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Author:Toy's
Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

映画の感想は基本的にネタバレしないように書いています。
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Toy's CINEMA PARADISE
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お知らせです
当ブログを読んで頂いている皆様へ


皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ここのところブログの記事更新が滞っちゃってますが、
実は現在仕事がめちゃくちゃ忙しくて、
なかなかブログの記事を書けない状態に陥ってしまってます(^^;

映画もなかなか観る時間がなく、
起床→仕事→帰宅→風呂→夕飯→就寝→起床→仕事・・・・
という繰り返しの毎日。

唯一の心の癒しである映画が観れない日々が続いて、
仕事の忙しさにプラスしてストレスがたまりまくりです(^^;

なので、もうしばらくブログの記事更新が滞ってしまいそうです。
それほど長い期間にはならないと思いますが・・・

その間、リンクさせて頂いている皆様のブログには、
出来る限りお邪魔させて頂こうと思っております。

映画を観るのと同じで、いろいろな方の映画の感想を読む事も、
自分の中では癒しになっていますので(^^

落ち着いたら、またガンガン映画のレビューを書いていこうと思ってますので、
その時は、また宜しくお願い致しますm(__)m


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ONCE ダブりの街角で
ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ


ONCE ダブリンの街角で
原題:ONCE



製作年:2006年 製作国:アイルランド 87分
監督:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マイケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック
    アラスター・フォーリー、ゲオフ・ミノゲ、ダヌシュ・クトレストヴァ、ダレン・ヒーリー

2007年サンダンス映画祭:ワールドシネマ部門観客賞 受賞
2007年ダブリン国際映画祭 観客賞 受賞
第80回アカデミー賞:歌曲賞 受賞
第33回LA批評家協会賞:音楽賞 受賞

【ストーリー】

ダブリンで家業を手伝いながらメジャーデビューを夢見るひとりのストリートミュージシャンがいた。
彼女に振られてしまい、傷心の彼はある日、道端で演奏中にひとりの若い女性と出会う。
チェコからの移民で家政婦として働くその女性もずっとピアノを持つことを夢見ていた。
彼らは貧しいながらも、音楽という共通点で互いに惹かれ合うようになり、バンドを組むようになる。
そして人生の新たな希望とロマンスを見出すために共に歩み始める…。

【感想】

アイルランドの人気バンド「The Flames」の創立メンバーであり、
リードボーカルとギターを担当していたグレン・ハンザードが主人公を演じ、
同バンドのベースギターを担当していたジョン・カーニーが監督、
チェコから移民してきた女性役もプロのミュージシャンという、生粋の音楽映画です。

アメリカでわずか2館の公開だったこの作品は、
口コミで動員数を増やし、最終的には140館まで拡大、
サントラも全米チャート2位となる快挙を成し遂げました。

低予算でビッグネームも無い作品が数々の賞を受賞し、公開館数も増やし、評判も上々・・・
そう聞くと、ついつい期待して観てしまい、期待以上の作品でないと、
かなりガッカリしてしまうことが結構多いので、
今回はあまり期待をせず、前情報もほとんど頭に入れずに鑑賞しました。

率直な感想を書きますと、とても良かったです(^^

別れた彼女に未練を残すストリートミュージシャンと、
チェコから移民してきた女性との出会いを描いた、とてもシンプルな物語です。

この作品が他の作品と違うところは、主人公の心の動きを、
物語やセリフで伝えるのではなく、“歌”を通して伝えているというところです。

その“歌”が凄い。
ただの歌ではなく、そのひとつひとつの“歌”の中に魂を感じました。

自分は洋楽がすごく好きで、昔から沢山のミュージシャンの音楽を聴いてきましたが、
映画の中で、しかもその“歌”の中に魂を感じたのは本当に久しぶりでした。

主人公の心の変化や想いのほとんどが“歌”によって表現されるのですが、
ミュージカルのように突然歌いだすのではなく、
映画の中で歌っている場面やBGM的に流れる歌が、
そのひとつひとつのシーンにとても自然に溶け込んでいました。

監督、主演が本当のミュージシャンだけあって、
音楽の使い方が本当に素晴らしかったです。

そう言えば、何かの記事で主人公の男を、
キリアン・マーフィが演じる予定だったというのを読んだ記憶があります。
主人公を演じたグレン・ハンサードは、魂を感じる歌声や、
純粋な演技がとても良かったと思いますが、
少々歳が行き過ぎだった気もします(^^;
もし、キリアン・マーフィが演じていたら、
また全然違った作品になっていたのでしょうね。


ONCE=たった一度の出会い。


ダブリンの街角で、男と女は出会う。


その二人の間に芽生えたのは恋なのだろうか、愛なのだろうか、
それとも友情なのだろうか・・・

別れた彼女を忘れられず、メジャーデビューを夢見ながらも、
父親の家業を手伝いストリートで歌を歌う毎日を送る男。

夫と別れ、異国の地に希望を求めてアイルランドへ移民してきた女。

傷つき、問題を抱えた二人に訪れた、かけがえのないたった一度の出会い。

まったく別の世界に生きてきた二人は、音楽によって結びつけられ、
言葉に出来ない思いを“歌”に乗せて伝え合う。

それは、とても心地のよいハーモニー。

とても純粋で、とても美しく、とても心に響く歌声。

二人の微妙な距離が、音楽を通じて近づいてゆく。

とても美しく、とてもピュアな物語でした。

多少荒削りな部分や、ちょっと恥ずかしくなるようなセリフなど、
現実から少しズレているようなところもありましたが、
彼らの“歌”が、そんな部分を忘れさせてくれました。

“歌”“音楽”というものは、もの凄い力を持っているんですよね。
どんなに辛くても、苦しくても、悩んでいても、
“歌”“音楽”が癒してくれる。そして全てを忘れさせてくれる。

勇気や希望、心の豊かさをもたらしてくれて、
ONCE=たった一つの、かけがえのない出会いをもたらしてくれる。

そんな、とてつもない力が“歌”“音楽”にはあると思います。

もしかしたら、ある日どこかで、かけがえのない出会いがあるかもしれません。
それは自分のとって大切な人、かけがえのない友になるかもしれない、
かけがえのない仲間になるかもしれない、
そして、かけがえのない恋人になるかもしれない。

そんな素晴らしい出会いが、誰にも待っている・・・
この作品は、それを伝えたかったのではないでしょうか。

とても心地良い余韻が残る、とてもピュアな作品でした。



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>





ONCE ダブリンの街角で デラックス版

<CD情報>





ワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラック


<TRAILER>




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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

GOAL!
少年の夢は、みんなの夢になる。


GOAL!
原題:GOAL!



