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Toy'sの映画感想ブログです。

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デス・プルーフ in グランドハウス
ドレスコードは、スリルとスピード


デス・プルーフ in グラインドハウス
原題: Quentin Tarantino's Death Proof



製作年:2007年 製作国:アメリカ 113分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン、シドニー・ターミア・ポワチエ
    ゾーイ・ベル、マイケル・パークス、メアリーエリザベス・ウィンステッド、イーライ・ロス

※R-15指定作品です。

【ストーリー】

愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘うスゴ腕のスタントマンであり、
変質的殺人鬼のマイクと彼に狙われた美女たちとの決死の攻防をB級テイスト満載で描く。

【感想】

タランティーノ監督のタランティーノ監督らしい、タランティーノ監督節が炸裂した、
これぞまさにタランティーノ映画!!が久しぶりにやってまいりました(笑)


タランティーノ監督が敬愛する1970年代から1980年代に量産された
B級アクションやB級ホラーをリスペクトした、まさにタランティーノ監督らしい作品でした。

グラインドハウスとは低予算のB級映画ばかりを2、3本立てで上映する映画館の総称です。
この作品はグラインドハウス映画特有の傷やブレ、リールのダブりもあえて再現しています。
決して本当にフィルムに傷がある訳でも、DVDに傷がついている訳でもないですからね(笑)

そのグラインドハウス映画を再現しようと、盟友ロバート・ロドリゲスとタッグを組んで作ったのが
この「グラインドハウス」という企画です。

もう彼はこの路線で突っ走ってほしいですね(^^
物語の繋がりや細かい設定など関係ない、ただ面白ければそれでいい!!
って感じのまったく無責任な映画なんですが、それでいいんです。

心に響く感動作や深く考えさせられる映画も大切ですが、
ポップコーンとコーラを手に何にも考えずに映画を観れる・・・
そんなおバカ映画も必要なんです(^^

映画っていうのは、娯楽を追及して多くの人々を楽しませ、
現実にはない世界を作り出し、
夢の世界や空想の世界で現実逃避できるものでもあると思うんです。

それは物語や世界観がしっかりと作り出され、脚本や演出もしっかりと練られた映画もあります。

でも物語がぶっ壊れた、ツジツマも繋がりも関係ない、
面白さや爽快感を求めるだけの映画だからこそ、
何も考えずに頭を空にして素直に楽しむことができますよね。
深く考えずにスッキリ爽快、ストレス発散できる映画も必要なんですよね(^^

そんな映画を今現実にできるのは、
やっぱりタランティーノ監督以外いらっしゃらないでしょう(笑)


今作はそう言う意味でも、本当にタランティーノ監督らしさが爆発してますね(^^

愛車“デス・プルーフ”を乗り回す変質的な殺人鬼スタントマン・マイクの暴走。
男性諸君を虜にするイケイケねーちゃんたちのバツグンのスタイルを執拗に描写した映像。
イケイケねーちゃんたちの永遠と続くんじゃないかと思うタラい会話。
スタントマン・マイクとイケイケねーちゃんたちの激しい攻防戦。
そして怒涛の如く展開する激しいカー・アクション!!

B級テイスト満載で、面白いと思えるものを次から次へとつぎ込んでいるような、
まさに何でもアリの“スーパーごった煮”映画ですね。

そんな物語のツジツマも繋がりも関係ない映画なのですが、
それがただの駄作にならないのがタランティーノ監督の凄いところですね。

1970年代から1980年代のB級映画のように多くの人々から忘れられてしまった作品とは違い、
ただぶっ壊れるのではなく、細部まで入念に考え抜かれたぶっ壊れ方をしてます。

それが凄い。

本当に楽しんで作ったんでしょうねぇ。
楽しめてなかったら、こんな作品は出来上がらなかったでしょうね(笑)

変質的な殺人鬼スタントマン・マイクを演じたカート・ラッセルも、
危ない役柄を実に楽しそうに演じているように見えました(^^
何となくカート・ラッセルってアメリカ映画のヒーロー的イメージがありますが、
こんなぶっ壊れた役もなかなかハマっていて良かったですね。
変質的な殺人鬼なのに、何故か人間味があって、どこか憎めない(いや、憎めるか(笑))、
そんなヘンテコキャラクターでした(^^

まぁ、とにかく何も考えずに観て下さい。それしか言い様がありません(笑)

B級テイスト満載の連続殺人鬼の物語が見たい方、
イケイケねーちゃんたちのバツグンのスタイルが見たい方、
どーでもいい話を、どーでも良く見たい方、
「何でやねんっ!」「アホかっ!」「ありえね~」「そうきたか!」などなど、
ツッコミ入れながら映画を楽しみたい方、
CG処理に頼らない生身のカー・チェイスを見たい方、
車が好きな方、
やっぱりタランティーノ監督は最高!!って方、
そんな方々にはとってもオススメな作品です(^^

あ、いや、それ以外の人たちにもオススメですよ(笑)

ただ、B級テイスト満載の映画があまり好きではない方がイライラしている時に見ると
ストレス発散どころか、ストレス溜りまくるかもしれませんが(^^;

この作品を観て一つだけ言える事は、
タランティーノ監督はこのまま我が道を突っ走ってほしい、それだけです(^^v



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


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デス・プルーフ プレミアム・エディション

グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】

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オリジナル・サウンドトラック デス・プルーフ in グラインドハウス


