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超大作からカルト映画まで、何でも観る雑食映画好きの映画感想ブログです。
   
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ハンニバル・ライジング
全てが沈黙への序曲になる。


ハンニバル・ライジング
原題:HANNIBAL RISING

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製作年:2007年 製作国:イギリス=チェコ=フランス=イタリア 121分
監督:ピーター・ウェーバー
原作:『ハンニバル・ライジング』トマス・ハリス著
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス、ケヴィン・マクキッド、
   スティーヴン・ウォーターズ、リチャード・ブレイク

【ストーリー】

元天才精神科医の連続殺人鬼ハンニバル・レクター博士が、
いかにして“人喰いハンニバル”となったのかを描くレクターシリーズのプロローグ<序章>。

【感想】

「ハンニバル・ライジング」は前3作「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続く、
レクター博士三部作のプロローグ<序章>となる作品です。

レクター博士がいかにして“人喰い”になったのかを悲しい過去から描き出す、
今までの前3作とは違った趣向の映画です。

両親、そして妹と何不自由なく暮らしていたハンニバルが、
戦争という人々を狂気に走らせる出来事により、人生が崩壊してゆきます。

自我が崩壊するような、人が人でなくなるような体験をし、
普通に人を愛する事の出来た少年ハンニバルはここで死にます。

hannnibaruraijinngu2.jpg

そして“モンスター”がこの世に生み出される事になるのです。

少年レクターは“モンスター”に生まれ変わりますが、
それでもまだ彼を突き動かすのは“”でした。

妹ミーシャへの“”。

それが彼を“モンスター”へと変貌させた“復讐”へと走らせてゆくのです。
復讐”がやがて“狂気”となり、“”は歪んでしまいます。

その“”がハンニバルの中に眠る残虐性を呼び覚ましてしまったのだと思います。

ハンニバルの叔母にあたるレディ・ムラサキはそんなハンニバルを、
大きく真っ直ぐな“”で包もうとします。

彼女だけが唯一の家族であり、そして“”を与えてくれる人物でした。
そんな彼女から茶道や華道、武道など雅の心を学んでいき、
のちにハンニバルの大きな影響を与えることになります。

しかし彼の中の自我は崩壊し、
人ではなく“モンスター”になってしまっているため、
その雅の心は真っ直ぐで崇高なものではなく、“”と共に歪んでしまいます。

そして始まる壮絶な復讐劇。
そう、それがこの史上最悪の“モンスター”が誕生する瞬間なのです。

ハンニバルの過去は言葉では言い表せないくらい、酷く、悲しい出来事でした。
誰もが自我を崩壊させるような出来事で、
もし自分がそんな立場になったらどうなるんだろうと怖くなりました。

そして“モンスター”と化したハンニバルの“復讐”。
狂気に満ちた行為ではありましたが、“復讐”したいという気持ちは、
正常な人間の考える行為と同じだと思います。

ただその“復讐”を実行するのか、その“復讐”の方法とは?
それが通常の人間と“モンスター”となってしまったハンニバルとの違いではないでしょうか?

hannnibaruraijinngu.jpg

今作では“人喰いハンニバル”の誕生の物語とあって、
前3作から比べるとハンニバルの異常性や残虐性だけが描かれているのではなく、
まだかすかに“人間”としての心が残っている、生まれ変わる途中のような感じがしました。
ただ“復讐”をする方法は異常性や残虐性がめちゃくちゃあります。

そして彼の天才的な頭脳、計画や行動が少年時代からあらわれています。
女性への軽蔑を許さない行為、狂気に対する美学がここから生まれていました。

若きハンニバルを演じたギャスパー・ウリエルは素晴らしい演技でしたね。
アンソニー・ホプキンスの演技に通じる狂気に満ちた真っ直ぐな眼。
そして異常性が増してゆく課程をしっかりと演じていました。

あとレディ・ムラサキ役のコン・リー。
彼女の演技は良かったんですが、
一応日本人設定なので出来れば日本人に演じて欲しかったですね。

今回は日本の文化が重要なポイントとなっていますが、日本の描き方がまだ甘い。
剣道をする場面では持ち方とかが変でしたし、
先祖を祭るのに鎧兜って・・・それなら普通仏壇でしょう。
さすがに力が抜けちゃいました(^^;
もっと日本を研究してから描いて欲しかったですね。

今作はレクター博士の過去、彼の物語のプロローグ<序章>の物語ですが、
レクターとは関係なく、一人の若者が連続殺人鬼へと変貌してゆく過程を描く、
サイコ・サスペンスとして独立した映画と観ても十分見応えがあると思います。

