクトX ベスト10BOX
HMV

オンラインDVD・映画NET配信

TSUTAYA DISCAS


【TSUTAYA online】最新DVD&レンタル情報をチェック!

NTTレゾナントが運営する、Bフレッツユーザ向けハリウッド映画専門の映画配信サービス
「シネマ・コンプレックスonフレッツ」 ご自宅のインターネット回線がBフレッツなら、すぐにハリウッド映画がご覧いただけます
さぁ、今すぐアクセス

当ブログのオススメ

A8.net
リンクシェア・ジャパン
イーバンク銀行
ジャパンネット銀行
PGS音楽市場
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTM オフィシャルWEBサイト
PIA CARD
ユナイテッド・シネマ入間

オススメ情報

アフィリエイターのアクセスアップ必須アイテム
JTB 海外ホテル予約
JTB 海外航空券予約
中古車買取実績No.1ガリバー
宅配DVDレンタルを徹底比較
ShopJapan
Yahoo!オークション

フリーエリア

Toy's CINEMA PARADISE
超大作からカルト映画まで、何でも観る雑食映画好きの映画感想ブログです。
   
カスタム検索
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

イン・ディス・ワールド
あの地平線の向こうに、僕の世界がある


イン・ディス・ワールド
原題:IN THIS WORLD



製作年:2002年 製作国:イギリス 89分
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:ジャマール・ウディン・トラビ、エナヤトゥーラ・ジュマディン

第53回ベルリン国際映画祭:金熊賞 受賞

【ストーリー】

パキスタンのペシャワール。
15歳の孤児ジャマールは難民キャンプで育ち低賃金の工場で働いていた。
そしてもう1人、家族で経営する家電販売店を手伝うジャマールの従兄弟エナヤット。
ある日、エナヤットの父親が息子の将来を案じて密入国業者に大金を払い、
エナヤットを親戚のいるロンドンに向かわせることになる。
英語が話せるジャマールを同行し、新たな未来と希望を胸に6400キロの彼方の亡命先へ
死と隣り合わせの旅にでる。

【感想】

まるでノンフィクションのドキュメンタリー作品を観ているような、
リアリティのある実験的な作品だったと思います。

2000年にイギリスへの不法入国を試みた中国人58名がトラックのコンテナ内で死亡する、
という事件に衝撃を受けたマイケル・ウィンターボトム監督が、
その難民問題に真正面から取り組んだ作品です。

この作品自体はフィクションですが、
実際に密入国した人々からの徹底したリサーチや、
全編オールロケで撮影し、実際に現地の人々を起用するなど、
より現実身を帯びた作品に仕上がっています。

そして何よりも衝撃的だったのは、
主演のジャマール・ウディン・トラビは現実に難民キャンプで育ち、
この作品の撮影後、家族のために本当にイギリスに亡命したということです。

この出来事により、この作品はドキュメンタリー方式を採用した映画という枠を超えた、
真実のドキュメンタリー作品であり真実の映画になったのだと思います。

物語はパキスタンで暮らす二人の若者が豊かな生活を夢見て、
密入国という不法で、死と隣り合わせの過酷な旅を描いています。

彼らの旅はいくつかの中継地点まで行ってみなければ何も分からないという、
とても不確実で信用性の乏しい旅となります。
どこに行けば良いのか、どこに連れて行かれるのか、まったく分からない。
観ている自分たちも、そんな二人と同様に何の情報も得られないまま物語が進んでゆくので、
彼らと同様に大きな不安に包まれ、彼らの運命がどうなってしまうのか、
常に緊張感を持ち続けながら、彼らと一緒に旅をすることになります。

映画というよりはドキュメンタリーの手法で撮影されているので、
主人公に感情移入できる物語とか劇的な展開が待っているとか、
いわゆるハリウッド的な展開はまったくありません。

ただ淡々と彼らが常に死がすぐ隣にあるという恐怖を感じながらも、
ひたすら密入国するために旅を続けてゆく姿を映し出しているだけなのです。

しかし、その淡々と映し出される映像の数々がとても衝撃的でした。

ここで描かれている現実が、今も自分達が生きている現実の中で起きている。
TVのニュースでさらっと流され、何気なく観ていたその現実を、
まざまざと見せつけられた様に感じました。

この世の中には命懸けで不法入国する人々が沢山います。
不法入国は理由はどうであれ許される事ではありません。
しかし、それを許すか許さないかという問題ではなく、
不法入国しようとする人々の現実を知る事が、
まず一番重要なことなのではないかと思うのです。