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

パリ、テキサス
原風景のさすらいから、男は、愛を求めて帰ってきた


パリ、テキサス
原題: PARIS, TEXAS



製作年:1984年 製作国:西ドイツ、フランス 146分
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ハンター・カーソン
    ディーン・ストックウェル、オーロール・クレマン、トム・ファレリ

第37回カンヌ国際映画祭:パルムドール 受賞

【ストーリー】

テキサスの砂漠に実在すると言われている「パリ」を探して放浪の旅に出た男が、
4年間置き去りにしていた幼い息子と再会し、共に失踪した妻を捜す旅にでる。
サム・シェパードの脚本によるロード・ムービー。

【感想】

映画好きの間では名作と呼ばれ、ヴィム・ヴェンダース監督の最高傑作といわれるこの作品、
実は今まで観る機会がなく、このたび初めて鑑賞しました。

と言うのは近所のレンタルショップにはビデオしか置いていないので、なかなか手が出なかったんです。
いつもレンタルしようかどうか迷ったあげく棚に戻していたのですが、
棚の中に埋もれたビデオデッキを取り出し、クリーナーを何度もかけて準備をして、
ようやく鑑賞するに至りました(^^;

ロードムービーと言えばヴィム・ヴェンダース監督の代名詞ですが、
この作品は、まさにヴィム・ヴェンダース監督のロードムービーの
ひとつの頂点となった作品と言っても過言ではないと思います。


どこまでも広がる青い空、乾いた砂漠の大地、
ライ・クーダーのスライド・ギターの旋律、
乾いた映像と乾いた音楽が絶妙にマッチしていて、とても心地が良いんです。
そして芸術の域に達した素晴らしい映像の数々。

この作品は映画というジャンルの中で、一つの芸術作品となった貴重な作品であると思います。

映像や音楽だけではなく、物語の構成や演出、出演者たちの演技力、
心と体に訴えかける全ての要素が芸術的なのです。

特に印象的だったのは“”の色の使い方。
テキサスの砂漠をさ迷うトラヴィスの帽子の“”、
妻ジェーンのドレスの“”、
その他テーブルや椅子、車などこの作品でポイントとなるもの全てに共通する色が“”なのです。
この“赤”という色がこの作品の象徴なのだと感じました。

そして映像だけではなくとても印象的なシーンも沢山ありました。
ウォルト夫妻とトラヴィス、息子のハンターで8㎜映像を観るシーン。
トラヴィスとハンター、親子2人で歩く心温まる名シーン、
素晴らしい演出だと感じたマジックミラー越しで語り合うシーン。

映像、音楽だけではなく、物語に散りばめられた全てのシーンが本当に素晴らしかった。

家族愛、親子愛、夫婦愛、全ての“”が詰まっていて、
とても優しくて暖かい気持ちになる、そんな素晴らしい作品でした。

ヴィム・ヴェンダース監督の最高傑作である事に間違いはないですね。

ただ、ひとつだけ自分がどうしても納得の出来ない部分がありました。
それは・・・書いてしまうとネタバレしてしまうので、
この作品を観た方のみ、以下反転して読んで下さい。

※以下ネタバレ


どこまでも広がる青い空、どこまでも広がるテキサスの乾いた大地、
そこに流れるライ・クーダーのスライド・ギター、
心に残る名場面の数々、この作品の素晴らしいところを挙げると切がありません。
本当に素晴らしい作品だと思います。

ただ、どうしても納得のいかない部分・・・それはトラヴィスの最後の決断です。

これは賛否両論だと思いますが、妻と息子を置いて旅立って行くトラヴィスには
どうしても納得ができなかったんです。

それは自分がトラヴィスと同じ父親だからかも知れません。

自分はどんなに不器用でも、どんなに自分が駄目な人間だとしても、
妻や息子から離れる事は絶対にしません。

父親の責任とは、家族を守る事であり、妻と子供を守り続ける事だと思います。
そして子供を一人前の大人にするまで育てる事が親の一番の責任だと思うのです。

不器用でもいいじゃないか、

貧乏でもいいじゃないか、

一生懸命働いて、つつましく家族揃って生きてゆく、

そんな小さな幸せがあればいいじゃないか。

なのに、なぜ最後に逃げるんだよ・・・

エンドロールの中、そんな思いが自分の心の中に渦巻いていました。

マジックミラー越しに語った妻ジェーンへの狂おしいまでの愛する気持ち。
その愛によって家庭を崩壊させてしまい、
4年間失踪してしまったトラヴィスの一途で不器用な心。

たしかに、今からそれを修復するのは非情に難しい事だと思います。
ただ・・・逃げる前に努力をするべきではないか。

ジェーンの幸せ、ハンターの幸せを考えるのであれば、
それはトラヴィスが姿を消す事が最善の策では絶対にない。

父親として失格だとか、自分がいない方が良いだとか、
そんな考えは絶対にありえない。

トラヴィスに必要なのは家族のために生きること。

それ以外には絶対にありえない。

トラヴィスが2人の再会を見て去るエンディングには、
絶対に納得がいかないんです。



※ネタバレ以上


ネタバレ中の自分の想いを除けば、全てにおいてとても素晴らしい作品です。

この作品は全ての人に受け入れられる作品ではないと思います。
それはとても芸術性の高い作品であるという事でもあり、
Toy'sの様に納得の出来ない気持ちになる人もいると思うからです。

全編を通して映し出される素晴らしい映像、そして音楽、
見事な演出や構成、そして数々の名シーン。
この映画の素晴らしいところは数え切れません。

とても心温まり、そしていつまでも心に残る名作であることに違いはありません。

とにかく何も言わずに観てほしい、そんな作品です。
そして、この作品を観た方がどの様にに感じ、どの様にに思ったのか、すごく知りたいです。

ネタバレ内でいろいろ書きましたが、
きっとこれから何度も観るんだと思います。
年齢を重ねるにつれて、またこの作品に対する感じ方が変わってくるような気がします。
とても素晴らしい作品であり、とても魅力的な作品ですから。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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パリ、テキサス デジタルニューマスター版

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

フロム・ダスク・ティル・ドーン
返り討ちにしてやるぜ!