最強にして“最凶”の連続殺人鬼ハンニバル・レクター博士の誕生の物語。
それは悲しい過去により少年の中に眠る“狂気”が目覚めてしまった、
切なくも悲しい“モンスター”誕生の物語でした。




「ハンニバル・ライジング」はレクター三部作のプロローグ<序章>です。
第一章の「レッド・ドラゴン」、「第二章の「羊たちの沈黙」、第三章の「ハンニバル」と、
映画化されています。


第一章「レッド・ドラゴン」の感想はこちら

第二章「羊たちの沈黙」の感想はこちら

第三章「ハンニバル」の感想はこちら



評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

レッド・ドラゴン
《悪の根源》を知る為には その原点に戻らねばならない。


レッド・ドラゴン
原題 RED DRAGON
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製作年:2002年 製作国:アメリカ 125分
監督:ブレット・ラトナー
原作:『レッド・ドラゴン』トマス・ハリス著
出演:アンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートン、レイフ・ファインズ、エミリー・ワトソン
   フィリップ・シーモア・ホフマン、メアリー=リイーズ・パーカー

【ストーリー】

羊たちの沈黙」、「ハンニバル」に続く人気小説レクター3部作の第一章。
レクター博士を逮捕したFBI捜査官グレアムはその事件の精神的ダメージにより引退。
しかし、かつての上司から新たな連続殺人事件の捜査協力を求められ、
犯人像の意見を求めるため再びレクター博士と対面する。

【感想】

羊たちの沈黙」「ハンニバル」に続くレクター三部作の第一作目です。
1986年にマイケル・マン監督により、
「刑事グラハム/凍りついた欲望」として先に映画化されていまして、
現在は「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙」という邦題でDVD化されています。
同じ原作なので内容はほとんど同じです。

「レッド・ドラゴン」は「羊たちの沈黙」よりも前の話となります。
レクター博士がいかにして逮捕されたのか?が今作で判明します。

連続殺人鬼ハンニバル・レクター博士を命懸けで逮捕した、
元FBI捜査官グラハムが今回の主人公です。

鋭い洞察力で数々の事件を解決してきたグレアムはレクター博士逮捕時に、
肉体的、精神的ダメージを受け、FBIを引退した過去を持っています。
この因縁がラストまでしっかりと繋がっています。

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物語の流れは「羊たちの沈黙」と似ていましたね。
というか原作の順番からすると「羊たちの沈黙」が似ていることになりますね(^^;

連続殺人事件の捜査が難航し、やむなく獄中のレクター博士に犯人像を聞き出そうとする。
違いは元FBI捜査官とFBI訓練生ということですかね。
レクター博士と彼を逮捕したグレアム。
レクター博士と目に見えない繋がりがあるクラリス。
まったく違う二人ですが、共にレクター博士と切っても切れない関係、
レクター博士との因縁や同調がある二人ですよね。

これは意図的にリンクさせた手法なのだと思います。
レクター博士と彼を逮捕したグレアムとの因縁が、
レクター博士とクラリスの物語へと引き継がれて行くことを、
暗示させているような気がします。

reddragon.jpg

グレアムとレクター博士、グレアムと連続殺人鬼レッド・ドラゴン。
それぞれが交錯し、息もつかせぬ展開で物語に引き寄せられます。

今回は連続殺人鬼レッド・ドラゴンの人間性も描かれていて、
レクター博士とグレアムの因縁だけではなく、
連続殺人事件を描くサスペンスとして上手く出来上がっていると思います。

羊たちの沈黙」、「ハンニバル」と比べるとサイコ・サスペンス的な要素は
少し薄い感じがしますが、「ハンニバル」ほどグロくはないので、
っといってもこのシリーズですからグロいシーンはありますけど、
前二作よりも観やすいんじゃないかと思います。

グレアム役のエドワード・ノートンは、
精神的ダメージを追ったグレアムを、素晴らしい演技で演じていました。
彼はどんな役でも成りきれる、本当に上手い俳優ですよね。

「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙」でグレアムを演じていた、
ウィリアム・L・ピーターセンも良かったんですけど、
今作でグレアムを演じたエドワード・ノートンの演技力が勝りました。
原作を読んだ時はウィリアム・L・ピーターセンのイメージの方が、
自分的には近かったんですけどね(^^;

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そして3たびレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンス
もう言う事はありません。
そのまんまレクター博士です(笑)
あの紳士的な態度の裏に見え隠れする狂気、真っ直ぐ見つめる狂気の瞳も健在でした。

