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Author:Toy's
Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

映画の感想は基本的にネタバレしないように書いています。
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B級映画を中心に映画の感想を書いているブログ、

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バタフライ・エフェクト
きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。
それは神にも許されない行為。



バタフライ・エフェクト
原題:THE BUTTERFLY EFFECT

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製作年:2004年 製作国:アメリカ 114分
監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート 、ウィリアム・リー・スコット 、エルデン・ヘンソン 、
    メローラ・ウォルターズ 、エリック・ストルツ

【ストーリー】

時折、記憶を喪失(ブラックアウト)する少年だったエヴァン。
青年になるとその症状は無くなっていたのだが、
ある日、小さい頃から書いていた日記を読むと過去に戻れる能力がある事を知る。
自分の行いで幼馴染ケイリーの人生を狂わせてしまった事を知り、
運命を変えるために何度も過去へ戻るが、状況はさらに悪化していく・・・。

≪バタフライ・エフェクト≫
「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、
将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。


【感想】

先の読めない斬新なストーリー、そしてスタイリッシュでスピーディな展開、
ラストまでハラハラ、ドキドキの連続で映画に釘付けでした。
最近のサスペンス映画の中では極上の作品です。

まずストーリーが斬新。
単純に考えるとタイプスリップ物なのですが、
少年期の記憶が喪失した部分と青年になって過去に戻る部分がリンクされていて
ただのタイムスリップものとはまた違う緊張感や緊迫感があります。

なんとか良い方向へ向かわせようと過去に戻り頑張るけれど、
過去に戻るたびに状況がどんどん悪化してしまう。

そのたびに過去へと戻り状況を修正しようと頑張るが、
もう取り返しのつかない状況に追い込まれて行く。

そしてラスト、彼のとった行動は・・・・。

近年まれに見る極上のサスペンスだったと同時に、
近年まれにみる切ないハッピーエンドでした。


自分も昔を振り返ると「あの時あれをやっておけば良かったかな」なんて思ったりもするけど、
あの時に自分で下した決断が今の自分を作っているんだと思うと
それはそれで良かったのかなぁなんて思ったりもしてます。

過去を振り返り、あの時・・・と思うのは誰にでも出来ます。
ただこれからの未来もほんの少しの違いで大きく変わって行きます。
”を頑張ることが未来の自分への「バタフライ・エフェクト」だと思います。


この映画のDVDレンタル版には2つの別エンディングがあります。
どちらも「うーん・・・」って感じのエンディングでした。
やはり劇場公開版が最高のエンディングだと思います。


実はもう一つディレクターズカット版のエンディングがあります。
これはセル版のDVDのみだったと思います。
このディレクターズカット版のエンディングはどのエンディングよりも
悲壮感漂うまったく違う悲しい結末です。
是非興味のある方はディレクターズカット版をご鑑賞下さい。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)

<DVD情報>

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション

<CD情報>

この映画のエンディングでOasisの下記アルバム収録曲
「Stop Crying Your Heart Out」が流れます。
この歌がまたこの映画のエンディングにベストマッチしていてすごく良いです。


ヒーザン・ケミストリー



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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

隠された記憶
送られてきた1本のビデオテープ
それは記憶の底に隠された無邪気な悪意・・・

隠された記憶
原題:CACHE/HIDDEN

dhnorjjkal.jpg

製作年:2005年 製作国:フランス/オーストリア/イタリア 119分
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ、モーリス・ベニシュー、アニー・ジラルド
    ベルナール・ル・コク、ワリッド・アフキ

【ストーリー】
テレビ局の人気キャスターであるジョルジュと美しい妻アンは、
息子ピエロと共に幸せな生活を送っていた。
だがジョルジュの元に送り主不明のビデオテープが不気味な絵と共に
何度も届くようになる。
映し出されるのはジョルジュの家の風景と家族の日常。
やがてジョルジュは遠い日の記憶を呼び覚ます…

第58回 カンヌ国際映画祭 監督賞/国際批評家賞(FIPRESCI)/人道賞(Ecumenical)受賞
第18回 ヨーロッパ映画賞 作品賞/監督賞/主演男優賞/脚本賞/編集賞 受賞


【感想】
フランス映画です。
しかもメジャーではありませんw
この映画を知ってる人も少ないんじゃないかなぁ、吹替えもないしw

監督は鬼才ミヒャエル・ハネケ監督です。
自分が今まで観た映画の中でも後味悪さ&観なきゃ良かったと心の底から思う映画の
揺ぎ無く№1の座に居座り続けている「ファニー・ゲーム」の監督です。
※注意※「ファニー・ゲーム」は本当にオススメできません。
     興味本位で観ると一週間位立ち直れなくなります。


なぜ今回この映画を観たのか?

興味本位です(爆)

この映画のキャッチコピー「全世界震撼のラストシーン」という
映画会社の策略に見事に引っ掛かってみましたw


冒頭からフランス映画特有の長回し撮影で始まります。
いつもフランス映画を観るときはこの「長回し」に素晴らしい眠気を頂いているのですが(笑)、
この映画に関してはこの「長回し」が不穏な雰囲気にマッチしていて、
観ている人達に不安を与える効果が出てきたんじゃないかと思います。

自宅を延々と取り続けているビデオテープ、送り主は誰なのか?何の目的があるのか?
映画が進むにつれてどんどん分からなくなって行きます。

いたるところに複線が張ってはり、出てくる人間、誰もが怪しいと思う中、
ジョルジュの遠い記憶から甦る一人の人物。

この映画の重要人物です。
ジョルジュの記憶の底に眠っていた過去。
物語はさらに謎だらけになって行きます。

全編に渡り、長回し&淡々とした流れで進んで行きますが、
中盤を越えた当りで衝撃的なシーンが入ります。
思わず「えぇー!!」って声を上げてしまいました(^^;
それまでの淡々とした流れを一気にぶった切る衝撃的なシーンでした。

そして物語は終盤を迎えます。

犯人は誰なのか?