フロム・ダスク・ティル・ドーン
原題: FROM DUSK TILL DAWN



製作年:1996年 製作国:アメリカ 109分
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ハーヴェイ・カイテル、ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ
    ジュリエット・ルイス、サルマ・ハエック、フレッド・ウィリアムソン、トム・ザヴィーニ

【ストーリー】

2人組の凶悪な銀行強盗ゲッコー兄弟は、トレーラーハウスで旅をする牧師一家を人質にメキシコへと逃亡する。
厳しい検問をくぐり抜け国境を越えた一行は、ゲッコー兄弟の仲間カルロスとの待ち合わせ場所である、
砂漠にそびえる巨大な酒場ティティ・ツイスターに向かうが、そこには恐るべき秘密が隠されていた・・・

【感想】

クエンティン・タランティーノ脚色、ロバート・ロドリゲス監督の黄金コンビ作品です。
まぁ、この2人の名前を聞けば、どんな系統の作品かすぐ分かると思いますが(^^;

この作品を知らない人にとってはレビューを書くこと自体ネタバレになってしまうと言う、
とんでもない映画なのですが、めちゃくちゃ大好きな作品なのであえて書かせて頂きます。

もちろん、この作品を観た事がない方がのためにネタバレなし(多少有?)で書きます。

まずはタランティーノ&ロドリゲスコンビというところから、
いかにもB級おバカ映画の臭いがプンプンする作品ですが、
ものすごく豪華な出演者たちの顔ぶれにまずビックリですよね。

凶悪な銀行強盗犯ゲッコー兄弟の冷徹でプロ意識が強い兄セスを演じるのはジョージ・クルーニー
最近ではアメリカ映画界の兄貴的存在であり、良い人を演じる事が多いですが、
この作品では思いっきり悪役を演じています。
まぁ、この映画の中ではまともな人間の一人ではありますけどね(^^;
ジョージ・クルーニーは良い人を演じるのも良いですが、
この作品のようなアウトロー的な悪役を演じさせても格好良いですよね。

そしてそのゲッコー兄弟の残忍で変質的な弟リチャードを演じるのがクエンティン・タランティーノ
残忍で病的で妄想癖があり、変質的な性格の救いのないキャラクターです。
もう、タランティーノの悪趣味全開キャラです(笑)
きっとこの映画を観た人たちのほぼ100%が彼に嫌悪感を持ったに違いありません(^^;

彼らに人質の取られてしまう一家の父親である元牧師のジェイコブを演じるのは、
タランティーノ映画では常連(?)のハーベイ・カイテル
いやぁ渋い。B級おバカ映画に出ていてもやっぱり渋いですね(^^
前半の強盗犯に人質に取られても常に家族を守る父親の姿から、
後半の自分の心の迷いに思い悩みその心を解放する姿まで全編渋くて格好良いです。

そのジェイコブの娘を演じるのはジュリエット・ルイス
この作品では結構まともな役柄ですが、この映画の雰囲気にめちゃくちゃ合っているのは
さすが彼女・・・と言うべきでしょうか(^^;

酒場「ティティ・ツイスター」の踊り子“地獄のサンタニコ"を演じたサルマ・ハエック
彼女もロドリゲス作品では常連の女優さんですよね。
劇中の男たちと同様に、その美しさと妖艶な踊りに悩殺されること間違いないです(笑)
しかし、彼女がまさかあんな風に・・・・おっと、ネタバレしてしまうところでした(^^;A

主要なメンバーはこんな感じですが、その他にも股間に銃を仕込んだバイカーのセックスマシーンを
演じたトム・ザビーニ、ロドリゲス作品ではお馴染みのダニー・トレホチーチ・マリンなど
個性的な役者たちが脇を固めています(^^

この監督とこの役者たちでまともな映画ができる訳がないですよね(笑)

後半から本当にとんでもない物語が展開しちゃいます。

え!?  あれ?  嘘っ!?  何コレ?