レクター博士と彼を逮捕した元FBI捜査官グレアム。
彼らの因縁の対決と、連続殺人鬼のレッド・ドラゴンの凶行が交錯し繋がってゆく。
安心して観る事のできる、サスペンス映画の佳作です。



「レッド・ドラゴン」はレクター三部作の第一章です。
第二章の「羊たちの沈黙」、第三章の「ハンニバル」と映画化されています。
さらにこの三部作より以前の若かりし頃のレクターを描いた、
ハンニバル・ライジング」も製作されています。


序章「ハンニバル・ライジング」の感想はこちら

第二章「羊たちの沈黙」の感想はこちら

第三章「ハンニバル」の感想はこちら



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


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レッド・ドラゴン

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ハンニバル
羊たちの沈黙から10年。沈黙は悲鳴で破られる。


ハンニバル
原題 : Hannibal

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製作年:2000年 製作国:アメリカ 131分
監督:リドリー・スコット
原作:『ハンニバル』トマス・ハリス著
出演::アンソニー・ホプキンス、、ジュリアン・ムーア、レイ・リオッタ、フランキー・R・フェイゾン
   ジャンカルロ・ジャンニーニ

【ストーリー】

バッファロービル事件から10年後を舞台に元天才精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターと、
FBI捜査官クラリス・スターリングの宿命的な対決を描くサイコ・スリラー。
羊たちの沈黙」の続編。

【感想】

一級サイコ・サスペンス「羊たちの沈黙」の続編です。
今作はハンニバル・レクターという人間(悪魔?)がより深く描かれています。

今回も一級のサイコ・サスペンスとして完成された作品となっていますが、
前作よりもグロテスクな描写が多く、一般向けではないかなぁと思います。

作品全体のイメージはよりダークな雰囲気となっています。
特にイタリアのフィレンツェの場面では恐怖心が増すようなダークな映像で、
不安感や恐怖感を見事に表現していました。

レクター博士はアメリカよりも何故かヨーロッパ的なイメージが強い気がしますね。
最悪で最凶な連続殺人犯なのですが、普段の態度は紳士的で、
話し方も穏やか、身なりもしっかりとしていて教養がある。
その優雅で紳士的な雰囲気がヨーロッパ的な雰囲気を出しているんでしょうか。

そのレクター博士の本性が今作では思う存分発揮されています。
紳士的で優雅な表の顔とは裏腹に、
凶悪で残酷な裏の顔が前作よりも色濃く描かれています。

頭脳明晰で医学の知識があり、常に相手の数歩先を考えている。
そして自分を追跡してくる者、嫌悪感を抱く者、必要ないと判断した者に対して、
凄まじいほどの恐怖と絶望を味あわせます。

そしてレクターを再び追うことになったクラリス。
バッファロービル事件から10年が経ち、研修生だった彼女も今や現場の第一線で働いる。
そんな彼女がレクター博士に恨みを持つ大富豪メイスンの策略により、
レクター博士を追う任務につく事になる。

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レクター博士とクラリス。
この二人はたとえ今回の事件でなくとも、
再び顔を合わせるのは必然だったのではないでしょうか?
捜査官と犯人という域を超えた何かの強い繋がりが二人の間にはあるんだと思います。

レクター役のアンソニー・ホプキンス、が語った「究極のラブ・ストーリー」とは、
まさにこの事なのではないでしょうか?
それは純粋な“愛”ではなく、歪んだ“愛”
決して正当化できない深層心理の奥深くにある心の繋がりなのではないかと思います。

前作の「羊たちの沈黙」は姿の見えない犯人の恐怖や、
力を借りたレクター博士が次第に本性をあらわす恐怖をサスペンスフルに描いていたのに対し、
今作の「ハンニバル」はよりレクター博士の本性を描くために、
殺人や恐怖を芸術的な感覚で描いています。

でもこの映画を観て思ったのは、どんなにカリスマ的な殺人鬼であっても、
その凶行を芸術として描いてしまってはいけないのではなかと思います。
製作者側はそういう意識はなくても、芸術性を出すことにより、
少なからずその凶行を肯定してしまう人が出てしまうのではないかと思うんです。

自分的な意見としてはレクター博士を悪のヒーローのように描くのではなく、
あくまでも憎むべき殺人鬼として描いて欲しかったです。
なんか大富豪のメイスンの方が悪役らしかった気がします(^^;

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2度目のレクター役を演じたアンソニー・ホプキンス、の演技は今回も素晴らしかったです。
あの瞳の奥に隠れている狂気を顔の表情だけで演じられるのは彼しかいないですよね。
もうアンソニー・ホプキンス、はレクター博士にしか見えません(笑)