製作年:2005年 製作国:アメリカ・イギリス 118分
監督:ダニー・キャノン
出演:クノ・ベッカー、スティーヴン・ディレイン、アンナ・フリエル、アレッサンドロ・ニヴァラ
    マーセル・ユーレス、ショーン・パートウィー、トニー・プラナ、ミリアム・コロン
    デヴィッド・ベッカム、ラウール・ゴンザレス、ジネディーヌ・ジダン、アラン・シアラー
    スティーブン・ジェラード

【ストーリー】

プロを夢見てL.A.の地元サッカーチームで活躍するラテン系青年サンティアゴは、
ある日スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドの入団試験を受けるチャンスを得る。
父の反対を押し切り単身渡英し、逆境に苦しみつつも入団を果たした彼は、
今まで以上に熾烈な競争と困難に立ち向かっていく。

【感想】

映画史上初となるFIFA(国際サッカー連盟)公認のサッカー映画3部作の第1弾です。

現在第2弾までDVD化されて、あとは第3弾の公開を待つのみですね。
っと言うことで、まずは第1弾のレビューをしたいと思います。

実はToy'sは大のサッカー好きでして、国内では高校サッカーからJリーグまで、
代表ではU-17、U-20、U-23そしてA代表まで、全ての試合を必ずと言って良いほど見ています(^^
Jリーグでは創設以来“浦和レッドダイアモンズ”の大ファンです。

そして国内だけではなく、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、セリエAなど、
海外サッカーも見れる試合は大体見ています。

昔はこう見えても(って知っている人にしか伝わらないですけど)サッカー小僧だったんですよ。
しかもポジションはGKかFW。かなり極端ですが(笑)
「キャプテン翼」がめちゃくちゃ流行っていたので、サッカー人口は結構多かったんですよね~。
まぁ、いろいろありましてサッカーチームに入ったり、サッカー部に入ったりはしなかったのですが、
いつもサッカーばっかりやっていた記憶があります。

なので“サッカー”と言う文字を見ると、とても敏感に反応します(^^
たぶん“映画”と“ビリヤード”と言う文字とほぼ同じスピードで反応すると思います(笑)

えーっと、長々とサッカーについて熱く語ってしまいましたが、
この作品はToy's的には「ハスラー」と同じように、直球ど真ん中の作品だったんです。

しかもFIFA公認で現役のスーパースターが出演するって聞いたら、
もう観ないわけにはいきませんね(^^

物語はスポ根ものの定番中の定番、サッカー好きな青年のサクセス・ストーリーです。

メキシコの貧しい家庭で育った青年サンティアゴは、地元のサッカーチームの試合を偶然見ていた、
元英国ニューカッスル・ユナイテッドのスカウトマンにサッカーの才能を見い出され、
イギリスという異国の地でプロテストを受ける事になります。

ヨーロッパのサッカーチームへの入団を目指して海を渡る光景は、
いまや日本でも当たり前のように見かけますよね。
振り返ってみれば、キング・カズがジェノアに移籍し、中田秀がペルージャに移籍し、
その後は中村俊輔、小野伸二、稲本潤一、高原直泰などなど、
若手では森本貴幸、水野晃樹、本田圭佑などなど、
日本サッカー界を背負い立つ選手、そしてこれから日本サッカー界を背負う選手たち、
沢山の日本人選手がヨーロッパのサッカーチームで活躍しています。

おっと、またまた映画のレビューから脱線してしまいました(^^;
スミマセンね、サッカーバカなもんで(笑)

埋もれていたサッカーの才能を見い出された主人公サンディアゴが、
いろいろな逆境を乗り越え、サッカー選手として、ひとりの人間として成長してゆく姿を、
父親との確執、家族との絆、恋人との愛を交えて描いています。

もう、なんのひねりもない、定番なサクセス・ストーリーですが、
その定番でストレートな物語が逆に観ていて、とても気持ちが良かったです。
ここまで定番なストーリーを観たのは本当に久しぶりですね(^^

余計なものを描かずに、シンプルに、ストレートに主人公の成長を描いたからこそ、
とても純粋な心で見る事ができ、とても素直に感動出来たのだと思います。

その思いっきりベタで定番な物語の中で展開されるサッカーの試合映像は本当に凄いです。
実際にプレミア・リーグで撮影された映像は、迫力があり、臨場感があり、とてもリアルです。

チャウ・シンチーの「少林サッカー」のような超絶必殺技があるわけでもなく(笑)、
「キャプテン翼」のタイガー・ショットやスカイ・ラブ・ハリケーンのような、
スーパーシュートがあるわけでもない(笑)、とても臨場感溢れるリアルなサッカーが展開されます。

まぁ、サッカー好きな人から見ればツッコミどころも満載ですが、
そこはご愛嬌ということで、流してあげました(笑)

そして、もう一つの見所は当時の現役サッカー選手の出演ですね。
銀河系軍団“レアル・マドリード”のデヴィッド・ベッカム、ラウール・ゴンザレス、
そして将軍ジネディーヌ・ジダン!! そうそうたる顔ぶれですよね~。
なんか演技は思いっきり大根なんですが(笑)、
サッカーの歴史にその名を刻む事になる名選手たちの出演は、
サッカー好きの自分にとっては本当に嬉しい限りです。

そして主人公サンティアゴが入団する事になる、
プレミア・リーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドのアラン・シアラー!
めちゃくちゃ好きな選手なので、本当に嬉しかったですね~。

そういえば、リバプールのスティーブン・ジェラードも出演してましたね~。
本当になんて豪華な顔ぶれなんでしょうか(^^

続編の第2弾はDVD発売から結構時間が経ってますが、実はまだ観てないんですよ(^^;
近々観ようと思ってるんですが、今度はあの銀河系軍団レアル・マドリードに移籍するんですよね。

銀河系軍団・・・今では死語ですね(^^;
この当時は銀河系のメンバーだったので、一応そう呼ばせて頂きます(笑)

第2弾は近々観ようと思っているので、観ましたら、またレビューしますね(^^

この作品は、サッカーが好きな人は、めちゃくちゃ楽しめると思います。

また、サッカーの事をあまり知らなくても、ひとりの青年の成長物語として、
まったく問題なく楽しめると思います。

なのでサッカー好きな人にも、サッカーをあまり知らない人にも、オススメな作品です。

スポ根映画の定番中の定番な物語ですが、
そのストレートなサクセス・ストーリーに、とても素直に感動できます。

自分の信じる道を、自分の信念を持って突き進む事。

努力して、努力して、逆境をも自分の力に変える事。

自分の未来は輝いている事。

この作品は、これから大人になってゆく子供たち、そして若者たちへの、
そんな熱いメッセージでもあると思います。



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>





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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

28週後...
誰もが終わったと思っていた...


