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Toy'sの映画感想ブログです。

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パリ、テキサス
原風景のさすらいから、男は、愛を求めて帰ってきた


パリ、テキサス
原題: PARIS, TEXAS



製作年:1984年 製作国:西ドイツ、フランス 146分
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ハンター・カーソン
    ディーン・ストックウェル、オーロール・クレマン、トム・ファレリ

第37回カンヌ国際映画祭:パルムドール 受賞

【ストーリー】

テキサスの砂漠に実在すると言われている「パリ」を探して放浪の旅に出た男が、
4年間置き去りにしていた幼い息子と再会し、共に失踪した妻を捜す旅にでる。
サム・シェパードの脚本によるロード・ムービー。

【感想】

映画好きの間では名作と呼ばれ、ヴィム・ヴェンダース監督の最高傑作といわれるこの作品、
実は今まで観る機会がなく、このたび初めて鑑賞しました。

と言うのは近所のレンタルショップにはビデオしか置いていないので、なかなか手が出なかったんです。
いつもレンタルしようかどうか迷ったあげく棚に戻していたのですが、
棚の中に埋もれたビデオデッキを取り出し、クリーナーを何度もかけて準備をして、
ようやく鑑賞するに至りました(^^;

ロードムービーと言えばヴィム・ヴェンダース監督の代名詞ですが、
この作品は、まさにヴィム・ヴェンダース監督のロードムービーの
ひとつの頂点となった作品と言っても過言ではないと思います。


どこまでも広がる青い空、乾いた砂漠の大地、
ライ・クーダーのスライド・ギターの旋律、
乾いた映像と乾いた音楽が絶妙にマッチしていて、とても心地が良いんです。
そして芸術の域に達した素晴らしい映像の数々。

この作品は映画というジャンルの中で、一つの芸術作品となった貴重な作品であると思います。

映像や音楽だけではなく、物語の構成や演出、出演者たちの演技力、
心と体に訴えかける全ての要素が芸術的なのです。

特に印象的だったのは“”の色の使い方。
テキサスの砂漠をさ迷うトラヴィスの帽子の“”、
妻ジェーンのドレスの“”、
その他テーブルや椅子、車などこの作品でポイントとなるもの全てに共通する色が“”なのです。
この“赤”という色がこの作品の象徴なのだと感じました。

そして映像だけではなくとても印象的なシーンも沢山ありました。
ウォルト夫妻とトラヴィス、息子のハンターで8㎜映像を観るシーン。
トラヴィスとハンター、親子2人で歩く心温まる名シーン、
素晴らしい演出だと感じたマジックミラー越しで語り合うシーン。

映像、音楽だけではなく、物語に散りばめられた全てのシーンが本当に素晴らしかった。

家族愛、親子愛、夫婦愛、全ての“”が詰まっていて、
とても優しくて暖かい気持ちになる、そんな素晴らしい作品でした。

ヴィム・ヴェンダース監督の最高傑作である事に間違いはないですね。

ただ、ひとつだけ自分がどうしても納得の出来ない部分がありました。
それは・・・書いてしまうとネタバレしてしまうので、
この作品を観た方のみ、以下反転して読んで下さい。

※以下ネタバレ


どこまでも広がる青い空、どこまでも広がるテキサスの乾いた大地、
そこに流れるライ・クーダーのスライド・ギター、
心に残る名場面の数々、この作品の素晴らしいところを挙げると切がありません。
本当に素晴らしい作品だと思います。

ただ、どうしても納得のいかない部分・・・それはトラヴィスの最後の決断です。

これは賛否両論だと思いますが、妻と息子を置いて旅立って行くトラヴィスには
どうしても納得ができなかったんです。

それは自分がトラヴィスと同じ父親だからかも知れません。

自分はどんなに不器用でも、どんなに自分が駄目な人間だとしても、
妻や息子から離れる事は絶対にしません。

父親の責任とは、家族を守る事であり、妻と子供を守り続ける事だと思います。
そして子供を一人前の大人にするまで育てる事が親の一番の責任だと思うのです。

不器用でもいいじゃないか、

貧乏でもいいじゃないか、

一生懸命働いて、つつましく家族揃って生きてゆく、

そんな小さな幸せがあればいいじゃないか。

なのに、なぜ最後に逃げるんだよ・・・

エンドロールの中、そんな思いが自分の心の中に渦巻いていました。

マジックミラー越しに語った妻ジェーンへの狂おしいまでの愛する気持ち。
その愛によって家庭を崩壊させてしまい、
4年間失踪してしまったトラヴィスの一途で不器用な心。