前作のクラリスを演じていたジョディ・フォスターが降板して、
今回はジュリアン・ムーアがクラリスを演じています。
個人的にはやはりクラリスはジョディ・フォスターが良かったんですけどね。
ジュリアン・ムーアも良い女優ですが、クラリスを演じるにはちょっとキャラが
弱い気がしました。

映画史上最も凶悪でカリスマ性のある連続殺人鬼ハンニバル・レクター。
そのレクター博士を追うFBI捜査官クラリス。
再会した二人の攻防をダークな映像、アート的な独特の世界観、
そして圧倒的な恐怖で描くサイコ・サスペンスの秀作です。



「ハンニバル」はレクター三部作の第三章です。
第一章の「レッド・ドラゴン」、第二章の「「羊たちの沈黙」と映画化されています。
さらにこの三部作より以前の若かりし頃のレクターを描いた、
ハンニバル・ライジング」も製作されています。


序章「ハンニバル・ライジング」の感想はこちら

第一章「レッド・ドラゴン」の感想はこちら

第二章「羊たちの沈黙」の感想はこちら



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


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ハンニバル・レクターのすべて


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

JAWS/ジョーズ
映画史に残るパニック映画の原点であり名作のご紹介です。


JAWS/ジョーズ
原題:JAWS

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製作年:1975年 製作国:アメリカ 124分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー、
    カール・ゴットリーブ、マーレイ・ハミルトン

【ストーリー】

平和な海水浴場に突如巨大な人喰い鮫が出現。
観光の利益を求める市当局によって対応が遅れ鮫の犠牲者が増加し、
警察署長ブロディと漁師クイント、海洋学者フーパーの三人の男が鮫退治に向かう。

【感想】

スピルバーグ監督にとって出世作であり代表作のパニック映画の名作です。

初めて観たときは、もう怖くて仕方がありませんでした。
特にジョーズが次第に近づいて来る時にかかるあの名曲!!
得体の知れない恐怖が近づいてくる緊張感を表現した素晴らしい名曲です。
あの曲を聴くと何かが近づいて来ているような気がして落ち着かなくなります(^^;
ある意味トラウマになってるのかも(汗)
でもそんな人って多いんじゃないんですかねぇ。

そして現在のサスペンスやホラーなどで見受けられる、
いわゆる“おどかし”の原点がこの映画にあると思います。

なかなか姿を見せない得たいの知れない恐怖
気がつかないうちにいつの間にか近づいてくる恐怖
危ない!!っと思ったら実は全然危なくなかったというフェイントの恐怖
そして姿を見せた時の圧倒的で絶望的な恐怖

スピルバーグ監督は映画を観に来る人々の恐怖のツボをしっかりと押さえていますよね。
どうすれば観ている人が驚くのか?
どうすれば恐怖を感じるのか?
どうすれば不安を感じるのか?
全て計算されたその演出は本当に凄いの一言です。

そしてその恐怖や不安をより助長させているのが“海”
“海”は人間が「人間らしく存在できない場所」であり、人間にとって未知の世界です。
“海”と言えば海水浴!!って感じで楽しいイメージもありますが、
遊ぶのに夢中になりすぎて沖に出すぎてしまったり、急に深くなって焦ったり、
海水を飲んでしまって慌てたりと身近にある恐怖が沢山あります。

そんな恐怖と背中合わせな状態の“海”で、
さらに得体の知れない“何か”が襲ってくる・・・もう耐え難い恐怖ですよね。

そしてその得たいの知れない“何か”が超巨大な人食い鮫なんですから、
観ている自分はもう失神寸前です(笑)

物語自体は単純で、海で起こる事故の原因は何か?を探り、
それを退治しようとするだけなんですけど、
そのシンプルな物語をここまで恐怖の映画にできるスピルバーグ監督は、
本当に天才だと思います。


そしてこの映画は今までの映画の流れを完全に変え、
多くの人々に多大な影響を与えた歴史的な名作と言っても過言ではないと思います。



評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


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ジョーズ

ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション

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Jaws: Music From The Original Motion Picture Soundtrack



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

プライベート・ライアン
選ばれた精鋭は8人―
彼らに与えられた使命は、若きライアン2等兵を救出する事だった…



プライベート・ライアン
原題:SAVING PRIVATE RYAN

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製作年:1998年 製作国:アメリカ 170分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス 、トム・サイズモア 、エドワード・バーンズ 、バリー・ペッパー 、
    アダム・ゴールドバーグ 、ヴィン・ディーゼル、マット・デイモン