目的は?

期待と不安な気持ちで観続けている自分に突きつけられる事実。

そう、観客を置いてけぼりにする「全世界震撼のラストシーン」!!!!

ラストシーンはかなり???でしたw


以下ネタバレ(反転して読んで下さい)

ジョルジュの家に送られてくるビデオテープの撮影した位置や
所々に入る第三者目線的な映像(マシッドが自殺するシーンなど)を考えると、
誰が犯人で、何の目的があるのか・・・
そんなことはこの映画には全然関係ないんだなと思いました。

これはジョルジュという一人の人間の心の闇、それは誰もが持つ記憶の底に隠している闇を描きたかったんじゃないかと思います。

ビデオテープはその心の闇を描くための一つのアイテムに過ぎず、それ自体に意味は持っていないような気がしました。

ラストのエンドロールでジョルジュの息子とマシッドの息子が談笑しているような場面がありました。
でも、この2人が知り合いだったとしても、犯人が誰なのか謎なままです。

基本的にこのハネケ監督は答えを出さず、観ている人に考えさせる映画を撮り続けている人なので、逆に答えを求めてはいけないんだと改めて感じました。


久しぶりに映画を観た後にこの映画について語り合いたくなりました。
そんな意味でも深い作品だったのかなと思います。


評価★★★★★☆☆☆☆☆(10点満点中5点 …1点)


<DVD情報>

隠された記憶



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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

シン・シティ
ハードボイルドな骨太映画、そして斬新な映像が魅力のアメコミ原作映画のご紹介です。

シン・シティ
原題:SIN CITY

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製作年:2005年 製作国:アメリカ 124分
監 督:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
出演者:ブルース・ウィリス、ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェン
     イライジャ・ウッド、ベニチオ・デル・トロ
    

【ストーリー】

犯罪以外は何もない、どこにでもある巨大な街。
いつしかそこは“罪の街”シン・シティと呼ばれた。
裏切りと憎しみが渦巻くこの世界を己のルールに従って生きる3人の男は、
街を支配する権力に脅かされる女達を守るため、命を賭けた闘いに挑む…

【感想】

まず、映像に圧巻されました。
アメコミの原作そのままを映像化したビジュアルは凄い!!の一言。
メインの白黒映像に加えてワンポイントで入るカラーがインパクト大です。

それに加えて豪華キャスト!!
出演を書き入れません。それだけ原作はカルト作ですが人気があるってことですね。

内容は…バイオレンス、これでもかって位バイオレンスです。
以前タランティーノ監督の「キル・ビル」を観ましたが、
あっちはちょっと悪趣味的なところがありましたが、
「シン・シティ」は同じバイオレンスでも悪趣味的には感じませんでした。
仲が良く、同じ系統の映画を撮る監督同士でも違いがかなり感じられましたねぇ。

好き嫌いが分かれるところですが、自分はこの雰囲気の映画は好きです。
ロバート・ロドリゲス監督の映画は結構好きなのでほとんど観てます。
B級映画っぽい作りと凄まじいバイオレンスの中にあるちょっとした笑いのセンスが
自分にハマっているんじゃないかなって思います。

この映画はR-15指定なのでバイオレンスは本当に凄いです。
グロい場面も結構あります。
観てみようって方は心して観て下さいね。


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)

<DVD情報>

シン・シティ スタンダード・エディション

シン・シティ コンプリートBOX (完全初回限定版)

シン・シティ プレミアム・エディション

<CD情報>

シン・シティ



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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

ゆれる
あの橋を渡るまでは、兄弟でした。


ゆれる

20070728124359.jpg

製作年:2006年 製作国:日本 119分
監督:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子
    木村祐一、ピエール瀧、田山涼成

【ストーリー】
東京で写真家として成功した猛(オダキリ)は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、
実家に残り父親と暮らしている兄の稔(香川)、幼なじみの智恵子と3人で近くの渓谷に向かう。
密かに猛に想いを寄せる智恵子。
だが、渓谷にかかった吊り橋から智恵子が落下、傍にいたのは稔ひとり。
事故だったのか、事件なのか?