たしかに、今からそれを修復するのは非情に難しい事だと思います。
ただ・・・逃げる前に努力をするべきではないか。

ジェーンの幸せ、ハンターの幸せを考えるのであれば、
それはトラヴィスが姿を消す事が最善の策では絶対にない。

父親として失格だとか、自分がいない方が良いだとか、
そんな考えは絶対にありえない。

トラヴィスに必要なのは家族のために生きること。

それ以外には絶対にありえない。

トラヴィスが2人の再会を見て去るエンディングには、
絶対に納得がいかないんです。



※ネタバレ以上


ネタバレ中の自分の想いを除けば、全てにおいてとても素晴らしい作品です。

この作品は全ての人に受け入れられる作品ではないと思います。
それはとても芸術性の高い作品であるという事でもあり、
Toy'sの様に納得の出来ない気持ちになる人もいると思うからです。

全編を通して映し出される素晴らしい映像、そして音楽、
見事な演出や構成、そして数々の名シーン。
この映画の素晴らしいところは数え切れません。

とても心温まり、そしていつまでも心に残る名作であることに違いはありません。

とにかく何も言わずに観てほしい、そんな作品です。
そして、この作品を観た方がどの様にに感じ、どの様にに思ったのか、すごく知りたいです。

ネタバレ内でいろいろ書きましたが、
きっとこれから何度も観るんだと思います。
年齢を重ねるにつれて、またこの作品に対する感じ方が変わってくるような気がします。
とても素晴らしい作品であり、とても魅力的な作品ですから。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
こんばんは
エンディングは、確かに納得できないと思います。私もそうでしたが、こんな風に考えて勝手に納得しています。
逃げたのではなく、まだ自信がなかったのだと・・・親子3人で幸せに暮らしたい、2度と幸せを失いたくないそんな思いはものすごくあったんだろうと思います。ただ、自らの過ちで幸せを壊した事が深い心の傷になっていて、その恐怖を克服して、きっと妻子の元へ帰ってくるという決心をして旅立ったんじゃないかな?と思います。そんな思いがあって、以前書いたこの作品の紹介記事で、続編が観てみたいと書きました。良い様に考えすぎかもしれませんが、未来のハッピーエンドを期待する方が楽しいかなと思っています。長々とすいません。
【2008/02/24 23:45】 URL | Whitedog #- [ 編集]


>Whitedogさんへ
いえいえ、沢山コメントを書いて頂いたほうが嬉しいです。
映画について語り合うのは大好きなので(^^

>未来のハッピーエンドを期待する方が楽しい
とても素晴らしい考え方ですね!
たしかに、つらい未来を想像するより、楽しい未来を想像した方が、
より映画を楽しむ事ができますよね。

Whitedogさんのおっしゃる通り、トラヴィスはまだ自信がなかったのかもしれないですね。
妻への愛と家族への思いはきっと昔から変わっていないのでしょう。
傷が癒され、恐怖を克服して2人の元へ帰ってくることを願いたいです。

ただ、自分にもハンターと丁度同じ歳の息子がいまして、
自分の家庭とトラヴィスの家庭がリンクしてしまい、トラヴィスがとても無責任に思えたのです。
失踪してしまった両親との4年越しの再会。
ハンターにとっては忘れられない日々となったのでしょう。
その忘れられない日々に、トラヴィスはもう一つ忘れられない思い出を残してしまいました。
まるでトラヴィスの父親のように・・・
だから、トラヴィスにはどんなに格好悪い父親でも良いから、
家族と共に暮らしてほしかった。
傷は癒されないかもしれない、許される事ではないのかもしれない、
だけど、それを償うのはトラヴィス自身であり、
その証とは家族を再生させる事なのではないかと思ったのです。

きっと彼は両親が愛し合った場所、テキサスのパリという現実とも空想とも
思える場所を探してさ迷っていたように、
トラヴィス自身の人生も常に現実と空想(愛する想い)の中をさ迷い続けているのかもしませんね。

いろいろ書きましたが、とても好きな作品である事に変わりはありません。
全てを通して暖かさと愛に溢れた素晴らしい作品だと思います(^^
【2008/02/25 13:31】 URL | Toy's #- [ 編集]


TBさせてください。
また、いろいろと映画談義しましょう。楽しかったです。

応援ポチして帰ります。
【2008/02/27 00:22】 URL | Whitedog #- [ 編集]


>Whitedogさんへ
TBありがとうございました(^^
こちらもTBさせて頂きますね。

ビデオが悪いのかデッキが悪いのか画質が悪く、
字幕が見づらいのと何度か画像が止まってしまったのもあったので、
DVDで再度しっかり鑑賞しようと思っています。

こちらこそ映画についていろいろと語り合えて楽しかったです。
是非また映画談義しましょうね(^^
【2008/02/28 09:53】 URL | Toy's #- [ 編集]


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