28週後...
原題: 28 WEEKS LATER



製作年:2007年 製作国:イギリス、スペイン 104分
監督:フアン・アルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル、ローズ・バーン、ジェレミー・レナー、ハロルド・ペリノー
    キャサリン・マコーマック、マッキントッシュ・マグルトン、ギモージェン・プーツ

【ストーリー】

感染すると凶暴性を引き起こし、ほかの人間を襲うようになるレイジ・ウィルスが猛威をふるう中、
ドンは妻のアリスらと山荘に籠っていた。
ある日、子供を追ってきたウィルス感染者たちに襲撃され、アリスは退路を断たれてしまう。
ドンはそんな妻を見捨て、命からがらボートで脱出する。
そしてウィルス発生から28週後、ロンドンでは軍の厳重な監視のもと、再建が始まっていたのだった。

【感想】

ダニー・ボイル監督のサバイバル・アクション・ホラー「28日後...」の続編です。

今回はダニー・ボイル監督は製作にまわり、
フアン・アルロス・フレスナディージョが監督を務めています。

作風が変わっちゃうかな?と思いましたが、物語の設定、スタイリッシュな映像、
グロテスクな残酷描写、痛烈な社会風刺や深い人間ドラマなど、
ダニー・ボイル監督が前作で作り上げたものが、
しっかりと残っていましたので、ちょっと安心しました。

今作は「28日後...」と同じ時期の出来事から始まり、
ウィルス発生から28週後のロンドンに舞台が移ります。

今回の主人公はある家族です。
レイジ・ウィルス発生時に旅行に出かけていたため助かった姉タミーと弟アンディの兄弟と、
レイジ・ウィルス発生時にロンドンに残っていた父親ドンと母親アリス。

彼らの家族愛が、恐ろしいレイジ・ウィルスの恐怖を再び引き起こしてしまう。

極限状態の中で一番心のよりどころとなり、頼りになる“家族愛”が、
裏目に出てしまい、恐ろしい事態を再び引き起こしてしまう・・・

そして、壮絶な修羅場と化したロンドンの街の再建と、
海外に非難していたイギリス人たちを保護する任務に従事していたアメリカ軍が、
対応の甘さからレイジ・ウィルスを拡散させてしまい、
再びロンドンの街が地獄絵図と化してしまう・・・

“愛”という力は本来、人々を救う力を持っていると思います。
しかし、その“愛”は、“愛”を信じる心がなければ意味がないですし、
歪んで捻じ曲がってしまった“愛”も意味がないと思います。。

この世の中には、あらゆる“愛”の形があります。
家族や恋人など人間同士の愛する心、動物や森林、海など自然に対する愛情、
住む場所や国への愛国心、同じ民族であることへの民族愛など、
“愛”の形はさまざまです。

この家族の姿は、まるでこの様々な“愛”の形の縮図の様に感じました。

そして、レイジ・ウィルスの拡散を許してしまったアメリカ軍の姿。
これは現在も進行中のイラク戦争の泥沼化した現状、
そして対テロ対策などの国家の危機管理体制への警告のように感じました。

もし、今このレイジ・ウィルスがこの世の中に蔓延したら・・・
この映画のよりも、もっと悲惨な現実が待ち受けているような気がしてなりません。

危機的状況、そして極限状態に立たされた時、
人間として、国としてどうあるべきか、そんな深いメッセージが、
この作品の裏側にあるのではないかと思います。

前作から引き継がれた社会風刺や人間ドラマと共に、
スタイリッシュな映像も健在、手振れを用いた緊迫感のある映像、
感染者たちとの戦いやグロテスクな映像は前作を超えて、さらにパワーアップしています。

とくにグロテスクさは前作を遥かに凌いでいるように思います。
感染者が爆発的に増えるシーン、ヘリコプターでの殺戮シーンなど、
残酷描写は前作以上でしたね。

中でも、再びレイジ・ウィルスが発症する最初のシーンは強烈でした。
グロテスクさもさることながら、その出来事自体が衝撃的で直視できませんでした(^^;

あと予告や公式ホームページでも流れる車の窓の外でもがき苦しむ女性感染者の映像。
あれはめっちゃ怖くないですか?夢にまで出てきそうなほど強烈でした(^^;

あと前半の綺麗に整備された芝生と美しい自然の景色の中で、
血まみれで血を吐きながら、あっちこっちから感染者たちが追いかけてくる映像は、
前作でも流れていた絶望的な音楽と共に、もの凄い恐怖を感じました。
ラストでも同じ音楽が流れますが、前作以上に絶望感と終末感に襲われました。

今回のメインである家族の父親ドンを演じたロバート・カーライル。
彼に情けない男を演じさせたら右に出る者はいないですよね(笑)
今回の父親ドン役も見事にそんなキャラクターですが、
その後のドンの末路が、とても意外な展開でめちゃくちゃ衝撃的でした。
え!? まさか? そうくる!? みたいな(^^;
最後まで家族を追い詰めてしまう、とても悲しい役柄でしたね。

前作に続き、レイジ・ウィルスの驚異を描くことで国や人類に対して警告を送り、
家族愛を通して人間としてのあり方を問う物語は、
やはり他の殺戮オンリーなホラー映画とは一線を画していると思います。

ただ、前作よりも人間の狂気というか人間性を描く部分が薄かったように思えます。
極限状態に立たされた家族の姿がメインで描かれていましたが、
家族の描き方で疑問に思うような部分も多々あり、
前作の方がキャラクターたちに感情移入して観る事ができましたね。
そこがちょっと残念だったかなぁ。

あとは前作よりも、恐怖感や喪失感を感じるのが少なかった気がします。
今回は最初からアメリカ軍に守られている設定なので、
前作のような、自分たちで何とか切り抜けなければいけない、という感覚が、
あまり感じられなかったからかもしれませんね。

ただ、ラストでは前作以上に絶望感と終末感に襲われます。
前作の「HELLO」の文字を観た時に感じた希望はどこえやら・・・

でも、前作のラストとはまったく違いますが、ほんの僅かな希望は残ります。

それは観てのお楽しみということで。

前作に引き続き、ホラー映画として、ウィルス感染パニック映画としては、
とても見応えのある作品だと思います。
そして前作と同様に、ただのホラー映画の枠には留まらない、
深い人間ドラマとメッセージ性を持つ作品だと思います。

前作「28日後...」と今作「28週後...」どちらもオススメの作品ですので、
観ていない方は是非両作品共観てみて下さい(^^

続編ができるかどうか分かりませんが、もし続編ができるのであれば、
やっぱり「28ヶ月後...」「28年後...」と続くのでしょうか(笑)


「28日後...」の感想はこちら


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>





28週後... (特別編)

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

28日後...
わずかな未来は始まっている。


28日後...
原題: 28 DAYS LATER...