もう予想外の展開に思考回路停止状態、映画自体が“どんでん返し”級です(意味不明)

そこがこの映画の一番の見所な訳ですが・・・
ネタバレしちゃうと面白さが半減してしまうので、言いたいけど我慢しておきます(^^

後半はまさに壮絶、ど肝を抜く物語がジェット・コースターの様に展開します。
たぶん、この映画を観たほとんどの方々は、
驚きのあまり物語からおいてけぼりを喰らったに違いありません。

そんな仕打ち(笑)を受けながらも、
観終えた後にスカッとする爽快感を感じるのがこの映画の不思議なところですね。

それにしても本当にタランティーノとロドリゲスコンビの発想は凄いですよねぇ。
こんな展開になる映画は初めて観ました(^^
本当にサイコーな2人です(笑)

多くを語ってしまうとネタバレしてしまうので、何も言わず、何も聞かずに観て下さい。
この映画は何の予備知識も無しで観て頂くことをオススメします。

あ、注意事項としてタランティーノ&ロドリゲス作品があまり好きではない方、
激しいバイオレンスが苦手な方、ホラー系のグロい映像や恐い映画が苦手な方はお控え下さい。
とても好き嫌いがハッキリする映画だと思います。

おバカなB級映画の臭いがプンプンするタランティーノ&ロドリゲス節炸裂な映画ですが、
それとは相反してスタイリッシュかつクールでカッコイイ作品でもあります。


分かっちゃいるけどまた観てしまう、そんな癖になる作品です(^^


ちなみに・・・この作品は2、3と続編があります。
続編はロバート・ロドリゲスは製作にまわり、キャストが各段に落ちますので、
この系統が好きな方でないと難しいかもしれません(^^;


こちら↓が「フロム・ダスク・ティル・ドーン2」です。




そしてこちら↓が「フロム・ダスク・ティル・ドーン3」です。





評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

セント・オブ・ウーマン/夢の香り
こわれた夢のかけらを抱いて、男は小さな旅に出た…


セント・オブ・ウーマン/夢の香り
原題: SCENT OF A WOMAN



製作年:1992年 製作国:アメリカ 157分
監督:マーティン・ブレスト
出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル、ジェームズ・レブホーン、ガブリエル・アンウォー、
    フィリップ・シーモア・ホフマン、リチャード・ベンチャー、サリー・マーフィ

第65回アカデミー賞:主演男優賞 受賞
第50回ゴールデン・グローブ賞:作品賞(ドラマ)、男優賞(ドラマ)、脚本賞 受賞


【ストーリー】

気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人と、心優しい全寮制名門ハイスクールの奨学生との
年齢を超えた友情を描く感動の人間ドラマ。

【感想】

初めて劇場でこの作品を観た時に、なんて暖かい映画なんだと感動した記憶があります。

その頃はまだ十代最後の歳(この頃から映画バカでした(^^;)だったんですが、
他のアクション系や大作系の映画ではなく、
上映時間も長い地味なこの作品を選んだ自分が今でも不思議です(^^
もしかしたら、この映画に呼ばれていたのかもしれませんね。

マーティン・ブレスト監督は傑作『ミッドナイト・ラン』でも立場を超えた
男同士の友情を描いていましたが、
今作では年齢を超えた男同士の友情が描かれています。

気難しく人間嫌いで誰でも構わず怒鳴り散らす全盲の退役軍人フランク
全盲という全ての光を失った闇の中で生きる彼は、心の中まで闇に包まれていました。
家族に疎外され、自分の居場所のない彼の心はとても深い闇の中にありました。

そんな彼をアルバイトで世話する事になった全寮制名門ハイスクールの奨学生チャーリー
決して恵まれた環境で育ってきた訳ではなく、苦労して奨学生となった彼は、
校長を全校生徒の前でペンキまみれにしたイタズラ犯を知っているとの事で、
校長から犯人の名前を明かさなければ退学に、名前を明かせば大学進学の奨学金を出すと
いう交換条件を持ちかけられ悩んでいました。

そんな二人の出会いはきっと運命だったに違いありません。

アルバイトの初日からチャーリーはフランクに無理矢理ニューヨークへの旅に同行させられます。
そしてこの旅が二人にとってかけがえのない、とても重要な旅になるのです。

この作品の中で有名なタンゴを踊る場面は本当に優雅で美しいシーンでした。
気難しく人間嫌いなフランクがとても優雅に、そして華麗にタンゴを踊れるのは、
彼の本質がとてもエレガントな男性であることを証明しているんだと思います。

そしてこの作品のタイトルである「SCENT OF A WOMAN=女性の香り」。
盲目であるがゆえに嗅覚が人並み以上に優れているフランクは、
女性の香りだけで、その女性がどんな人間なのか、どんな物が好みなのかを知る事ができます。

それは男性としてのいやらしさはなく、純粋にその女性がどんな人間なのかを、
香りによって感じ取っているんですよね。
それはフランクがとても紳士的で人間としての高潔さを持っている証なのだと思います。

そんなフランクのとても深い心の闇は、チャーリーとの旅を通じて変化してゆきます。
出会ったばかりの親子ほどの歳の差がある青年に全てをさらけ出し、
深い闇の中で潰れかかったフランクの心に再び光が差し込むのです。

人は誰でも長い人生の中で心に深く傷をおう事があると思います。
その傷は消える事はないかもしれない、忘れる事ができないかもしれない、
一生背負っていかなければならないものかもしれない。
でも、その傷をほんの少しでも癒してくれる、そんな出会いや出来事が絶対にあると思います。