第71回アカデミー賞:監督賞、撮影賞、音響効果賞、音響賞、編集賞 受賞

【ストーリー】

1944年6月。第二次世界大戦の真っ只中、
ノルマンディ上陸作戦は成功に終わり、オハマビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に
落下傘兵のライアン二等兵を救出せよとの命令が下される。
ミラー大尉は7人の兵士を選び出し、
生死も定かではないライアン二等兵を救出するため戦場へと出発する。

【感想】

いきなり冒頭から度肝を抜かれました。
本当の戦争のドキュメンタリーを見ている様な迫力ある映像、
そして今観ている自分がまるで戦場に立たされている様な錯覚に陥る臨場感あふれる映像。

戦場の殺戮を徹底したリアリズムで再現したこの映画は、
戦争を題材にした映画の最高峰だと思います。


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たった一人の兵士のために8人の勇敢な兵士が命を賭けて探しに向かう。
まるで村を野武士から救うために、
無償で集まった7人の侍達を描いた名作「七人の侍」を彷彿とさせます。
時代が違く共、人間一人の命の尊さは同じです。

それは戦国時代でも、第二次世界大戦中でも、平和な現代でも同じ事です。
戦いや、戦争、テロや暴動などによって失われ行く命の数々。
しかし、その一つの命には大きな重さがあります。
その重さを背負うことの出来ない争いは決してあってはならない事であると思います。

戦争という愚かな行為の中で、
国を信じ、そして自分を信じて戦う人々が次々と命を落としてゆく。
共に戦った戦友がすぐ隣で命を落としてゆく。

戦争に勝利すること、生きて家族のもとへ帰ること、
そんな願いを胸に抱えながら命をかけて戦いに身を投じる兵士たち。

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ミラー大尉率いる小隊のメンバーも、ライアン二等兵もそんな気持ちを持ちながら、
戦い続けていたんじゃないかと思います。

一人の人間を救うという命の尊さ。
一人の人間を救うために失われてゆく命の重さ。


戦争という愚かな行為が生み出した多くの死は限りなく重く、
そして底が見えない深い闇を多くの人々に与えることになります。

この映画を通じで戦争とは?人間の命とは?を深く考えさせられました。

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ミラー大尉を演じているのはアカデミー賞主演男優賞を2度受賞したトム・ハンクス。
彼の演技は本当に最高だと思います。
たまに恋愛系の映画に出たりもしますが、彼には今やシリアスものが良く似合う。
昔のコメディアンだった頃も好きですが、
シリアスな作品で素晴らしい演技力を発揮している今が一番好きですね。

そしてライアン二等兵役はマット・デイモン。
重要な役ですが、存在感はそれ程なく無難に演じていた様な気がします。
あとヴィン・ディーゼルも出ていましたよね。
最初に観た時はまだ彼を知らない頃だったんで出ていたと知って驚きました。

今までの戦争映画にはない、圧倒的なリアリズムで戦場の壮絶な戦いを描き、
戦争の愚かさ、人間の命の尊さを描いた名作です。



評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


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プライベート・ライアン

プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディション

プライベート・ライアン スペシャル・リミテッド・エディション

プライベート・ライアン 第二次世界大戦の真実


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

椿三十郎
“世界のクロサワ”の、そして“世界のミフネ”の痛快娯楽時代劇!!


椿三十郎

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製作年:1962年 製作国:日本 96分
監督:黒澤明
原作:『日々平安』(山本周五郎)
出演:三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、団玲子、志村喬、田中邦衛、小林桂樹

【ストーリー】

上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍の話を図らずも聞いていた凄腕の浪人が、
権謀に疎い彼らを放っておけず力を貸すことになる痛快アクション時代劇。

【感想】

“世界のクロサワ”の痛快娯楽時代劇です。
そして黒澤監督の時代劇の中で「七人の侍」「用心棒」と並び大好きな作品です。

「用心棒」の主人公も三十郎なので続編的なもののように思えますが、
時代設定などが違います。
主人公の設定だけを同じにした別の時代の物語、
として考えるのが一番良いのではないでしょうか?