製作年:2002年 製作国:イギリス 114分
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ、ナオミ・ハリス、クリストファー・エクルストン、ミーガン・バーンズ
    ブレンダン・グリーソン、レオ・ビル、リッチ・ハーネット、スチュワート・マッカリー

【ストーリー】

動物愛護活動家たちが精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染した実験用チンパンジーを
解放してしまい、その活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる・・・。
28日後、交通事故で昏睡状態だったバイク・メッセンジャーのジムはロンドン市内の病院の
集中治療室で意識を取り戻し、院内をさまようが人の気配がない。
人影を求めて街に出たジムは、そこで驚くべき光景を目にする・・・。

【感想】

先日『28週後...』を観たのでレビューを書こうと思ったら、
前作であるこの『28日後...』のレビューを書いていない事に気がつきましたので、
こちらのレビューを先に書こうと思います。

よくこの作品を“ゾンビ映画”と表現する人がいますが、
これは“ゾンビ映画”ではありません。

これは人間の精神を崩壊させ、即効性の怒りを爆発させる驚異のウィルスに犯された人間です。
ゾンビは人を食べちゃいますが、この作品のウィルス感染者は人を食べません。
暴力性に支配され、ターゲットが死ぬまで暴力を続けてしまう病気なのです。

血液や唾液などから直接感染し、感染者は約10秒足らずで精神が侵されてしまう。
まさしく、あっという間の出来事です。
あ、やられた!と思ったら、その次の瞬間感染している。
どうしよう・・・なんて考えている暇もない、そのすさまじい感染の速さは本当に恐ろしいです。

ビジュアル的には、目が充血し、血を吐きながら、どんなに怪我を負っても、
全速力で追いかけてきて、パワー全開で襲い掛かってくるので、
最近流行りの走るゾンビっぽい感じがありますけどね。

基本的には生きている人間が感染しますので、死んだ人間が生き返る“ゾンビ”とは違います。

っとゾンビとの違いを長々と語ってしまいましたが、
何故そこを強調するのかというと、この映画の趣旨がそこにあるからなんです。

この作品はホラー作品でありながらも、戦争や環境破壊、自然保護、動物愛護、
そして未知なるウィルスの驚異など、現在人類が直面している世界的な問題を、
テーマとしているからです。

しかしながら、往年のゾンビ映画へのオマージュ的なシーンが多数存在します。
ロメロ作品を知る人なら見覚えのあるシーンに気が付くと思います(^^

また、基本設定は違ってもゾンビ映画と同じく、
人間以外の者が世界を支配してゆく世紀末的展開、その人間以外の者との生死を賭けた戦い、
生き残った人間たちの生死を賭けたサバイバル、極限状態に追い込まれた人間の本性、心の葛藤、
そして人間同士の対立、などロメロ作品に通じる部分が数多く存在します。

そのロメロ監督作品に共通する強烈な社会風刺と、深い人間ドラマ。

それが、この作品の中にも感じられました。

この映画では、凶暴化するウィルスに感染した人々は、
あくまでも痛烈な社会風刺と、極限状態に陥った人々を描く事によって見える、
人間の本質、人間性を問う物語の、ひとつのアイテムでしかないのです。

これは物語全体を見ても分かります。
前半はよくあるゾンビ映画などと同じサバイバル・ホラーの展開ですが、
後半からはウィルス感染者との戦いではなく、人間同士の戦いが描かれています。

この後半の展開は凄い。
極限状態に追い込まれた人間は、内に眠る人間の本性を呼び覚まし、欲望に支配される。
そして内なる暴力性に目覚め、動物的本能に支配される。

ウィルス感染者はそのウィルスによって暴力性に支配されてしまいますが、
極限状態に陥った人間たちは、自らの理性を崩壊させ、暴力性に支配されます。

一見違うように見えますが、実はまったく同じなのではないでしょうか。

ウィルスに感染していなくても、自らの暴力性を解き放ってしまう。
ウィルス感染者の驚異という同じ状況に立たされた人々が、
ウィルス感染者ではなく同じ人間同士でいがみ合い、対立する。
そして、それは壮絶な戦いの幕開けとなる・・・

本当に恐ろしいのはウィルス感染者ではなく、人間なのだ。

この作品は、そう伝えたかったのだと思います。

特に主人公ジムは登場した時と最後の戦いの時では、まるで別人のようです。
人間の奥底に眠る未知なる自分・・・ジムの姿に人間の本性が見えた気がします。

この作品のもう一つの魅力は、やはり斬新でスタイリッシュな映像の数々ですね。
カット割りや手振れなどを用いた映像は、臨場感とスピード感を感じました。

最初の誰一人いない廃墟と化したロンドンの街並みの映像も凄かったですね。
最近では「アイ・アム・レジェンド」での誰もいないニューヨークの街並みが
ありましたが、こちらの方が先だったので、とても衝撃的でした。

映像と言えば、一番印象に残ったのが最後の方の雨の中の戦いのシーンですね。
何て言えば良いでしょうか、とても幻想的であり、スタイリッシュであり、
狂気に満ちている、とても恐ろしくて美しいシーンでした。

主人公ジムを演じたキリアン・マーフィの独特の雰囲気がまた、
そのシーンをさらに引き立てていましたね。
彼の不思議な魅力が、この作品にとても合っていたと思います。
また最初のシーンと最後の戦いのシーンでは、まったく別人のようになるジムを、
演じ分けた演技力は素晴らしいですね。
終盤のジムの演技は、ある意味、感染者たちよりも恐ろしかったです。

スタイリッシュな映像、斬新な発想、人間を描いたドラマ性、
いかにもダニー・ボイル監督らしいですね。
最初はダニー・ボイル監督がホラー?と少々不安がありましたが、
フタを開けてみればダニー・ボイル節が炸裂してましたね。
得体しれない恐怖と人間という生き物の恐怖を上手く描いていたと思います。

ウィルスに冒され、怒りと凶暴性に支配された感染者たちから逃れ、
決死の脱出を試みるサバイバル・アクション・ホラーとしても、とても見応えがあり、
またロメロ監督の「Of The Dead」シリーズのような強烈な社会風刺と、
極限状態に追い込まれた人々の心理状態、そして人間の狂気を描いた、
人間ドラマとしても、とても見応えがありました。

自分の家族や恋人、友人が目の前で感染したら、躊躇せずに殺さなくてはいけない。
ためらっていれば自分が殺される・・・
究極の選択を迫られる人々の心の葛藤、人間としてのモラル、倫理、
そして誰もが持っているであろう、人間の内なる狂気。