フランクとチャーリーの出会いは、まさしくそれなのだと思います。
深く闇の底に落ちた心と深い闇の底に落ちそうな心が出会い、ふと気付くのです。

人間として生きてゆくための誇り高き精神を。

どんなに深い傷を負ったとしても、どんなに輝かしい未来があったとしても、
人間としての誇り高い精神を持っていなければ意味がありません。

人生の岐路に立たされた時、自分自身がどう行動し、どう考えるか、
そしてどう選択するのかによって、その人の人間性が問われるのです。

どんなに成功しても、どんなに裕福になっても、
人間として恥ずかしくない行動をとり、堂々と胸を張って生きてゆる、
そんな人生でなければ意味がないと思います。

人は決して一人では生きてゆけません。
笑ったり、泣いたり、励ましあったり、時にぶつかり合いながら、
自分自身の心を豊かにしてゆくのだと思います。

そしてその心の豊かさが人間として生きてゆくための誇り高き精神を養ってゆくのです。

年齢を超えた友情はその誇り高き精神を教えてくれたのだと思います。

全盲の退役軍人フランクを演じたアル・パチーノ
その鬼気迫る演技、圧倒的な存在感は今までの彼の中で一番だと思います。
全盲という難役を表面上の演技だけではなく、
深い闇に包まれた心の内面までもしっかりと演じているからこそ、
とてもリアルに感じられたのだと思います。
「ゴッドファーザー」シリーズや「カリートの道」、「スケアクロウ」、
「狼たちの午後」、「セルピコ」など彼が素晴らしい演技を披露した作品は数え切れません。
しかし、その中でもこのフランクという人物を演じたアル・パチーノが一番素晴らしかったです。
この作品で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞しましたよね。
自分はこの作品を観て、それは当然であり必然な事だったんだと感じました。
きっと今まで受賞できなかったのは、この作品で受賞するためだったのだと思います。

そして奨学生チャーリーを演じたクリス・オドネル
純粋で真面目な青年であるチャーリー役は彼のイメージにピッタリでしたね。
アル・パチーノの圧倒的な存在感とは対象的に静かで優しい雰囲気がとても印象的でした。

アル・パチーノとクリス・オドネル、彼らがフランクとチャーリーを演じたからこそ、
この作品にとても深い奥行きが出来たのだと思います。

今まで生きてきた過程や家庭環境、年齢をも超えた友情の大切さ、
そして人間として生きるための誇り高き精神、
人が生きてゆくために忘れてはいけないモノをこの映画が教えてくれました。


ラストの爽やかなで心温まる感動が今も心の中に響いています。

人生の岐路に立たされた時、挫折したり、困難な状況に陥ったとき、
この作品を是非ご鑑賞下さい。
きっと彼らの姿を見て、進むべき人生の道が見えてくると思います。

この作品は自分の人生の中でも、特別な作品となりました。
そして誰かの人生の中でも特別な作品になってほしいと心から願っています。



評価★★★★★★★★★★(10点満点 …1点)

自分の人生の中で、特別な作品です。

この作品もToy'sの映画カテゴリーの殿堂入りです!!


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セント・オブ・ウーマン/夢の香り

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セント・オブ・ウーマン〜夢の香り オリジナル・サウンドトラック


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ミッドナイト・ラン
男たちの友情は時に熱く、ユーモラスで、そして悲しい…


ミッドナイト・ラン
原題: MIDNIGHT RUN

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製作年:1988年 製作国:アメリカ 126分
監督:マーティン・ブレスト
出演:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン
    デニス・ファリナ、ジョー・バントリアーノ、ロイス・スミス。リチャード・フォロンジー

【ストーリー】

孤独なバウンティ・ハンターと彼に捕らえられた心優しき犯罪者の逃避行と、
彼らの間に芽生える友情をコミカルに描くアクション・ロード・ムービー。

【感想】

ロバート・デ・ニーロ出演作品の中で一番好きな作品です(^^
もう何度観たか分からないほど観てます。


彼の出演作品で最高傑作と呼ばれる作品としては、
「タクシー・ドライバー」「ゴッド・ファーザーPARTⅡ」などがありますが、
Toy'sの中では上記と共に「ミッドナイト・ラン」も肩を並べています。

この映画の最大の魅力は映画に関する全ての要素が詰まっていることですね。
アクション、コメディ、ドラマ、友情、家族愛、音楽、そしてロードムービーと
映画を楽しむための娯楽的要素が全て揃っています。

そして娯楽だけではなくヒューマニズムにも溢れているので、
登場人物たちに感情移入しやすく、楽しさや感動を直接感じ取る事ができる作品です。

124分と若干長めな時間ではありますが、物語の構成やテンポがとても良いので、
あっという間に時間が経ってしまいます。
それだけこの作品の物語に惹き込まれてしまうんですよね(^^

物語は単純でマフィアの金を横領した心優しいマフィアの経理係ジョナサンと、
彼を捕らえたバウンティハンターのジャックの逃避行、
そして彼らを追うマフィアとFBIが入り乱れた攻防戦が繰り広げられます。

バウンティハンターのジャックを演じるロバート・デ・ニーロと、
マフィアの金を横領した経理係のジョナサンとの絶妙な掛け合いが、
この作品の一番の魅力だと思います。
追う者と追われる者、まったく正反対な立場の二人が、
旅を続けるうちに心を通わせ、固い友情の絆が生まれてくる。

そんな二人の行く末を常にハラハラしながら暖かい気持ちで観る事ができます。
緊張感の中でもどこか微笑ましさを覚える二人の掛け合いがとても面白く、
そんな二人を見ているだけでも楽しくなってきます。

彼ら二人の絶妙なコンビネーションが、
最高のロード・ムービーを生み出したと言っても過言ではないと思います(^^


そのバウンティ・ハンターのジャックを演じたロバート・デ・ニーロ
この作品のロバート・デ・ニーロが本当に一番好きですね(^^
ロバーット・デ・ニーロの魅力が十二分に発揮されたキャラクターだと思います。
彼が気に入っている作品というだけに、実に楽しそうに演じていますね。