白黒映画で時代劇なのですが、両方とも苦手な方でもすんなり入り込めると思います。
それだけこの映画には“映画としての面白さ”が詰まっているんです。

この“映画としての面白さ”であり最大の魅力は、
何と言っても痛快娯楽時代劇であること。
黒澤監督を敬愛するスピルバーグ監督作「インディ・ジョーンズ」シリーズのような、
冒険活劇の基となる娯楽性があります。

時代劇には必要不可欠な殺陣シーン、物語の随所に入るユーモア、
そして練りに練られた計略など痛快で楽しめる“映画としての面白さ”が満載です。

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そして何と言ってもこの映画の魅力は主人公の三十郎。
ぶっきら棒なじゃべり方でボロボロの服を着た、
一見落ちぶれた素浪人の様に見えますが、、
実際は情にもろく、頭脳明晰で剣の腕前は超一流の凄腕浪人なのです。

この三十郎を三船敏郎が魅力的に演じています。
侍と言えば三十郎、そして三船敏郎という定義が自分の中に出来てしまう程、
インパクトが大きく、とても魅力的なキャラクターを演じていました。

計略を練り、上役の不正を暴くために奮闘する三十郎と9人の若侍の姿に、
ハラハラすると同時に、随所に入るコミカルな部分。
これがこの映画の面白さに深みを出すスパイスとなって効いていましたね。
特に城代家老の夫人と三十郎のまったく真逆な2人の会話は面白かったです。

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そんな会話の中でとてもインパクトのあるセリフがありました。
城代家老の夫人がギラギラとした狂犬のような三十郎に対していうセリフ。

「本当に良い刀は鞘に収まっているものです。」

とても深いセリフですよね。
良い刀は必ず鞘に収まっている。
鞘がない刀はボロボロになり朽ち果てていくだけ。
三十郎を一言で言い表したとても深くインパクトのあるセリフです。

この「椿三十郎」では「七人の侍」や「用心棒」と比べると、
殺陣シーンがあまりありません。
原作がこの映画と違い、気弱で腕もない主人公だったからだと思いますが、
それでも見所は沢山あります。

その殺陣シーンの最大の魅力は、
敵役の仲代達矢演じる室戸半兵衛とのラストの一騎打ちです。
これはもう日本映画史に残る屈指の名シーンですね。
このシーンを観た後はしばらく動けませんでした。

アクション、ユーモア、脚本、構成、キャスティング、全てが素晴らしく、
また全てが上手く融合されていて、物語にどんどん引き込まれる、
“映画としての面白さ”が詰まった思いっきり楽しめる痛快娯楽時代劇です。


古い作品ですが、今観てもまったく色あせていない素晴らしい映画です。


現在、織田裕二主演でこの「椿三十郎」がリメイクされてますね。
ちょっとだけ予告を観ましたが、
新たに脚本を作るんではなくてオリジナルの脚本を使用しているんですねぇ。
劇中のセリフや構成がオリジナルとほとんど一緒でした。

ただちょっと心配なのは主演が織田裕二なことです(^^;
やはり三十郎は三船敏郎のイメージが強すぎるので、織田裕二だとちょっと弱いかなぁと・・・
取り合えず公開されたら観てみるつもりです。


では最後のシメは三十郎の言葉を借りて、

「あばよ!」



評価★★★★★★★★★★(10点満点中10点 …1点)

パーフェクト!! Toy's殿堂入りです!!


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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ハスラー2
女は愛に生き、男ははかない砂の城に全てを賭ける!

ハスラー2
原題:THE COLOR OF MONEY

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製作年:1986年 製作国:アメリカ 119分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ポール・ニューマン、トム・クルーズ、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、
   ヘレン・シェイバー、フォレスト・ウィティカー

第59回アカデミー賞:主演男優賞 受賞

【ストーリー】

ハスラー稼業から足を洗い気ままな生活を送るエディは、ある日若きハスラー、
ヴィンセントと出会う。
ヴィンセントに若かりし頃の自分の姿を重ね合わせたエディは、彼を一流のハスラーに
仕立て上げようと大会出場への旅に出る。
ハスラー稼業から足を洗った男と若いハスラーの戦いと友情を描く
名作「ハスラー」の25年ぶりの続編。

【感想】

あの名作「「ハスラー」の続編です。
25年ぶりに25年後を描いているのでエディ(=ポール・ニューマン)が
そのまま歳をとった設定になっています。

続編なのですが1作目とは全然雰囲気が違います。
1作目は生死をも賭けた勝負にビリビリとした緊張感に溢れてましたが、
「ハスラー2」は娯楽性が高く、勝負もゲーム的なイメージが強いです。

この「ハスラー2」によって日本でも一躍「プールバー」ブームが巻き起こりましたよね。
あちこちにプールバーが出来て、トム・クルーズを真似た人達がやたらと多かった気がします(笑)
そしてナインボールを日本に広めたのもこの映画ですよね。
劇場公開時はまだ中学生だったのでブームの乗ってビリヤードを始めることはなかったんですが、
高校生になりビリヤードを始めた頃はまずこの映画から入りましたね〜。