【感想】
久しぶりに素晴らしい作品に出会いましたw

東京で成功し全てを手に入れているが、仕事のプレッシャーや心の底では孤独を感じている
陰のある猛をオダギリジョーがより深く演じていて、実家に残り、自分の感情を押し殺して
仕事と家事を両立している兄の稔を香川照之がねっとりと演じていました。
素晴らしいキャスティングだと思います。この二人以外いない!!って感じでした。

内容もよけいな説明は一切なく、兄弟それぞれの心のゆれを上手く表現していたと思います。
本音と本音がぶつかり合い、兄弟それぞれの想いがゆれる・・・
そして兄弟でも見せることのない本当の自分をさらけ出して行く。
人間ってすごくもろくて、繊細な生き物なんだと改めて思いました。

愛でも友情でもない、血の繋がりというものには
言葉では言い表せない深いものがあるんですね。


「橋を渡ることが出来た猛」…「東京へ行った猛」
「橋を渡ることが出来なかった稔」…「実家に残った稔」
「橋を渡ること出来るのに渡らなかった智恵子」…「東京に行く事が出来たのに残った千恵子」

この事件の何年も前から既にそれぞれの『ゆれる』想いがあったんだと思います。

「奪う者」と「奪われる者」、一見奪う者だと思った人間が実は奪われていたのに気が付かず、
奪われる者は実は奪っているものがあったのに気が付かない・・・
そんな深い意味もあったんじゃないかと思います。

そしてラストシーン。
忘れられないラストシーンの一つになりました。
決して目新しいラストシーンではなかったんだけど、
この映画の全てを物語っているかんじゃないかと思います。

全て解決して納得できる映画ではなく、
観ている人達のそれぞれの想像にお任せするみたいな内容ですがオススメです。
未見の方は是非観てみて下さいね。
この映画の意味を語り会いたくなると思います。




↓↓↓以下ネタバレ(反転して読んでください)

もし観た方がいたら読んで下さい。

裁判も終盤に差し掛かった頃、面会室で稔の言葉に猛が動転し、逆上する場面のあと、
猛が「本当の兄を取り戻すため・・・」と兄が智恵子を突き落としたと証言してますよね。
証言し始めた時稔は笑いました。
あれは今まで「疑って、疑って、最後まで信じない」、
疑っているにも関わらず自分を守るために兄を助けようとした弟が
本音で話しをする事に対しての笑みだったのかと思いました。

そしてラストシーン。

稔の最後の笑顔は一体どういう意味だったのでしょうか?
自分的にはお互いの心を隠さず純粋に過ごした子供の頃のフィルムを観て、
猛は兄の存在の大きさに気づき、自分の過ちに気づいて兄を追いかけたのかと思います。
「兄ちゃーん」と叫ぶ猛の姿を観て本当に泣いてしまいました。
「一緒に家に帰ろう」そう叫ぶ猛に気が付き笑顔を見せる・・・
自分は純粋に、子供の頃のような弟の姿を観て微笑んだんじゃないかと思います。
そしてバスに乗ったんじゃないかと・・・



ネタバレ以上。

評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


<DVD情報>

ゆれる

<CD情報>

ゆれる オリジナルサウンドトラック



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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

Crash/クラッシュ
第78回アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた作品。
人の“こころ”の内面を人種差別問題を通して鮮烈に描いた、衝撃と感動の群像劇。


Crash/クラッシュ
原題:CRASH

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製作年:2004年 製作国:アメリカ 112分
監督:ポール・ハギス
出演者:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー
     ライアン・フィリップ

第78回アカデミー賞:作品賞、オリジナル脚本賞、編集賞 受賞

【ストーリー】

人種のるつぼ、ロサンゼルス。
刑事、警察官、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、
病院の受付嬢、雑貨屋の主人…。
様々な階層の、様々な人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、
憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる…。

『ミリオンダラー・ベイビー』の製作・脚本でアカデミー賞にノミネートされ、
一躍注目を集めた俊英・ポール・ハギスの監督デビュー作です。


【感 想】

重い…重い映画でした。

アメリカの、いや全世界で人種差別というのは根深いものなんですね。
黒人、アジア系、ヒスパニック系…様々な人種差別の問題を軸に、差別をする人、差別される人、
さまざまな人の人生が交錯して物語が進んで行きます。
主人公が決まっているのではなく、いくつかのエピソードで構成され、
そしてそれぞれの伏線が全て繋がってゆく…監督の手腕は素晴らしいの一言です。
ひとつひとつのエピソードの内容は浅いんですが、
そのエピソードの中には必ず重要な鍵がありました。

特に印象的だったエピソードが2つありました。


ひとつは「人種差別する警官とTVディレクターの妻」との話。

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人間の陰と陽がはっきりと出ていたエピソードでした。

「あなたに触れられたくない」

拒絶された時に初めて分かる彼女の傷の深さ、そして自分の愚かさ。
警官の人生にも苦悩があります。
でも、その苦悩のはけ口を間違った方向へは向けてはいけないですね。
極端ですけど、人間は皆この警官と同じなのかもしれません。


もう一つは「鍵屋の父親と娘」の話。
透明のマント」の話は、この映画の中で唯一安らぎのあるエピソードでした。

322654view002.jpg

しかし、その話が引き起こしてしまう悲しい出来事。
人種が違うだけで受ける酷い仕打ち。
人種差別からくる被害妄想。
それぞれの気持ちがかみ合わずにすれ違ってしまう。

「私が守ってあげるから大丈夫だよ」

涙が止まりませんでした。


誰もが持っている悲しみや辛さ、孤独感…。
差別する側になったり、される側になってしまう、人間の弱さ。
お互いに衝突し合うことで自分の中の悲しみや憎しみが違った形になっていく。
それは愛を実感したり、悲しみを克服したり、また苦しみに変ってしまったり。。。
この映画を観て、まさに人は一人では生きて行けないってことを実感しました。
人種差別って自分たちには関係がないって思いがちですが、
身近にあるささいな差別は決して関係のないことではないですよね。
すごく、心に響きました。

この映画は決してハッピーエンドではないです。
それぞれのエピソードに登場する人物それぞれは違った結末を迎えます。
衝突する前も後も、共感できる人物、共感できない人物…それぞれがいました。

でも、それが人間。

それが人生。

人は誰かと衝突したり、触れ合ったりすることが重要なんですね。


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>

クラッシュ



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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

バス男
キタ――――(゚∀゚)――――!!!!!