バウンティハンターという非日常的な仕事をこなしながら、
日常的な悩みを抱えるナイーブな人間性を持つ男を見事に演じきっていました。

バウンティハンターというとアクション重視の肉体的な面が誇張されやすいですが、
今作ではとても人間臭い一人の男として描かれています。

これはやはりロバート・デ・ニーロならではの役作りと、
キャラクター設定だからではないでしょうか。


バウンティハンターという設定なだけに
カー・アクションや銃撃戦などアクションシーンはしっかりと見せます。
そしてジョナサンとのコミカルな一面も見せます。

そのジョナサンを演じたチャールズ・グローディンもとても素晴らしかったですね。
マフィアの金を横領した犯罪者でありながら優しい心を持つジョナサンを、
実に素晴らしい演技で演じていました。

ジョナサンはかなりナイスキャラ(笑)だったと思うのですが、
その後チャールズ・グローディンの活躍をあまり見ないのでちょっと残念ですね。

そしてラストシーン!!
これは本当に最高のラストシーンでしたね。もう完璧です(^^
とにかく心にグッときて、観終えた後にとても爽やかな気持ちになれます。

少し切なさが残りますが、男と男の友情とはこういうものだと心に沁みました。
その余韻がまた心地良いんです。

最高の監督、最高出演者や製作スタッフが結集し、
映画に必要な要素が全て備わった完璧な最高傑作だと思います。


この作品の良さを書き出すと、どんどん出てきて書ききれません(^^
ですので、これはまず何も言わずに観てほしい作品ですね。

この作品を観なければ絶対損をする、そう言い切れるほど素晴らしい作品です。


評価★★★★★★★★★★(10点満点 …1点)

めちゃくちゃ大好きな映画なので、久しぶりのパーフェクトです!!
この映画はまさに映画のお手本だと言えるほど全ての要素が詰まっている映画です。


この作品もToy'sの映画カテゴリーの殿堂入りです!!


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

トレーニング デイ
ロス市警伝説の刑事は、[怪物]だった!


トレーニング デイ
原題: TRAINING DAY



製作年:2001年 製作国:アメリカ 122分
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、スコット・グレン、エヴァ・メンデス
    シャーロット・アヤナ、トム・ベレンジャー、スヌープ・ドック、クリフ・カーティス

第74回アカデミー賞:主演男優賞 受賞
第27回LA批評家協会賞:男優賞 受賞


【ストーリー】

ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった正義感に燃える新人刑事ジェイクは、
数々の大事件を解決した伝説的カリスマ刑事アロンソとコンビを組む事になる。
しかしジェイクが目にしたのは犯罪摘発のためにいともたやすく自ら法を犯すアロンソの姿だった。

【感想】

麻薬取締課に配属となった新人刑事が伝説的カリスマ刑事に麻薬捜査のトレーニングを受ける
一日を描いた骨太なハードボイルド・バイオレンス作品です。

刑事物で見応えがある映画は?と聞かれたら、まずこの作品を上げますね。
ど派手なアクションで娯楽を追及した刑事物のバティ・ムービーではなく、
“正義”と“悪”、“理想”と“現実”を描いたとても深い映画だと思います。

そして突筆すべきは脚本ですね。
これだけ深い物語をたった1日の出来事として描き、
アロンソは本当に“悪”なのか?
新人刑事への洗礼としてのトレーニングなのか?
次第に“憧れ”から“疑問”へと変わってゆくジェイクの心理と同じように、
観ている自分も半信半疑のままクライマックスまで惹き付けられました。

そしてこの作品の最大の魅力アロンソを演じたデンゼル・ワシントンの名演技ですね。
デンゼル・ワシントンと言えば“正義の味方”的なイメージがありますが、
本作では強烈な個性を持つ悪役を見事に演じています。
横暴で自己中心的だけれども、どこか憎めない、渋くて格好良い魅力を放っていました。
本作で彼はアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

アロンソは捜査のためには非情な手段を使い、法をも犯します。
しかしその手段や法を犯してまで捜査する行動は正義のためだと、
説得力のある説明で、どこか腑に落ちないところがあったとしても納得させられてしまう。

アロンソは本当に腐敗と汚職にまみれた悪い奴なのか、
犯罪を食い止めるために行き過ぎた行動に出てしまうだけの本当は良い奴なのか?
新人刑事ジェイクへのトレーニングなだけなのか?
彼の本当の姿がまったく読めません。

そんな彼に1日トレーニングを受ける新人刑事ジェイクを演じるのはイーサン・ホーク
アロンソとは対象的で、家族想いで正義感に燃えるジェイク役はハマり役でした。
アカデミー賞助演男優賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞には至りませんでした。
しかし受賞に値する素晴らしい名演技だったと思います。

特に憧れの存在であったアロンソと行動を共にして行く中で、
次第にアロンソの行動や言動に疑問を抱き始めるジェイクの心理的な部分を
上手く表現していたと思います。

アロンソとジェイク、対照的な二人の描き方がとても上手く、
彼らの行く末は一体どうなってしまうのか?
ハラハラドキドキしながら彼らの行動に目が釘付けになりました。

派手なアクションシーンや激しい銃撃戦がある訳でもない、
どちらかというと地味な作品ではありますが、
この作品の描きたい本質はそこにはないのだと思います。

不正な捜査や法を犯す行動、汚職などの背景には、
現代のアメリカの格差社会や警察内部の腐敗など、社会的問題が根底にあると思います。


各個人の意識や倫理の問題もありますが、
もっと大きな闇の部分、とても大きな問題がそこにあるのではないでしょうか?