この映画はトム・クルーズの映画っぽく言われることが多いので、
あらためてご説明しますが、これはエディ(=ポール・ニューマン)の物語です。

前作から25年の月日が経ち、ハスラーから足を洗い気ままに生きていたエディの前に、
自分の若かりし頃を彷彿とさせる若者ヴィンセントが現れます。

ヴィンセントの天性のビリヤードセンスに才能を感じたエディは、
彼を一流のハスラーに育てようと考えます。

年老いた天才ハスラーと、才能が開花しようとしている若きハスラー。
彼らの年齢を超えた友情、そしてハスラーとしてのライバル心。

ヴィンセントを一流のハスラーとして育てようとする情熱が、
いつしかエディ自身のハスラーとしての心に火をつけるようになってゆきます。

この映画はヴィンセントの成長物語ではなく、エディの復活の物語なのです。

ラストのエディのセリフにはめちゃくちゃ鳥肌が立ちました。

1作目では“若き男の美学”を描いていましたが、
この続編はまさに“年老いた男の美学”を描いていました。

エディを演じたポール・ニューマンはやはり最高の演技でした。
1作目から25年の月日が経った初老のエディを静かに、繊細に演じていましたね。
ギラギラした1作目のエディとは対象的ですが、
静かな演技の中に若かりし頃の自分を取り戻そうとする、
内に秘めた情熱を上手く表現していたと思います。
この映画でアカデミー賞主演男優賞を受賞していますが、
この映画で取ったというよりは、今までの功績を称えた集大成的な意味で受賞した
ような気がします。

ヴィンセントを演じたトム・クルーズも良かったと思います。
エディと対象的な荒削りな若者をトム・クルーズらしく演じていたと思います。

ビリヤードの対決シーンも良かったですね。
今回はトーナメントでの試合なのでハスラー同士の勝負というよりは、
一般的なゲームの駆け引きでの勝負という感じでしたが、
ビリヤードというゲームをしっかりと描いていているので良かったです。

この映画は1作目を観なくても十分に楽しめる映画ですが、
是非1作目を観てからもう一度観て欲しいと思います。
ラストのエディのセリフにシビれること間違いないです(^^

諦めかけていたハスラーとしての自分自身を取り戻すため、
そして年老いてもなお“漢”として生きる一人の男の復活を描いた秀作です。



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


Toy'sの「ハスラー」の感想はこちら


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ハスラー 2

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ハスラー
ハスラーとして生きる事しかできない不器用な男の生き様を描いた名作です。


ハスラー
原題 : The Hustler

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製作年:1961年 製作国:アメリカ 135分
監督:ロバート・ロッセン
出演:ポール・ニューマン、ジャッキー・グリーソン、ジョージ・C・スコット、パイパー・ローリー
    マーレイ・ハミルトン

【ストーリー】

賭けビリヤードで身を立てているぐエディは、
名うてのハスラー“ミネソタのデブ”に勝負を挑むが惨敗。
全ての財産を失ったエディは、次第に生活がすさんでいく中で一人の女性と出会う。
ハスラーとしてしか生きる事の出来ない男の人生の挫折と苦渋を描いたヒューマンドラマ。

【注:ハスラーとは?】
賭け事において実力を隠し相手から大金をせしめる者のこと言います。
簡単に言うと詐欺師です。
日本ではビリヤードを行う者すべてを指す場合もありますが、
実際のビリヤードプレイヤーはハスラーという言葉を使いません。


【感想】

ビリヤードをこよなく愛するToy'sにとって、この映画はすごく特別な作品です。

ビリヤードを描く映画としても最高の作品ですし、
一人の男の挫折と葛藤を描く人間ドラマとしても最高の作品です。


主人公エディは世間一般で言うダメ男です。
ハスラーという賭け事で生計を立て、
調子に乗って酒を飲みまくり“ミネソタのデブ”との勝負に惨敗、
あげくの果てには知り合った女性の部屋に転がりこんでのプー太郎生活。

財産を失い、酒に溺れ、賭けビリヤードで日銭を稼ぐ毎日。
生活は次第に荒れてゆきます。
そんな生活を続けて行くなかで、エディは自分を見つめ直す時が来ます。

それはビリヤードに対する情熱。
賭けビリヤードは勝たなければ意味がありません。
でも、その勝敗を超えたもの、誰にも出来ないようなショットをしたい、
最高のゲームをしたいと言う“本当の自分”の気持ちに目覚めるようになります。

しかし、それには彼が思った以上の代償を支払うことになります。

自分の生き様、人生とは?

