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Toy'sの映画感想ブログです。

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永遠と一日
答えが声だけで返ってくる、永遠と一日と―――


永遠と一日
原題: MIA AIWNIOTHTA KAI MIA MERA/ETERNITY OF A DAY

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製作年:1998年 製作国:ギリシャ、フランス、イタリア 134分
監督:テオ・アンゲロプロス
出演:ブルーノ・ガンツ、イザベル・ルノー、アキレアス・スケヴィス、デスビナ・ベベデリ
    イリス・ハチャントニオ、ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ

第51回カンヌ国際映画祭:パルムドール 受賞

【ストーリー】

重い病に侵された詩人アレクサンドレは全てのものに別れを告げ、明日病院に入院する決意をしていた。
そして3年前に去った妻アンナの手紙を手に愛犬とともに娘の家へ向かう途中で難民の少年と出会う。

【感想】

詩人の最期の一日を難民の少年との旅を通して、
現在、過去、未来、現実と夢、愛と旅立ちを描いた作品です。

映画の中に散りばめられた一つ一つの詩がこの作品の物語を構成しているのかと思いましたが、
観終えてみればこの作品自体が一つの詩なんだと感じました。


この作品は“映画”として観るのではなく“芸術”として観て頂く事をオススメします。

と言うのは、この作品に物語を求めると、とても混乱してしまうからです。
物語が無いわけではないのですが、現在と過去、現実と詩の世界が融合していて、
普通の物語として観ると非情に分かりずらい構成になっているからです。

テオ・アンゲロプロス監督は“”と“旅立ち”、“”と“”を物語で描くのではなく、
一つの“”として、“映像”と“言葉”で描きたかったのではないかと思います。

アレクサンドレを“”、難民の少年を“”の象徴として描き、
“旅“とは現実世界の2人の旅とアレクサンドレの魂の旅立ち、
アレクサンドレが詩と記憶にふけってしまい、亡き妻アンナの深い愛情に気がつかなかった“過去”への旅、
そして妻アンナへの“”の旅を象徴しているのだと思います。

自らの死期を悟り、偶然出会った難民の少年を送り届ける旅に出たアレクサンドレは、
”との決別、“過去”との決別と対峙し、現在、過去、未来を通してある一日にたどり着きます。

それはアレクサンドレの魂が解放され、永遠の旅に出る事を意味しているのだと感じました。

詩人にとって死は終わりでもなく始まりでもない。
詩人は“詩”の中で現在、過去、未来、全ての世界で生き続けるのです。

詩人アレクサンドレを演じたブルーノ・ガンツ
どんな作品でも自然な演技の中に深い人間の心理を表現できる素晴らしい名優だと思います。
今作でも“愛”と“旅立ち”、“生”と“死”に直面する詩人という難しい役柄を、
この作品と同じ一つの“詩”と感じられる素晴らしい演技で演じていました。
ブルーノ・ガンツ以外にアレクサンドレ役は考えられないですね。

この作品の監督であるテオ・アンゲロプロス
実は彼の作品を観るのは今作が初めてだったのですが、
この作品を観て、映画監督というよりは芸術家と呼んだ方が良いのではと思いました。
この作品は映画という枠を超えた、一遍の“詩”を壮大に詠い上げた芸術作品ですね。
映画という領域を超えた、芸術的感性を持つ素晴らしい監督だと思います。

この作品は第51回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しました。
とても芸術的な作品が受賞する映画際で、この作品がパルムドールを受賞したのは必然だったと思います。
今まで出会った事のない表現方法を持つ映画であり、“映画”という価値観が変わる映画ですね。
ある意味自分の中で“映画”という概念が崩れ去った映画でもあります。

全編に映し出される数々の美しい映像、詩を詠っているような美しいセリフの数々、
そして多くのメッセージを含んだ芸術作品として非常に完成度の高い作品です。


“映画”として観てしまうと非常に退屈な映画だと感じてしまうかもしれません。
そして現在と過去、現実と詩の世界が展開する物語に混乱してしまうと思います。
なので“映画”としては観ないで下さい。
“映画”を観るという概念は捨てて頂き、芸術作品を観る気持ちで観てほしいと思います。

目や耳で感じ取るのではなく、五感全てで感じるような感覚と言えば良いでしょうか。
美術館で絵画を鑑賞する時のような、オーケストラを聴いている時のような、
自分の中でとてもリラックスした自然な状態で是非観てほしいと思います。

物語を物語として観るのではなく、ただ感じるままに、自分の感性に身を委ねて観て下さい。
心に響くのではなく、魂に響き渡るような圧倒的な感動に包まれます。



評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
この作品!!
観たいんです!!
お互いに羨ましがってますね・・私達(笑)

実は、以前テオ・アンゲロプロス監督作品の特集をしていたんですが
そのときには、まだまだ未熟者の私は触手が働かなくて・・・(泣)
録画しておけばよかったと後悔しているのですが、未だ放送がないのです
今度放送があったら、絶対に録画するのに~~~とチェックしているところです

【2008/03/07 16:17】 URL | D #k0GcsowQ [ 編集]


>Dさんへ
お互いに好みの映画が似ているんですね~(^^
自分はカウリスマキ監督作品がまったく見つからず途方に暮れてますorz

たしかにテオ・アンゲロプロス監督作品は非常に崇高なイメージがあるので、
観るためには心の準備が必要ですよね。
自分も何年か前にDVDが発売されて観たのですが、
その時は映画として観てしまったので少々混乱してしまいました(^^;
改めて見直した時、この作品は映画ではなく、“詩”なんだと解釈しました。

とても芸術性が高い映画ですので、娯楽とか涙を誘う感動とかを期待せず、
五感全てで感じるように観てほしいと思います(^^
【2008/03/07 18:55】 URL | Toy's #- [ 編集]


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