バス男
原題:NAPOLEON DYNAMITE

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製作年:2004年 製作国:アメリカ 95分
監 督:ジャレッド・ヘス
出 演:ジョン・ヘダー、エフレン・ラミレッツ、ジョン・グリース、アーロン・ルーエル

【ストーリー】
アイダホの高校生ナポレオン・ダイナマイト。
ルックスもダサければ頭も良くない彼は、
当然のように学校でも友達もなくイジメにあってばかりの毎日。
そんな彼にも、メキシコ人の転校生ペドロという友だちが出来た。
女の子にモテたいペドロは無謀にも生徒会長に立候補、
ナポレオンも彼の応援に精を出すが…。

製作費わずか400万円ほどの超インディーズ作品ながら、
ティーンの熱狂的な支持を集めて全米で40億円以上を稼ぐ大ヒットとなった話題作(?)です。

【感想】

キタ――――(゚∀゚)――――!!!!!

いや、DVDのパッケージにあったんで思わず書いてしまいました

でも本当にキタ――――(゚∀゚)――――!!!!! って感じの映画です。

何て言えばいいすかねぇ、こう観終えた後に爽やかな気分になる不思議な映画です。

いやホント面白かったです、マジで(^∀^)/

なんか可愛そうな邦題を付けられてしまってますが、
日本で話題だった「電車男」にあやかって付けたんでしょうね(^^;
内容は全然違います。
なのでこの際タイトルは忘れましょう(笑)って感じです。

20070724192240.jpg


笑いはシュール、最後までシュールで独特の雰囲気に包まれてますw
そしてかなりの脱力感に包まれます(笑)

そして主人公、ナポレオン・ダイナマイト!!
名前はBIGですが、アメリカのモテない青年の代名詞みたいな奴です。

このナポレオンのしゃべり方、走り方、行動・・・全てキモいです(笑)
が、ラストで一気に心を持ってかれました!!

主人公に負けず劣らず脇役キャラもまぁキモいこと、キモいこと(笑)
シュールな笑いにさらに輪をかけてました(^^

20070724192249.jpg


物語はナポレオンのボンクラな日常生活を淡々と描いてます。
でもそこが良かったな。
アメリカの青春映画によるあるストーリー、オチじゃなかったところがまた良かった。

ここ最近の劇場未公開映画の中では久々の大ヒットでした(^^

レンタルショップに行って観たい映画がレンタル中でどうしよっかなぁって迷った時!!

是非『バス男』レンタルしてみて下さいw


マジでオススメです!!


評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


<DVD情報>

バス男

<CD情報>

シンクロナイズド

※映画中のダンスシーンでジャミロクワイの「シンクロナイズド」収録の
 「キャンド・ヒート」が流れます。
 この映画を観てからこの曲が頭から離れません(笑)



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

ゼブラーマン
白黒つけるぜ!!


ゼブラーマン

20070724102704.jpg

製作年:2004年 製作国:日本 115分
監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
出演:哀川翔、鈴木京香、渡部篤郎、大杉蓮、市川由衣、榎本明、内村光良(友情出演)

【ストーリー】
2010年。
子供の頃に見たTV番組『ゼブラーマン』に夢中になるあまり、
こっそり自分でコスチュームを作る家庭崩壊気味のダメ小学校教師市川新一。
それを着て夜中街に出た彼は、なんと宇宙人が寄生した怪しいヤツらと闘うハメに!

【感想】
いや~、シビれた!!!
めちゃくちゃ面白かった(^∀^)v
なんでもっと早く観なかったんだろうって思っちゃいましたよw

哀川翔主演100作目ってことで結構話題になってましたがすっかり見逃してました。

クドカンと鬼才三池崇史監督のコラボによって、
ぶっ飛んでいて遊び心満載のストーリーになっていてすごく楽しめました。

ヒーロー物って言っても「スーパーマン」や「バットマン」のような
「強い」ヒーローではないところが良かったですね~。

最初は家庭崩壊寸前でどうしようもなく情けない男が、血と汗がにじむような、
ボロボロになりながらも必死で特訓をして強くなって行く姿に激しく感動してしまいましたw

そして真のゼブラーマンになった時は「おぉ!!!すげーっ!!!」「ガンガレ!!!ゼブラーマン!!!!」と
子供の様な純粋な心で引きこまれちゃいました(^^

ダメ親父だった父を無視(軽蔑?)していたイジメられっ子の息子が
ゼブラーマンとなって頑張って戦っている父親を知り、心を開いていく過程も
「おっさんと息子」が描かれていて人事ではない思いがありましたねw

決して派手なアクションもなければ、CG技術を駆使したものでもない、
手作りな感覚のある映画だけど、しっかりとした物語があって久しぶりに楽しめた映画でした。

是非、皆さんもこの映画を観て白黒つけちゃって下さい(笑)


評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>

ゼブラーマン

ゼブラーマン プレミアムBOX

白黒つけた男たちメイキングオブ「ゼブラーマン」

<CD情報>

「ゼブラーマン」 オリジナルサウンドトラック

主題歌:THE HIGH-LOWS 日曜日よりの使者



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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ホテル・ルワンダ
愛する家族を守りたい。ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った…。