その大きな闇の中で“正義”と“”、“理想”と“現実”に直面し、
自分の持てる信念を貫き通すことができるのか・・・
人として生きてゆく中で、ハッキリと鮮明に見えない部分での心の葛藤や戦いが
この物語の裏にあるのではないかと思います。


二人の刑事の物語を、ただ勧善懲悪として描くのではなく、
人間という複雑な生き物の心理的な部分や社会的な問題を下敷きに、
正義”とは何か? “”とは何か?
を問いかける深い問題提議を持つ作品であると感じました。

アロンソとジェイク、二人の心理的な駆け引きを巧みに描く心理サスペンス、
正義”と“”、そしてそれだけには納まらない人としての生き方を問う人間ドラマなど、
とても見応えがあり、そして考えさせられる骨太な作品でした。

しっかりと練られた巧みな脚本、
骨太なハードボイルド作品としてオススメな映画です。
デンゼル・ワシントンのめちゃくちゃ渋い悪役の魅力を是非堪能してみて下さい。



評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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スコーピオン・キング
「ハムナプトラ」から誕生した、新たなる謎と伝説!


スコーピオン・キング
原題: THE SCORPION KING



製作年:2002年 製作国:アメリカ 92分
監督:チャック・ラッセル
出演:ザ・ロック、スティーブン・ブランド、ケリー・ヒュー、マイケル・クラーク・ダンカン
    グラント・ヘスロフ、ラルフ・モーラー、ピーター・ファシネリ、バーナード・ヒル

【ストーリー】

5,000年前の古代エジプト。邪悪なパワーを駆使して他民族のせん滅を図る支配者メムノンに
敢然と戦いを挑む勇敢な戦士マサイアスの戦いを描くアクション娯楽大作。

【感想】

「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」のキャラクター“スコーピオン・キング"を
主役にしたスピンオフ作品です。

「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」でのスコーピオン・キングは、
邪悪な力に魂を売った伝説の怪物(登場した瞬間ビビリました(^^;)として登場しましたが、、
本作ではスコーピオン・キング=マサイアスが悪魔に魂を売る前の勇敢な戦士時代の活躍を描いています。

スコーピオン・キング=マサイアスを演じるのはWWEのプロレスラーザ・ロック
彼が圧倒的人気を誇った絶頂期に作られた作品です。

プロレスラーとして圧倒的なカリスマ性はこの作品にも出ていますね。
娯楽大作の主役を張ってもまったく臆することなく、堂々とマサイアスを演じていました(^^
そしてプロレスラーとして鍛え上げた完璧な肉体が古代エジプトの戦士役にピッタリとハマっていました。

作品自体はいかにもハリウッド映画の典型的娯楽作品ですが、
物語の演出や構成、キャスティングはすごく良かったと思います。

そしてこの作品の一番の魅力は何と言っても度迫力なアクションシーンですね!!
基になった「ハムナプトラ」シリーズとはまた違って、
ミイラ軍団や魔力を使う敵が出てくるのではなく(ちょっと出てきますけどね)、
まさに人間の持つ純粋な力と力がぶつかり合う壮絶な戦いが繰り広げられます。

メムノン率いる軍団との壮絶な戦い、
ラストのマサイアスとメムノンとの一騎打ちなどアクションシーンの見所が満載です。

自分の運命は自分で切り開く、どんな危機的状況でも常に前に突き進み、
自分自身の力を信じて戦うマサイアスの姿に、男としての生き様を感じました。

常に自分を信じ、自分の進む道は自分で切り開こうとする精神は、
時代や社会が違っていても持ち続けていかなければならない大切な事だと思います。

マサイアスというキャラクターは、男として憧れる存在ですね。

そしてマサイアスとは対象的に男臭い物語の中で一際輝いていたのは、
セクシーな預言者を演じたケリー・ヒューですね。
時代設定が古代エジプトなので、男性も女性もそうですが露出度が高いです(^^
東洋の神秘的な雰囲気を持つ預言者をとても魅力的に演じていました。

マサイアスに協力するヌビア人の王バルザザールを演じたマイケル・クラーク・ダンカン
彼はどんな役でも圧倒的な存在感を発揮してますよね。
まぁ、体がめちゃくちゃデカイってこともありますが(^^;

オープニングからエンディングまで期待を裏切らないハリウッド的超大作ですが、
それはやはりアクション・アドベンチャー映画ですから仕方がありません(^^

逆に分かりやすい物語や期待を裏切らない展開、度迫力な映像の数々によって、
この映画の世界に惹き込まれ、度迫力なアクションに胸踊り、
純粋に娯楽作品として楽しめる、それがこの作品の魅力なんだと思います。


「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフ作品ではありますが、
シリーズ作品を観なくても単体の作品として十分に楽しめる完成度の高い作品です。

テンポの良いスピーディな展開、度迫力な映像の数々、
そして90分弱という短い上映時間なので、とても観やすいかと思います。

定番通りの展開、そして度迫力のアクションシーンが次々と繰り広げられるので、
ストレス発散に観るのも良いかもしれませんね(^^


「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の感想はこちら

「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」の感想はこちら


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


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ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
今、甦る神秘と驚異の最新SFXアドベンチャー!


ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
原題: THE MUMMY RETURNS



製作年:2001年 製作国:アメリカ 140分
監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ、ジョン・ハナー、アーノルド・ボスルー
    フレディ・ボーズ、パトリシア・ヴェラスケス、ザ・ロック

【ストーリー】

冒険アドベンチャー超大作「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の続編。
死者の都ハムナプトラでの死闘から8年後、リックとエヴリンの間にはアレックスという息子が産まれ、
世界各地で移籍発掘に忙しい日々を送っていた。
そんなある日、ふたりは金色に輝く不思議なブレスレットを発見するが、
それをいたずらではめた息子のアレックスが何者かに誘拐されてしまう。

【感想】

「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の続編となる冒険アドベンチャー超大作です。

前作を凌ぐ壮大なスケールで展開する物語に釘付けになりました(^^
もう全てにおいて前作を上回ってますね。

ど迫力なアクションシーンやCGを駆使した迫力ある映像、
息もつかせぬハラハラドキドキシーンの連続、
前作から引き継がれたキャラクター達の魅力などなど、本当に見所が満載です。

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前作の死闘から8年後、リックエヴリンは結婚し、
アレックスという息子が新たなキャラクターで登場します。

そしてエヴリンの兄で“お笑いキャラジョナサンも健在(笑)
やっぱりこの映画には彼のキャラクターは必要不可欠ですね。
今作でも笑わせて頂きました(^^

今回の敵は悪魔に魂を売った古代エジプトの戦士スコーピオンキング
後にスピンオフ作品として彼が主役の映画が製作されましたね。
冒頭の紀元前3000年の彼の戦いからど迫力シーンの連続でいきなりど肝を抜かれました(^^

戦いに敗れ、殺される寸前にアヌビス神に魂を売る契約をした彼は、
砂の中から現れたアヌビス軍と共に敵を全滅させ、砂の中へと消えて行きます。

それから5000年後、彼はもの凄いビュジュアルで復活します。
いや、本当にめちゃくちゃ怖かったです(^^;
復活したスコーピオンキングの姿を観るだけでも価値があると思います(笑)

スコーピオンキングを演じたプロレスラーのザ・ロック
プロレスラーだけあって鍛え抜かれた肉体はスコーピオンキング役にピッタリでしたね。
存在感もバツグンでスピンオフ作品が作られたのも納得です(^^

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前作でリック達と死闘を繰り広げた魔道士イムホテップも再登場します!!
アヌビス軍を支配して世界を征服しようと企む悪者によって、
スコーピオンキングを倒すために甦らせられます。
前作で見せたもの凄い能力も健在で、圧倒的パワーを見せ付けます。

さらに大量のミイラも再登場、初登場の小さいピグミーミイラまで登場します(^^

今作でもイムホテップと前作で復活前に殺されたアナクスナムンの悲愛が描かれます。
彼らの間に訪れる以外な展開に驚いたと同時に切ない気持ちになりました。

そして魔道士イムホテップと強烈なビジュアルのスコーピオンキング、
リックたちの三つ巴の戦いが繰り広げられます。

壮絶な戦いを繰り広げた後に訪れる怒涛のクライマックスは必見です!!
もう冒険活劇の楽しさを十二分に堪能できます(^^


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リックとエブリン、そして初登場の息子アレックスや
前作でも大活躍だったジョナサンのコミカルな掛け合いも倍増しています。

リックを演じたブレンダン・フレイザー、エヴリンを演じたレイチェル・ワイズ
もう何も言うことはありません(笑)
続編だけあって完全にキャラクターに馴染んでいましたね(^^

息子アレックス役のフレディ・ボースはこの作品がデビューだったんですね。
演技力はこれからかなって感じですが、この作品以降見てないですね(^^;

エヴリンの兄ジョナサン役のジョン・ハナーも前作同様ナイスキャラ(笑)でしたし、
アーノルド・ボスルーも完全にイムホテップと化してました(笑)

やっぱり前作からの続投している人たちはすっかり馴染んでいて、
楽しんで演じているので観ていて安心できますね(^^

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古代文明を絡めたミステリー、迫力のある映像、スコーピオンキングの強烈なビジュアル
魔道士イムホテップとスコーピオンキング、リックたちが死闘を繰り広げる
息もつかせぬ壮絶なアクションシーン、そしてハラハラドキドキするシーンの連続など、
1作目と同様、いやそれ以上に冒険活劇アドベンチャーを堪能できます。

1作目を観ていなくても十分に楽しめる一級の娯楽大作ですが、
リックとエヴリンの出会い、イムホテップとアナクスナムンとの悲愛など、
1作目とリンクしているところが多いので、
やはり1作目を観てから観た方がさらにこの作品を楽しめると思います。

子供の心に帰ったようにワクワクしながら目を輝かせ、
主人公たちと一緒に古代文明のミステリーの世界、
そしてハラハラドキドキの冒険の世界に旅立ってみて下さい(^^



「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の感想はこちら

スピンオフ作品「スコーピオン・キング」の感想はこちら


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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ハムナプトラ2/黄金のピラミッド (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)

ハムナプトラ 2 黄金のピラミッド デラックス・コレクターズ・エディション

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