ハスラーとは?

そしてビリヤードとは?

本当の自分を取り戻すため、エディはもう一度勝負を挑みます。

ダメ男の代名詞のようなエディが何故か次第に格好良く見えてきました。
今までの彼の行動、そして人生は決して格好良いもではないです。

それは自分がダメな男だと知りながら、
ハスラーという道でしか生きられない苦悩と葛藤、
そしてハスラーとしてのプライドを取り戻そうとする姿に、
“男”を感じたからなのかもしれません。

主人公を演じたポール・ニューマン。
のちに「ハスラー2」でアカデミー賞主演男優賞を受賞しますが、
この映画で賞を取っても良かったんじゃないかと思うくらい、
エディという役を魅力的に演じていました。

Toy'sもビリヤードにハマり、昔は毎夜突きにビリヤード場に通ってました。
ビリヤードって本当に奥が深くて、知れば知るほど難しくなってきます。
基本的な玉の突き方から始まり、先を読むテクニックや、
相手との駆け引きなど、沢山の事を通っていた常連の方々に教わりました。

今は家庭もあるのでほとんど行く事ができない状態ですが、
映画鑑賞と並び、一番の趣味として一生続けて行くつもりです。

おっと、話がそれてしまいました。スミマセン。

ハスラーという勝負の世界にしか生きる事のできない、
不器用な男の苦悩と葛藤、そして本当の自分を知り、
プライドを取り戻すために戦う男の生き様を描いた名作です。



評価★★★★★★★★★★(10点満点中10点 …1点)

パーフェクト!! Toy's殿堂入りです!!
この評価はToy'sの趣味的要素が非常に強いです(^^


Toy'sの「ハスラー2」の感想はこちら


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ナイト・ミュージアム
みんなみんな、動き出す!


ナイト・ミュージアム
原題:NIGHT AT THE MUSEUM

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製作年:2006年 製作国:アメリカ 108分
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・ステイラー、カーラ・グギーノ、ディック・ヴァン・ダイク、ミッキー・ルーニー
   ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン

【ストーリー】

真夜中の自然史博物館で働く夜間警備員の男が、
魔法で次々と動き出す博物館の展示物と止めようと奔走する爆笑コメディ。

【感想】

やっぱりこの系統の映画は良いですねぇ(^^
何も考えずに楽しめます(笑)
子供から大人まで楽しめるファミリー向けの映画ですね。

発想がまず面白かった。
子供の頃に博物館に行った時は今にも動き出しそうな蝋人形とか剥製とかに
ビビッてたりしてましたよねぇ。
それがまさに現実となって動き出すんですからたまったもんじゃないですね(笑)

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それにしても最近のCG技術は本当に凄いですね。
骨の恐竜や動物たちの動き、ミニチュアの人形たち(人間が演じてますけど)との
合成など違和感なく、というか物語の中に自然と溶け込んで観ることができました。

この映画の主人公を演じているのがベン・ステイラー。
最近彼が主人公の映画が多くなってきましたね。
「メリーに首ったけ」や「ミート・ザ・ペアレンツ」でも味があって面白かったです。
彼はもっと弾けた役でも良いんじゃないかなぁと思うのは自分だけでしょうか?
たとえば「ズーランダー」をもっとハチャメチャにしたような(笑)

話題がそれちゃいましたね(^^;

少し前まではこの系統の映画の主人公と言えばロビン・ウィリムズでしたよね。
そんな彼が今度は新しい主人公のサポートにまわり、
楽しんで演じているのが印象的でした。
たしかにロビン・ウィリアムズの後継者は誰かと考えると、
ベン・ステイラーなのかなぁって思います。

09.jpg

物語はこの系統の映画の王道を行く展開です。
もうハチャメチャです(^^
やりたい放題、なんでもアリ、壊したい放題です(笑)
「やめとけよ〜」とか「そこまでやっちゃう?」とか「あ〜だからやらなきゃ良かったのにぃ」
みたいな主人公のおバカな行動は健在です。
そんなおバカで何をやっても上手くいかない主人公が息子のために、
そして自分自身のために奮闘する。
そこがまたしてもお約束ですが心温まりました。

とにかく発想が面白く、ハートフルで心温まり、
観終えた後にちょっと爽快感がある、そんな映画です。



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>

ナイト ミュージアム

ナイト ミュージアム (2枚組特別編)

ナイト ミュージアム (もの知りおもちゃ箱)

<CD情報>

オリジナル・サウンドトラック「ナイト・ミュージアム」



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