ホテル・ルワンダ
原題:HOTEL RWANDA

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製作年:2004年 製作国:南アフリカ/イギリス/イタリア 122分
監督:テリー・ジョージ
出演者:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホワキン・フェニックス
     ジャン・レノ(ノンクレジット)

【ストーリー】
1994年、ルワンダ。
長年続いていた民族間の諍いが大虐殺に発展し、100日間で100万もの罪なき人々が惨殺される。
世界中がこの悲劇を黙殺する中、4つ星ホテルに勤める支配人ポールは行き場のない人々をホテルにかくまいはじめるのだが…。

劇場公開前に日本の国内配給会社の買い手がつかず、公開が危ぶまれていたが、
若者を中心としてインターネットでの署名運動が功を奏し、公開が実現した話題作です。

【感想】
いや衝撃的な映画でした。

そして「一生のうちで観なければいけない映画のひとつ」だと感じました。

この映画はルワンダで長年に渡って続いていた2つの民族「多数派のフツ」と「小数派のツチ」の
民族間争いが大虐殺に発展していく実話を基に描かれています。

あまりにも勝手すぎる分け方により2つの民族に分断され、そしてお互いに憎しみ合っていく・・・
すぐ隣に住んでいる人や、同じ街に住む人を虐殺してゆく・・・
虐殺シーンは映像としてはほとんどないのですが、それでも目を覆いたくなりました。

人間の心ってなんて弱いものなんだろうか。

ドン・チードル演じるポールは「強いヒーロー」ではなく、家族を愛していて、愛する人達を守りたい、ただそれだけを思っている普通の父親です。
ただその普通の父親の愛が、命を狙われ窮地に立たされた隣人達、
ホテルへ非難してきた人々を虐殺から守る大きな力になっていたんだと思います。

20070723105147.jpg


劇場公開が2004年なので公開年の10年前の出来事なんですよね。
はずかしながらこの事件を覚えていません。

劇中でホアキン演じるカメラマンのセリフ

「この映像を世界に流してもみんな”怖いね”というだけでディナーを続けるんだ。」

まさにそれが自分自身だったんだと心に突き刺さりました。
リアリティのない別世界の話なのだと感じていたのかもしれません。

たぶん、この事件だけではなく世界中で起こっておる事件全てに対してそうなんだと思います。

この事実を知った自分に何が出来るのか・・・

いや何か出来るとかその前に「知る」ことが大事なのではないかと。

映画を観る事により、これは実際に起きた現実世界の話なのだということを理解し、
その出来事に対して「何故?」「どうして?」という疑問を持つことが大切なんだと思います。

そして歴史を繰り返さないため、自分自身、そしてその次の世代へと受け継いでいくべきだと。

お涙頂戴的な映画ではないです。
ルワンダで起きた虐殺の歴史を忘れないために作られた映画ではないかと思います。
そして愛する家族を守るために必死に戦い抜いた男の物語です。

理不尽さ、痛み、恐怖、無力感・・・暗くて重い事実。
そんな中でも小さいけど見える愛、そして希望の光。

できるだけ多くの人達に観てほしい映画です。


評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


<DVD情報>

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション



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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

007/カジノ・ロワイヤル
007/カジノ・ロワイヤル
原題:CASINO ROYALE

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製作年:2006年 製作国:イギリス 144分
監 督:マーティン・キャンベル
出演者:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッズ・ミケルセン、ジュディ・デンチ
      ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ

【ストーリー】
英国諜報部の敏腕スパイ、ジェームス・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションシリーズ第21弾。
若きジェームス・ボンドが“007”になる前の物語から始まり、初任務の国際テロ組織との戦いを描く。

【感想】
いや~、面白かった。
今まで観たボンド映画の中で一番面白かったかなぁ。

前回までのピアーズ・ブロスナンのボンドの時はアクションバリバリでしたが、
今回のダニエル・クレイグ版ボンドはスタイリッシュ!

そして物語自体もボンド誕生の物語とあって荒削りなボンドが
今までの映画の中で一番人間味があって良かった。

ホント最後の最後、ラストでのいつものキメセリフ!
あれにはシビれました!!

公開前は批判が多かったけど、公開後にすごく評判が良くなったってのは分かりますね~。
今までの007シリーズで一番の出来じゃないかと思いますw

っと言っても実は007シリーズはだぶん半分くらいしか観たことがないんですけどね(^^;
TVでかなり放映してたロジャー・ムーア版と
前回までのボンド:ピアーズ・ブロスナン版がほとんどですね。
ショーン・コネリー版はほとんど観てない気がする。


次回作がシリーズで唯一続編みたいですね。
ダニエル・クレイグ=ボンド、これからが楽しみです!