ただのホラー映画の枠には留まらない、深い人間ドラマを持つ作品です。

観る人によっては賛否両論な作品かもしれませんが、
自分の中では、最近のホラー映画の中で上位ランクに入る作品ですね。


と言う事で、次のレビューは続編の「28週後...」です。


「28週後...」の感想はこちら


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

呪怨 パンデミック
ついに始まる、恐怖の爆発感染。


呪怨 パンデミック
原題: THE GRUDGE 2



製作年:2006年 製作国:アメリカ 102分
監督:清水崇
出演:アンバー・タンブリン、アリエル・ケベル、ジェニファー・ビールス、エディソン・チャン
    宇野実彩子、サラ・ローマー、サラ・ミシェル・ゲラー、藤貴子、田中碧海、尾関優哉

【ストーリー】

東京に暮らす学生アリソンは友人のヴァネッサとミユキに連れられ、
呪われた幽霊屋敷といわれる有名な一軒家にやってくる。
ヴァネッサとミユキはふざけてアリソンを二階の押入れに入れると扉を閉めて彼女を閉じ込めた。
しかし手を放しても扉が開かなくなってしまう・・・。
一方カリフォルニアに住むオーブリーは姉のカレンが入院したと聞き日本にやってくる。
しかし病院でカレンはオーブリーの前で自殺を図ってしまう。
シカゴのアパートに住む小学生のジェイクは隣の部屋から聞こえる壁を叩くような不審な音を気にしていた。
それからアパートの住民が異常な行動をとるようになる。
日本のある一軒家からはじまった怨念はやがて世界へと爆発感染していく。


【感想】

ジャパニーズ・ホラー「呪怨」を清水崇監督自らハリウッドでリメイクし、
全米で大ヒットを記録した「THE JUON/呪怨」の第2弾です。

OVAの作品から数えると6作目にもなるんですね~。
自分は映画版「呪怨」「呪怨2」「THE JUON/呪怨」とこの作品の4作品しか観ていませんが、
新しく作るたびに怖さが薄れているように思えるのは自分だけでしょうか(^^;

まぁ、どの作品もパターンが同じっていうこともあって、
怖さ慣れみたいなのはあるんだと思いますが、
アメリカで撮り直した作品は特に日本人が感じる怖さが少なくなっているように思います。

今回は前作の「THE JUON/呪怨」の後日談で、
前作と同じく日本にある“呪われた家”がメインの舞台、
そして、そこにシカゴに住むある家族の物語が平行して描かれる展開となっています。

このシリーズの定番ですが、冒頭からアメリカからの女子留学生3人が、
よせばいいのに(笑)“呪われた家”に入り込んじゃいます。

この“呪われた家”に入り込んだ人は、必ず伽椰子&俊雄にとり憑かれてしまいます。
誰もいない場所から音が鳴ったり、誰かの影が動いた気配がしたり、
とても日本風な恐怖はしっかりと押さえています。

そしてお待ちかね、伽椰子&俊雄の登場です。
暗闇からいきなり出てきたり、暗闇からゆっくりとねっとりと出てきたり、
それはそれは、もう怖いったらありゃしません(^^;

からがら逃げ出しますが、彼女たちはもう呪われちゃってます。
一度“呪われた家”に入り込むと、もう伽椰子&俊雄からは逃げる事はできないのです・・・

ってな感じで、定番なパターンを押さえた展開から始まります。

そして前作で生き残ったアメリカからの留学生カレンが入院し、
その妹であるオーブリーが日本へとやってきます。

カレンの言動に不審を感じたオーブリーは、病院で出会ったジャーナリストのイーソンと共に、
またまた、よせばいいのに(笑)“呪われた家”に向かってしまいます。

そして何だかんだ定番な展開が繰り広げられます(笑)
ここは『呪怨』シリーズを観た方ならお分かりになると思いますが、
ひとり、またひとりと伽椰子&俊雄の餌食となってゆく展開が続きます。

そして伽椰子&俊雄の怨念は次第に拡がってゆき、ついには世界へと飛び出してゆきます。


う~ん・・・・どうなの?(笑)


日本で製作された劇場版『呪怨』の1作目を観た時は、正直怖かったです。
(スミマセン、かなりのビビリなので(^^;)

2作目も結構怖かったかなぁ、あまり内容を覚えていないんですけど(^^;

そして海外版の「THE JUON/呪怨」で、
日本版1作目の主人公をアメリカ人女性に変えただけのセルフリメイクなんだぁ、
あんまり怖くないなぁと思いましたが・・・

やっぱり、今作が一番恐怖度が低い・・・っていうか全然怖くなかった(^^;

なんて言ったらいいんでしょうか・・・

伽椰子&俊雄の出番が少なかったですし、
物語も単調で、次に起こることが先読みできちゃいますし、
伽椰子&俊雄の出現シーンの怖さがまったくなかったですし、
前作でも思いましたが「なぜ外人?」って感じですし、

怖いと感じる要素がとても少なかったんですよねぇ。

シリーズを通して思っていることなんですが、
伽椰子の「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
という呻き声を聞くとトラウマ級に怖いんですが、
俊雄の「にやぁ~」を聞くと、何故か笑ってしまいます(^^;
「にやぁ~」はきっと一緒に殺された愛猫だと思いますが、
「にやぁ~」は怖くないですよね(笑)

日本の“呪われた家”で起こる惨劇と、シカゴの家族に起こる惨劇が、
ラストで繋がる展開はなかなか良かったと思います。

あと、伽椰子の過去が判明し、
なぜあそこまで強大な悪霊と化してしまったのかが分かる部分も納得でした。

でも、ちょっと詰め込みすぎだったかなと思います。

定番な要素は押さえつつ、上記どちらかをメインに描けば、
もっとシンプルで怖い作品になったんじゃないかなと思いますね~。

なんか、このシリーズがどんどん怖くなくなっていくので、
非常に勿体無い気がします。

本編よりも予告を観た時の方が数倍怖かったです(^^;

続編がいくらでも作れる作品なので、今後も続いていきそうな気がしますが、
これからは、“呪われた家”を飛び出し、日本を飛び出し、
伽椰子&俊雄は世界でパンデミックするのでしょうか?