なぜ、どんなに過酷な状況でも、命を賭けて不法入国しなければならないのか?
この作品を観て、あらてめて考える必要があるのではないでしょうか。

戦争によって引き起こされる悲劇や苦悩、そしてその現実を知る事が、
今を生きる自分たちに必要な事なのだと感じました。

知る事によって自分が何かを変える事ができるのかと言われれば、
一人の力だけでは何も変える事が出来ないかもしれない。
しかし、多くの人々がその現実を知る事ができれば、
その多くの人々の力が何かを変える可能性はあると思うのです。

この作品を観て、あまりに過酷な現実に衝撃を受けるかもしれません。
しかし、今そこで起きている現実に目を背けるのではなく、
命を賭けて旅を続ける二人の若者と同じく、
厳しい現実を受け入れる勇気を持ってほしいと思います。

非常に難しい題材をリアリティのあるドキュメンタリー方式で描き、
戦争の悲惨さ、そこで生活する人々の苦悩、
そして世界に起こっている現実を真正面から受け止めて、
この作品を制作したウィンターボトム監督に感銘を受けました。

ラストの祈りを捧げる姿が今も頭から離れません。

是非、多くの人たちに観て頂きたい作品です。
日本だけでなく世界中の多くの人たちにも・・・


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>

イン・ディス・ワールド


現在3つのブログランキングに参加中です↓↓↓
記事の内容を気に入って頂いた方は是非クリックして頂けると嬉しいです(^^

  にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  


スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

以前、マイケル・ウィンターボトム監督の一連のドキュメンタリー風作品を続けてみたんですが、あまりに知らなかった事(知ろうとしなかった事)ばかりだったので驚きました。理由は様々ですが、世界には不法入国をせざるを得ない状況も存在していて、時折聞く、日本の入国拒否や在留拒否の話は理不尽なケースもあったりするので何か方法はないのかな?と思います。危険を冒しても新天地を求める気持ちは理屈は分かるんですが、何もできないジレンマを感じます。
つたない記事ですがTBさせていただきました。
応援ポチです。
【2008/04/05 22:01】 URL | Whitedog #- [ 編集]

おはとうございます
世界の悲しい現実を見事に映像化していた映画だと思います。
ドキュメンタリータッチの雰囲気はとてもリアルでしたし、
主役の二人も良かったですね。
確かに理不尽な出来事や悲しいニュースが毎日流されてますが、
一人一人が真剣に考えないといきないんだと思わせてくれる作品だったと思います。

応援ポチ&TBさせて頂きました。
【2008/04/06 12:00】 URL | RIELU #yjAvvF4. [ 編集]


>Whitedogさんへ
自分たちが知らなかった事、気に止めず知ろうとしなかった事の多さ、
そしてその大きさにとても驚きました。
死と隣り合わせと分かっていても不法入国に至る人々の現実は、
本当に厳しいものなのですね。
日本での入国拒否や在留拒否の話は理不尽なものも確かにありますよね。
本当に何か良い方法はないのでしょうか?
基をただせば不法入国する人の母国に問題があることがほとんどですよね。
違う場合もありますが・・・
自分の国のことは、しっかりと責任を果たしてもらいたいと思います。
ウィンターボトム監督の作品を観るのはこの作品が初めてなのですが、
他の作品も観てみたくなりました。

応援ポチ&TBありがとうございました(^^
こちらも後ほどTBさせて頂きますね。
【2008/04/06 12:36】 URL | Toy's #- [ 編集]


>RIELUさんへ
世界の現実を見ろ!!と力強く訴えているように感じました。
ドキュメンタリータッチの映像はとてもリアリティに溢れてましたよね。
主役の二人、特にジャマールは素人とは思えない、
とてもリアルな演技だったと思います。
ただ流れているニュースを何も考えずに見るだけではなく、
一つ一つの事を真剣に考える必要があるのではと思いました。
一人の力では動かせないものでも、
大勢の力が合わされば動かす事ができるんじゃないか、
そう考えるようになりました。
とても考えさせられる映画でしたね。

応援ポチ&TBありがとうございました(^^
こちらも後ほどTBさせて頂きますね。
【2008/04/06 12:42】 URL | Toy's #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://takhn.blog113.fc2.com/tb.php/123-6f4e355b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【映画 DVD】 イン・ディス・ワールド

今回は映画「イン・ディス・ワールド」。監督:マイケル・ウィンターボトム  2000 年、イギリスへの不法入国を試みた中国人58名がトラックの... Coffee and Cigarettes【2008/04/05 21:49】

イン・ディス・ワールド

[感想] アフガン難民の少年がパキスタンからロンドンまで亡命の旅をするロード・ムービーです。 ドキュメンタリータッチで撮られていてとてもリアルです。 なんでも現実にニュースで流れていた事件を監督が見て、 衝撃を受けた事で作られたらしいですね。 で... Swing Loose【2008/04/06 11:54】

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。