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


<DVD情報>

007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション (初回生産限定版)(2枚組)

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「007/カジノ・ロワイヤル」オリジナル・サウンドトラック



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

あるいは裏切りという名の犬
久しぶりにフランス映画を観て熱くなった映画をご紹介します。


あるいは裏切りという名の犬
原題:36 QUAI DES ORFEVRES

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製作年:2004年 製作国:フランス 110分
監督:オリヴィエ・マルシャル
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、アンドレ・デュソリエ、ヴァレリア・ゴリノ

【ストーリー】
実話を基に、以前は親友だった権力志向の強い野心家の刑事ドニと、
正義感あふれる刑事レオの数奇な運命を描くフレンチ・ノワール。

【感想】
この映画はかなり面白かった。
骨太で見応えのある映画でしたね。

始めはまずタイトルに惹かれました。
なんか格好いいタイトルじゃないっすか?
前に何の映画か忘れましたが「男は死んで血を流せ」って映画があって
タイトルだけで無償に観たくなった覚えがあります(笑)
(結局忘れて観てませんが)

もう一つ惹かれたのが仏を代表する2人の主演俳優の競演。
ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューです。
この2人がまさに“”の対決をするってことで観る前からドキドキものです。

フランス映画っていうと独特の長回し撮影&淡々とした物語っていうイメージがありますが、
この映画は全然違いました。

アクション、人間ドラマ、サスペンスのそれぞれの要素が上手く織り交ぜられていました。
映像や音楽など使い方がうまかったですね。
脚本も素晴らしかった。
物語にどんどん引き付けられラストまでもう映画に釘付けでした。

権力、友情、裏切・・・いわゆるノワール系作品には欠かせない要素をしっかりと取り入れつつ、
決して古臭い映画になっていないところが良かったですね。

ハリウッドでロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニー主演でリメイクが決定しているそうです。
でもこの映画の雰囲気を再現できるかなぁ。
たぶんもっとアクションバリバリになりそうな気が・・・

やっぱり“”を描いた映画は男臭くて良いっすね(^^


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


<DVD情報>

あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

スタンド・バイ・ミー
映画の感想日記第三回目は、
自分の今まで観てきた映画の中で揺ぎ無い不動の第3位の映画をご紹介したいと思います。


スタンド・バイ・ミー
原題 : Stand by Me

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製作年:1986年 製作国:アメリカ 84分
監督:ロブ・ライナー
原作:スティーブン・キング(「恐怖の四季」秋の物語「THE BODY」)
出演:ウィル・ルィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、
    リチャード・ドレイファス、キーファー・サザーランド、ジョン・キューザック

【ストーリー】
汽車に跳ねられた少年の死体があるとの話を聞いた少年4人が、
死体を見つけてヒーローになろうと死体探しの旅に出る。
小さな冒険を通して、少年期の特異な友情、そして訣別をノスタルジックに描く感動作。

【感想】
スティーブン・キングの中篇小説「恐怖の四季」の秋の物語「THE BODY」が原作。

この映画はもう何回観たか分からないくらい観てます。
とにかく何度も観たくなるんですよねぇ。

この映画を観ると自分の少年時代を思い出します。
この映画のような大冒険はした事はないけど、小さな冒険って良く友達としましたよね。
ボロボロの廃墟に入ってみたり、森ってほど森じゃないけど中に入って秘密基地を作ったり・・・
この映画を観ると、そんな懐かしい思い出が甦ってくるんですよね。

そして音楽。
ベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」がノスタルジックなこの映画に
さらに深みを出していると思います。
この曲を聴くとこの映画を必ず思い出します。

ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は仲が良い友達でいつも一緒に遊んでいた。
4人の少年達はそれぞれまったく違った性格で、生活環境もバラバラ。
そえぞれ心に傷を持っていて、それを皆に知られないように一所懸命生きている。

ある日、兄貴から行方不明の少年の遺体を見つけたとの話を盗み聞きしたバーンは
仲間のゴーディたちにその話をし、
「死体を見つけたらヒーローになれる」と考え4人は死体探しの旅に出掛ける。

旅の途中にいろんな事が起こります。
線路に沿って旅を続ける中、橋を渡る時に汽車が背後から迫ってきたり、
森の奥にある沼にはまり体中ヒルだらけになったり。

そんな旅を続ける中で4人はそれぞれ触れられたくない心の傷に向かいあうことになります。
少年の頃に持っていた純粋な心。
楽しい旅のはずが、いつしか自分の心との戦いになっていきます。

仲が良い友人と旅ができるという嬉しさ。
親から離れて自由になったという開放感。
そして旅が進むにつれて感じる恐怖心や不安感が
4人の少年達の心をさらけ出すことになったんでしょう。

そしてお互いにぶつかり合いながら、そして励まし合いながらも旅を続けて行き、
ついに死体を発見します。
少年の死体を見つけた時、彼らは旅の始まりの期待感はなくなっていました。

それは旅を通じて少年が少し大人になっていたんですね。

「あの12歳の時のような友達は、もうできない」

そうですよね。
あの頃の自分は純粋でした。
ありのままの自分を知っている友達。
それは子供の頃の自分を知っている友達。
何も包み隠さず、計算せず、ただ純粋に友達だったあの頃。
大人になった今、自分を全てさらけ出せる友達は、もうできないですね。


評価★★★★★★★★★★(10点満点 …1点)

またまた、またまたパーフェクトです(笑)
この映画は今まで観た映画の中で不動の第3位なので。

映画感想日記を書くにあたって「ニュー・シネマ パラダイス」、「バグダッド・カフェ」、
そして「スタンド・バイ・ミー」は絶対に外せない3作なのです。

この作品もToy'sの映画カテゴリーの殿堂入りです!!