とても不安です(笑)

あ、レビューでこれでもかってくらい“怖くない”と書きましたが(笑)、
幽霊、心霊系がダメな方は、この作品も絶対無理だと思います。

あくまでも、前5作品を観ることが出来る人限定のお話ですので、
怖くないなら観てみようっかなぁ~という気持ちで観てしまうと後悔することになるかもしれません。

夜中にトイレに行けなくなってもToy'sは責任を取れませんので、ご注意下さいね(^^;


評価★★★★☆☆☆☆☆☆(10点満点中4点 …1点)


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楢山節考
親を捨てるか、子を捨てられるか。


楢山節考



製作年:1983年 製作国:日本 131分
監督:今村昌平
出演:緒形拳、坂本スミ子、あき竹城、倉崎青児、左とん平、辰巳柳太郎、深水三章、清川虹子
    江藤漢、常田富士男、小林稔侍、三木のり平、ケーシー高峰、賠償美津子

第36回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール 受賞

【ストーリー】

信州の山深い寒村。いまだ元気に働くおりんだったが、今年、楢山まいりを迎えようとしていた。
それは、70歳の冬に皆、息子に背負われ楢山へ捨て置かれるという村の掟のこと。
神に召されると喜ぶおりんに対し、息子・辰平は気持ちの整理がつかない……。

【感想】

第36回(1983年)カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した今村昌平監督作品です。

深沢七郎の同名小説を映画化した作品で、
1958年の木下恵介監督作品に次ぐ2度目の映画化となります。

久しぶりに日本映画を観て、とてつもなく大きな衝撃を受けました。

現代社会ではありえない、姥捨て、間引き、村八分など、
文明とは程遠い寒村の掟を通して、人間の持つ欲望や残酷さを、とてもリアルに描いています。

そして村人たちに常に付きまとう“死”。
過酷な生活の中で精一杯生きる村人たちは、常に“死”と隣り合わせであり、
常に“死”と向かい合い、常に“死”を感じている。

その“死”の生々しさは、本当に衝撃的でした。
田んぼに捨てられた嬰児の遺体、村の掟を破った家族への報復、
細く荒れ果てた道を一歩踏み外しただけで、そこには“死”が待ち受けている・・・

最初から最後まで映画全体に“死”の臭いと絶望感が漂っていました。

そして、その絶望感と“死”の臭いと共に、
人間の持つさまざまな欲望を包み隠さず、まざまざと見せ付けられます。

過酷な生活の中で必死に食料を蓄える村人たち。
普段の生活の食料と共に過酷な冬を乗り越えるために必要な食料までも確保しなければならない。
家族を養うため、自分自身が生きるために・・・

しかし、人間という生き物はとても愚かな生き物なんだと思える出来事が起きます。
村の掟を破り、他の人々の食料を拝借していた家族に対して村人たちがとった行動。
その残酷な報復は、とても直視して見ることが出来ませんでした。

文明とかけ離れた寒村であるからこそ、村自体の結束力がとても強い。
人間の生死よりも、村の掟が最優先される。
“村社会”の厳しさがとてもリアルに伝わってきました。

その食欲と同じく、人間の持つ欲求のひとつである性欲。
これも、村社会という限られた暮らしの中で生々しく描かれていました。
普通の描き方とは違う、生々しくエロティックな描写は今村監督流なのでしょうね。

過酷な生活の中で精一杯生きている村人たち。
村社会の掟を守り、欲望を満たして生きてる。

物語の間に挿入される蛇や蛾の交尾シーンや蟷螂の共食いシーンは、
まるでこの村人たちを象徴しているかのようでした。

人間とは特別な存在なのか?

虫や動物たちと何が違うのか?

そう問いかけられているように感じました。

しかし、この過酷で絶望感が漂う物語の中で唯一“人間”を感じる存在が、
楢山まいりを迎えようとしているおりんでした。

息子や孫たちの生活のために、自らの命を神へと捧げます。

そして山へゆく前に、おりんがとった行動は全て家族のためでした。
その数々の行動の中に、とてつもなく大きな“愛”を感じました。

おりんは自分のためではなく、息子や孫、家族のために生きていた。

欲望を満たすという人間の本質、生き物の本質をさらに超えた、
真の愛情が、そこにありました。

村の掟に従い母親おりんを楢山へと連れてゆく息子の辰平。
彼もまた心優しく、家族想いな男です。

妻を亡くした彼は母親や息子や弟の面倒を見ながら懸命に働いています。
誰にも言えないつらい過去を背負いながら。

家族のためであっても、自分の母親を山へ置き去りにしなければならない。
辰平の心はとてつもなく苦しかったに違いありません。

愛する家族のために、愛する母親を背負い山へと向かう息子。

愛する家族のために、愛する息子に背負われ山へと向かう母親。

そこに見える、とてつもなく大きな親子愛。

母親を背負い、道無き山を越え、たどり着いた場所。

そこはまさにこの世の場所とは思えないほど壮絶な場所でした。
今もそのシーンが頭の中に焼きついて離れません。
とても衝撃的なシーンでした。

おりんの息子、辰平を演じた緒形拳。
彼の演技力は本当にすごい。
寒村で懸命に生きる一人の村人をとてもリアルに演じていました。
まるで、本当にそこに住んでいる人間かと思えるくらいに。
そして母親を山へ連れてゆかなければならない心の葛藤を、
少ないセリフの中で、体と表情、全てを用いて表現していました。
その圧倒的な演技力と存在感は言葉では言い表せません。

そしておりんを演じた坂本スミ子。
演じた当時は緒形拳とさほど変わらない年齢だったので、
70歳には見えませんでしたが、楢山まいりを迎える歳になっても、
体が不自由になる事も無く健康体であったと言う設定であれば、
無理な役柄ではなかったかなと思います。
この役のために本当に歯を抜いたというエピソードを聞いて、
坂本スミ子という役者魂と、彼女にそこまでさせるような、
この物語のとてつもない深さと魅力をあらためて感じました。

そして、この作品を撮り上げた今村昌平監督。
人間の姿を表も裏も包み隠さず描き、人間本来の姿をさらけ出すことによって、
人間の本質に迫った演出は本当にすごい。
人間を描かせたら今村昌平監督の右に出る者はいないと思います。

姥捨てや村社会を通して、人間という生き物を真正面から描き、
欲望という動物的な本能と、愛情や思いやりという人間的な本能を、
上手く対比させながら描いた今作は、まさに“人間賛歌”なのではないでしょうか?

ここまで人間を描いた作品は今まで観た事がありません。

ここまで人間の本質に迫った作品は今まで出会った事がありません。

深い。とても奥が深い。

そして、凄い。本当に凄い。

もう、このような言葉しか出てきません。

この作品は、間違いなく日本映画の中でも傑作のひとつであると思います。

軽い気持ちでは観る事はできません。
人間の本質、欲望、生と死、そして愛。
人間が持つあらゆる要素が、この映画に凝縮されています。

自分は人間なんだと、当たり前のことを思い知らされます。

とてもリアルであるがために、目を背けたくなる場面が沢山あります。

でも、そこで目をそらしてしてはいけないのだと思うのです。
しっかりと自分の中に、その人間の本質を受け入れる事が大切なのです。

そして、人間の汚い部分や清らかな部分をまじまじと見せ付けられ、
“死”の臭いと絶望感に包まれた物語の先にあるものを感じるのです。

生の尊さを。

生の力を。

生き抜く力を。


評価★★★★★★★★★★(10点満点中10点 …1点)

パーフェクト!!Toy's殿堂入りです!!