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スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション

<CD情報>

スタンド・バイ・ミー


<BOOK情報>

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)


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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

バグダッド・カフェ
さてさて、映画感想日記第2回目は、
自分の今まで観てきた映画の中で揺ぎ無い不動の第2位の映画をご紹介したいと思います。


バグダッド・カフェ
原題 : Bagdad Cafe Out of Rosenteim

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製作年:1987年 製作国:西ドイツ 108分
監督:パーシー・アドロン
脚本:パーシー&エレオノーレ・アドロン
音楽:ボブ・テルソン
出演:リアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー、ジャック・パランス、クリスティーネ・カウフマン

【ストーリー】
モハーヴェ砂漠のハイウェイ沿いにあるダイナー&モーテル『バグダッド・カフェ』にやって来た一人の女性とカフェ経営者の女性との友情、そして彼女をめぐる人々との交流を細やかに描いた名作。

【感想】
この映画を観るとめっちゃ元気がでます。
何て言えば言いかなぁ、「生きていれば良いことあるぞ」みたいな。
すごく爽やかな気持ちになれる、そんな映画です。

モハーヴェ砂漠のハイウェイ沿いにある『バグダッド・カフェ』に旦那と喧嘩して
飛び出してきた太ったおばさん、ジャスミンが現れるところから物語が始まります。
このモーテルには一癖も二癖もある住人ばかり。
そしてモーテルの女主人ブレンダは頼りない夫に腹を立てたりと少々ヒステリック気味。
ジャスミンに対して最初は不信感を抱いていたブレンダだったが、
不思議な魅力を持つジャスミンに対して次第に心を開いて行く。
その魅力はモーテルに集まる人達にも広がって行く・・・

自分も最初は「変なおばさんだなぁ」なんて観てたんですが、
映画が進むにつれて映画の中の人達と同様にジャスミンの魅力に惹きつけられていきました。

特にジャスミンの手品
あまり言葉を話さない彼女が最初にサラッとやってのけた手品が、
淡々と進んできた物語が変化するキッカケとなるシーンで、とても印象的でした。

この当りからググッとさらに引き込まれていきます。
ジャスミンの手品によりカフェが次第に潤ってゆく。
そしてモハーヴェ砂漠のように乾ききっていたブレンダの心も、
ジャスミンの不思議な魅力により潤ってゆく。

そう、ジャスミンはまるで突然砂漠に現れたオアシスのような存在になるのです。

その癒しに、観ている自分もいつしか潤されているんですね。
砂漠は今自分達が生きている世界、そしてこの映画を観ている場所は『バグダッド・カフェ』。
この映画『バグダッド・カフェ』がジャスミン。

『バグダッド・カフェ』というこの映画自体がが自分達にとってのオアシスなのです。

ジュベッタ・スティールが歌う主題歌『コーリング・ユー』が、
またこの映画にすごくマッチしていて良いですね。
この曲を聴くとモハーヴェ砂漠、バグダッド・カフェ、
そしてジャスミンが掃除していた給水塔を思い出します。

心のオアシスのような、爽やかな気持ちと
幸福感に満ち溢れた気持ちさせてくれる映画『バグダッド・カフェ』


この映画を観た全ての人たちの心のオアシスになっているのではないでしょうか。


評価★★★★★★★★★★(10点満点 …1点)

またまたパーフェクトです(笑)
今まで観た映画の中で不動の第2位ですからね。

この作品もToy'sの映画カテゴリーの殿堂入りです!!


<DVD情報>

バグダッド・カフェ 完全版

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コーリング・ユー ~バグダッド・カフェ ― オリジナル・サウンドトラック



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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

ニュー・シネマ パラダイス
記念すべき第一回の映画感想日記は、
自分の今まで観てきた映画の中で揺ぎ無い不動の第1位の映画をご紹介したいと思います。


ニュー・シネマ パラダイス
原題:NUOVO CINEMA PARADISO/CINEMA PARADISO

ニュー・シネマ パラダイス

製作年:1989年  製作国:イタリア/フランス 124分(完全オリジナル版 175分)
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ、アンドレア・モリコーネ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マリオ・レオナルディ

第42回:カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ 受賞
第62回アカデミー外国語映画賞 受賞
第47回ゴールデン・グローブ賞:外国語映画賞 受賞


【ストーリー】

シチリア島の小さな村にある映画館『パラダイス座』を舞台に映写技師アルフレードと
映画好きの少年トトとの友情を通して映画への愛を謳い上げた名作。

日本では1989年にシネスイッチ銀座で初公開以来、
史上空前の40週間に及びロングランを果たし、興行成績3億6,900万円を記録。

【感想】

まさに名作中名作です。
この映画が公開された時に生きていて本当に良かったと思えるほど、
大好きな映画です。

物語は大きく分けて「少年期」「青年期」「中年期」の3つに分かれます。
アルフレードの訃報を聞いたトトが過去を回想する形で物語が進んで行きます。

やはり「少年期」の物語が一番好きですね。
トトとアルフレードとの交流がすごくこころ温まります。

父親が戦争に行ったまま帰らず、母親と妹3人で暮らしていたトトにとって娯楽と言えば映画。
『パラダイス座』の映写技師アルフレードはトトにとって憧れの存在でした。
映写室に遊びに来るトトに対してぶっきらぼうに追い払っていたアルフレードだったが、
交流を深める内にいつしか友情が芽生えて行く。