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楢山節考

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楢山節考 (新潮文庫)



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

うなぎ
男、一人。女、一人。うなぎ一匹。


うなぎ



製作年:1997年 製作国:日本 117分
監督:今村昌平
出演:役所広司、清水美砂、柄本明、田口トモロヲ、常田富士男、倍賞美津子、市原悦子
    佐藤允、哀川翔、小林健三、河原さぶ、深水三章、小沢昭一、寺田千穂

第50回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール 受賞

【ストーリー】

かつて妻の浮気に逆上し、妻を殺してしまった男:山下拓郎。
以来、極度の人間不信に陥った山下は仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、
本音を明かす唯一の存在は刑務所で捕まえた一匹の“うなぎ”だけ。
ある日、山下は河原で自殺未遂の女性:桂子を助ける。
桂子は恩返しにと理髪店の手伝いを申し出て、山下は渋々雇うことにするが・・・

【感想】

第50回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した鬼才:今村昌平監督作品です。

パルム・ドールを受賞した時はこの系統の映画に興味がなく、
しかも邦画にも興味がない時期でしたのでスルーしていた作品なのですが、
嫁さんが今村昌平監督作品の『楢山節考』が観たいと言い出したのがキッカケで、
まずは『うなぎ』を観てみようということになり、ようやく鑑賞することになりました。

今村昌平監督作品を観るのはこれが初めての作品なのですが、
この作品を観て、今村監督はすごく人間を描くのが上手いなぁと感じました。

嫉妬や妬み、憎しみ、猜疑心、そして優しさや思いやり、愛情など、
人間の心に潜む光と闇、表と裏を包み隠さず映し出し、
一人の男が再生してゆく様をしっかりと丁寧に描いていました。

そして今村監督独特の世界観がありますよね。
人間の本質を追求し、その人間の持つあらゆる欲望を、
時に泥沼の人間関係で、時にエロティックな描写で表現していますよね。

人間という生き物を決して綺麗事だけではなく、
泥臭く、そして生々しく描けるのは、
今村監督が本当に人間という生き物が好きなんだということの現れなんだと思いました。

この作品の主人公:山下拓郎は妻の浮気を許せず、妻を殺害してしまいます。
そして、その出来事によって極度の人間不信となり、仮出所後も町の人々との交流を避け、
刑務所で捕まえた一匹の“うなぎ”だけが彼が本音を話せる唯一の存在となります。

刑務所内で手に職をつけ、理髪店を営みはじめますが、
人々との交流を避け、淡々とした日々を過ごします。

そんなある日、山下は河原で自殺をしようとした女性:桂子を助けます。
その恩返しに山下の理髪店の手伝いをしたいと申し出る桂子を、
山下は渋々雇うことにするが・・・

心に傷を負い人間不信となった男。
愛に裏切られ自らの命を捨てようとした女。

心に大きな傷を持った二人が出会い、心と心を交流することにより、
お互いの心の奥底に沈んでしまった人間性を次第に取り戻して行きます。

妻の浮気を許せず殺害してしまった山下は、
妻をしっかりと見ていなかったと同時に、自分自身も見えていなかったのでしょう。
自らの狭い世界に生きていた山下は、その事件をキッカケに、
とても広く深い世界を知ってゆきます。

狭い世界で信じていたものを見失い、
とても広い世界で信じるべきものを知る。

山下は人間性を取り戻して行くと同時に、
大人として、そして人間として成長してゆくのです。

そして愛に裏切られ自らの命を絶とうとした桂子。
山下と出会い、本当の優しさ、人間らしさ、自分の生きる意味を知り、
自らの問題に立ち向かってゆきます。
桂子もまた、大人として、そして人間として成長してゆくのです。

人間という生き物の奥深さが、そこにありました。

主人公の山下拓郎を演じた役所広司はまさにハマり役でしたね。
セリフや演技だけではなく、表情ひとつで感情を伝えてしまう演技力は、
本当に凄いと思いました。
最初の表情と最後の表情では、まったく違った人物に見えるほど、
山下という人間の成長が顔の表情だけで伝わってきました。
現在の日本が誇る名優の一人だと思います。

桂子を演じた清水美沙も透明感のある演技で良かったと思います。
桂子の設定がちょっと古い女性的なイメージがあって、
今の時代にはちょっと合わないなぁと思いましたが、
きっと今村監督の女性像が桂子のような女性なんでしょうね(^^

あと山下と同じく仮出所した男:高崎を演じた柄本明。
この作品の中で一番異彩を放っていて、一番人間の本性がむき出しの男。
このとてもぶっ飛んだキャラクターは彼の真骨頂ですよね。
山下と相反する位置に存在し、山下の心の内を表現するための、
とても重要なキャラクターを見事に演じきっていました。

その他、田口トモロヲ、佐藤允、哀川翔など個性的な役者たちが、
それぞれ個性的なキャラクターを演じて脇を固めています。

そしてこの作品のタイトルでもある“うなぎ”。
この“うなぎ”という存在の使い方がとても上手いです。

主人公山下が人間不信となってから唯一の話相手である“うなぎ”。
“うなぎ”との交流と山下の人間性の回復を上手く反比例させ、
山下の成長を表現する一つのアイテムとなっています。

そして、“うなぎ”の性質と人間の生き様を比例させ、
そこに人間が生きることの真理を見い出す役割にもなっています。

人間の本質、人間性という重いテーマが題材となっていますが、
今村監督流のユーモアと優しさによって、
ラストではとても温かくて柔らかな余韻に包まれます。

欲望や嫉妬、妬みや憎しみといった人間の本質、
人間の汚い部分も全て包み込むような、優しさがそこにあります。

人間が生きて行くためには辛く厳しい現実があります。
どんなに辛い出来事や厳しい出来事があっても生きてゆかなければなりません。
極端に言えば、人間は業や欲の塊です。
でも、それに相反する場所に優しさや思いやる気持ち、愛があります。

そんな表も裏も全てひっくるめて、人間って素晴らしいなぁと思える作品でした。

この作品は第50回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しました。
人間を愛しているからこそ、包み隠さず描くことができる人間の本質。
今村監督の人間への愛が、この作品を受賞へと導いたのでしょう。