映写室に忍び込んで手伝おうとするトトにアルフレードが言います。

「お前にはさせたくない。辛い仕事だ。いつも一人ぽっちだ。
同じ映画を100回も見るんだぞ」


この言葉はその後トトに話をするアルフレードの言葉に繋がります。

映写室でのトトとアルフレードのやり取り、
小学校の卒業試験で今だに受かっていないアルフレードが、
トトの試験をカンニングしようとする場面、
一緒に自転車に乗るシーン。
すべてどこか懐かしく、心温まる場面です。

少年時代で一番印象的なエピソードは、
やはり広場に集まった人達に向かいの壁に映画を映す場面ですね。
アルフレードの映画への、そして町の人々への心の優しさを感じました。
が、その後大惨事へと発展してしまいます。
この出来事が、トトとアルフレードの絆を強くするキッカケとなったんじゃないかと思います。

やがてトトは青年になります。
アルフレードの代わりに映写技師となり、エレナとの初恋に身を焦がします。
どんな時でもアルフレードはトトのそばに居ました。

そしてトトがローマへ徴兵に行き戻ってくると、アルフレードはトトにこう言います。

「お前はこの村を出ろ。お前には別の仕事が待ってる。
人生はお前の見た映画とは違う。一度出たら、長い年月帰るな」


トトが少年時代にアルフレードが言った言葉。

「お前にはさせたくない。辛い仕事だ。いつも一人ぽっちだ。
同じ映画を100回も見るんだぞ」


きっと自分と同じ人生を送らせたくなかったんだと思います。
トトにはトトの人生があると。

トトがローマへ発つ日。
アルフレードがトトに言います。

「郷愁に惑わされるな。
我慢できずに帰ってきても私の家には迎えてやらん。手紙も書くな」


そして「自分のすることを愛せ」と。

トトへの愛に溢れたその言葉がアルフレードと交わした最後の言葉でした。


アルフレードの訃報を聞いて帰郷したトトは懐かしい人々と再会する。
そして『パラダイス座』が閉館になったことを聞く。
『パラダイス座』はアルフレードとの思い出が詰まった唯一の場所。
時代の波に飲み込まれ、思い出と共に消えていく。

久しぶりに会った妹から
アルフレードはトトの話ばかりしていた。あんたが大好きだったのよ」
と聞き、アルフレードの形見を受け取る。

その形見には少年時代の思い出、アルフレードとの思い出が沢山詰まっていました。


本当にこの映画は映画への愛に溢れた素晴らしい作品ですね。


でもこの映画の主題は『映画賛歌』だけではないと思います。
それは「一人の人間の人生」を描いている『人間賛歌』ではないかと。

アルフレードがトトに語る言葉があります。

『人生は、お前が見た映画とは違う』

映写室からみる映画は現実ではない。
現実世界の人生は困難に立ち向かい、悩み、考えるものであると。
人生とは自分自身で切り開いていくものであると。
自分自身のすることを愛してほしい、自分自身の人生を愛してほしいと。
アルフレードはトトにそう願っていたんだと思います。
そしてこの映画を観ている全ての人々にそう語りかけているんだと思います。

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そしてこの映画のもう一つの魅力は古き良き時代をノスタルジックに描いているところですね。
人生をがむしゃらに生きていると、ふと少年時代を思い出すことがあります。
それは懐かしい風景、懐かしい人々、懐かしい思い出。
決して戻る事ができないけれど、それは確かに存在していました。
映画を観ているうちにトトの人生に自分自身の人生を投影している自分がいました。

それはまさしくトトの『人間賛歌』であり、そして自分自身の『人間賛歌』だと思います。

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そしてラストシーン

あのフィルムにはアルフレードのトトへの愛が満ち溢れていますよね。
もう涙が止まりませんでした。
映画史に残る屈指の名ラストシーンです。


もう一つこの映画にとって忘れてはいけないのがエンニオ・モリコーネの素晴らしい音楽。
この映画はエンニオ・モリコーネの美しい音楽があったからこそ、
映像、物語が素晴らしいものになったと言っても過言ではないと思います。


この映画には<劇場公開版><完全オリジナル版>が存在します。
<完全オリジナル版><劇場公開版>よりも1時間ほど長く、
エレナとの恋愛部分に焦点を当てた内容が追加されています。
ラストが全然違った印象になるので別作品と言っても過言ではないと思います。

自分的にはやっぱり<劇場公開版>が好きですね。
感動がストレートに伝わるので映画の構成を考えてもこちらの方が素晴らしいと思います。
<完全オリジナル版>はエレナとの再会場面が挿入されていて、
なんかラストの感動が半減してしまった感じです。


いや~、いろいろと書いてきましたがまだまだ書き足りません。
とにかくこの映画については書きたいことが山ほどあって文字で表現するのは難しいですね。


アルフレードとトトの年齢を超えた友情
エレナとの初恋
映画好きの少年から恋をする青年へと成長し、映画監督として成功したトトの人生ドラマ
恩師との別れ、そして旅立ち


全ての映画の要素を詰め込んだ、まるで宝箱のような映画です。


映画への愛に溢れ、人間への愛に溢れた素晴らしい作品です。


評価★★★★★★★★★★(10点満点 …1点)

いきなりパーフェクトです(笑)
まぁ今まで観た映画の中で不動の第1位ですから。

なのでToy'sの映画カテゴリーでは殿堂入りです!!


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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

ブログ開始!!
今日からブログを始めました!!

今まで観た映画から最近観た映画までジャンルを問わず、
その時の気分で映画を選んで感想を書いていこうと思います。

マイペースに更新していきますので、どうぞ宜しくお願いします。

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