パルム・ドールを受賞した他の作品から比べると、
とても分かりやすく、観やすい作品だと思います。

とは言っても、今村監督独特の世界観のある作品ですので、
やはり一般的に受け入れられる作品でもないのかなとも思います。

世界に認められた作品ですが、とても日本映画らしい、
日本人の映画だなぁと感じました。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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うなぎ 完全版

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ピンク・フラミンゴ
そそりたつ芸術。


ピンク・フラミンゴ
原題: PINK FLAMINGOS



製作年:1972年 製作国:アメリカ 92分
監督:ジョン・ウォーターズ
出演:ディバイン、デヴィッド・ローチャリー、ミンク・ストール、エディス・マッセイ
    メアリー・ヴィヴィアン・ピアース、チャニング・ウィルロイ

【ストーリー】

凶暴な殺人鬼・ディヴァインは、バブス・ジョンソンと名前を変えて、
母親と息子、そして友人と共にトレーラー・ハウスで静かな生活を送っていた。
彼女の“地上で最も破廉恥な人間”という悪名に嫉妬するマーベル夫妻は、
娘をスパイに送り出し、ディヴァインを“地上で最も破廉恥な人間”の座から
引きずりおろそうと計画する。


        ※注意※
 
これからこの映画のレビューを書きますが、
とても気分を害すような表現が含まれております。
     
また、この映画自体も万人に受け入れられることのない、
強烈で非常識的、非倫理的な描写で構成されておりますので、
読み始めて駄目だなと思ったら、読むのを控えて下さい。     
よろしくお願いします。



【感想】

観てしまいました(^^;

伝説的カルト映画の名を欲しいままにしているこの作品、
その理由が分かりました。

ジョン・ウォーターズ監督、変態過ぎです(笑)

「エル・トポ」と並び、伝説のカルト映画として有名でしたので、
いつか観てみたいという思いがありまして、
このたび初DVD化されたと同時に鑑賞しました。

これは、何ていったら良いんでしょうか・・・

もう、変態異常お下劣最低おバカエログロ能天気映画としか思いつきません。
(沢山思いついてますが(笑))

本当に信じられないくらい本物の変態映画でした(^^;

世の中のタブーとされている事を平然とやってのけてます。
しかも、まったく躊躇ぜず、やりたい事を全開でやってのけた感じです。

低予算らしいチープな映像、強烈なキャラクターたち、
物語らしい物語がない物語(笑)、目を背けたくなるような変態行為の数々、
なんでしょう、もう悪夢のような展開が怒涛の如く永遠と続いてゆきます。

物語の基本は上記のストーリー欄の通り(笑)

本筋の物語よりも、お下劣な変態ワールドが映画のほとんどを占めています。

昔からいろいろと噂を聞いてましたが、まさかここまでとは・・・

本当に衝撃を受けました(^^;

全編がもう変態の雰囲気が漂いまくっているのですが、
その中でも強烈だった場面・・・
これはいろんな方がこのブログを読むことを想定して反転文字にしておきます。


伝説の犬のう○こ食いシーン、伝説の肛門ダンス、伝説の鶏交えた3P。


いやいや、度肝を抜かれました。
ここまでやるとは(汗)

主人公ディヴァインのビジュアルから強烈ですが、
そのビジュアルが普通に見えるくらい、悪夢の変態映像の方が強烈でした(^^;

決して常識ある人には受け入れられる事はないでしょう。
この作品をアートと呼ぶ人もいると思いますが、
たしかにある意味アートなのだと思います。
でも、それは常識を超えた世界でのお話ではないかと思います。

これをアートと呼んでしまうと、素晴らしいアートな世界を持つ映画を、
完全否定してしまうように思えるんです。

本当に最低な映画です。

でも、なぜかまた観たくなります(^^;

いや、すぐにまた観たいとは思わなかったですよ(汗)

いつまでも頭に残っているというか、
いくら体を綺麗に洗っても、アロマテラピーで精神的にリラックスしても、
思いっきり爆睡しても、バッティングセンターで打ちまくって発散しても、
レッサーパンダの赤ちゃんの可愛い動きに癒されても、

まったく体から落ちない頑固な汚れのように、まとわりついて離れないんです(^^;

そして、超最悪な映画だったよなぁ、と思いつつ、
どれだけ最悪だったのかもう一回観て確認してみよう、みたいな感覚になります。

なんなんでしょう、自分でも恐ろしいと感じるこの変な魅力は・・・
凄い臭いものを嗅いだ後に、また怖いんだけど確認でもう一回嗅いでしまうような、
そんな感覚に近いかもしれません(笑)

この作品ははあまり多くを語る作品ではないですね。

でも、「皆さんの目で確かめて下さい」とは絶対に言えません(笑)

もし、どうしても観てみたい、
そんなに言われたらどんな映画なのか気になって夜も眠れないから観てみたい、
なんかすごそうだから興味わいてきたなぁ~、ちょっと観てみようかなぁ、
どんな映画でも全然動じません、だから観る!、
ちょっと気が引けるけど、怖いもの観たさで観てみようっかなぁ~、

っと思っているあなた!!

観る時は本当に、本当に心して観て下さい。
気軽な気持ちで観ると、絶対に後悔しますよ(^^;

もし、誰かと観ようと思っている人がいたら、本当に大切な人とは一緒に観ないで下さい。
あなたの人間性を問われてしまいます。

自分は嫁さんと観ましたが、観る前に十二分説明しました(^^;
あまりに酷い内容だと脅しを入れまくったので、
「そんなの観せるんじゃ、映画離婚になるかもよぉ( ̄ー ̄;)」
と逆に脅されましたが(焦った)、説明が十二分に効いたのか、
観終えた後は思いっきり苦虫を噛み潰した顔をしてましたが、最悪の事態は逃れました(^^;

まるで若手のお笑い芸人のような体を張った体験に、誰か惜しみない拍手を(笑)

っという、自分の経験を皆様にも分かって頂いた上で、
この映画を観るかどうか決めてください。

もしかしたら、めちゃくちゃハマるかもしれません。

もしかしたら、不快感を感じ気分が悪くなるかもしれません。

でも、これだけは覚悟しておいて下さい。
とてもお下劣で、下品で、変態で、最低で、おバカで、能天気で、倫理観が崩壊している作品です。
メッセージ性も、得るものも、考えさせられる事も一切ありません(笑)

でも、もしかしたらこれがこの映画の最高の褒め言葉なのかもしれませんね(^^;


評価☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10点満点中0点 …1点)
※0点は評価の付けられないカルト映画という意味です。

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ピンク・フラミンゴ ノーカット特別版


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