FC2ブログ
プロフィール

Toy's

Author:Toy's
Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

映画の感想は基本的にネタバレしないように書いています。
評価の詳しい内容は、

「評価の基準」をご覧下さい。

詳しいプロフィール

B級映画を中心に映画の感想を書いているブログ、

「Toy's “B級” CINEMA PARADISE」
も宜しくお願いします。

TB・コメントは承認後となります。

五十音順検索

Toy's映画レビュー 五十音順検索

【ア~ナ行】

【ハ~A行】

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

スポンサード リンク

ブログ内検索

カレンダー

03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

eiga.com TOPICS

訪問者さま

月別アーカイブ

最近の記事

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

My Album

最近のコメント

最近のトラックバック

RSSフィード

スポンサード リンク

DVD・CD関連


タワーレコード
楽天市場
プロジェクトX ベスト10BOX
HMV

オンラインDVD・映画NET配信

TSUTAYA DISCAS


【TSUTAYA online】最新DVD&レンタル情報をチェック!

NTTレゾナントが運営する、Bフレッツユーザ向けハリウッド映画専門の映画配信サービス
「シネマ・コンプレックスonフレッツ」 ご自宅のインターネット回線がBフレッツなら、すぐにハリウッド映画がご覧いただけます
さぁ、今すぐアクセス

当ブログのオススメ

A8.net
リンクシェア・ジャパン
イーバンク銀行
ジャパンネット銀行
PGS音楽市場
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTM オフィシャルWEBサイト
PIA CARD
ユナイテッド・シネマ入間

オススメ情報

アフィリエイターのアクセスアップ必須アイテム
JTB 海外ホテル予約
JTB 海外航空券予約
中古車買取実績No.1ガリバー
宅配DVDレンタルを徹底比較
ShopJapan
Yahoo!オークション

フリーエリア

Toy's CINEMA PARADISE
超大作からカルト映画まで、何でも観る雑食映画好きの映画感想ブログです。
   
カスタム検索
世界はときどき美しい
生きることを好きになる。あなたが教えてくれました。


世界はときどき美しい



製作年:2007年 製作国:日本 70分
監督:御法川修
出演:松田美由紀、榎本明、遠山景織子、尾美としのり、片山瞳、瀬川亮
   松田龍平、浅見れいな、あがた森魚、桑代貴明、市川実日子、木野花、草野康太

【ストーリー】

どこにでもあるような平凡な人々の人生を、優しい眼差しで詩的に描き、
生きることの素晴らしさを静かに語りかける5編の短編オムニバス・ムービー。

【感想】

この映画のタイトル「世界はときどき美しい」は、
フランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩篇「われら父よ」から取られています。

ありふれた日常、普段見過ごしてしまっている風景、そして生命の慈しみ、
とても温かく、そして優しさでそっと包み込んでくれるような、
観ている人々に豊さや潤いを与えてくれる、そんな映画です。

このような作品を映画詩(シネポエム)と言うんですね。

普段忘れてしまっているささやかな幸せや喜びが、
ありふれた日常の中にあるんだよ、と教えてくれているような気がします。

5編の短編で描かれた物語は、どれもありふれたものばかりです。
そのありふれた物語の中に、誰もが持つ喜びや幸せが散りばめられていました。

それぞれの物語の主人公は毎日を葛藤しながら生きている等身大の人間です。
それぞれの主人公の中に、もしかしたら自分の姿が見えるかもしれません。

そしてどこかに忘れてしまったものを見つけることができるかもしれません。

それぞれの物語はとても普通でありふれていますが、
どこか自分にも当てはまるような感覚があり、とても印象深いものばかりでした。

とくに第一章「Life can be so Beauthiful」と第二章「Bar fly」が、
とても印象的でしたね。

他の作品も良かったのですが、Toy's的には上記2つの物語がお気に入りです。

この作品は、生きる事とは事実を受け入れる事であり、
たった一言がその人に勇気や幸せを与えてくれる、
そして日常の小さな幸せが、実は自分の中で一番大切なものなのだと
教えてくれたような気がします。

松田美由紀、、榎本明、松田龍平、市川実日子など、
キャスティングも素晴らしかったと思います。
それぞれがとても自然に、ありふれた日常の中で必死に生きている人々を演じていました。

しかし、残念だなぁと思ったのは、詩的な作品を撮ろうという気持ちが現れすぎて、
ちょっとわざとらしくなっているというか、狙いすぎているようにも感じました。

もっと自然に描く事ができれば、もっと良い作品になったかなと思います。

そして、物語がとてもゆっくりと流れてゆきますので、
淡々とした映画が苦手って方には合わないかもしれないですね。

この作品は映画を観ると思って観ないで下さい。
映画を“観る”のではなく、映画を心と体で“感じる”作品なのです。

ひとつひとつのシーンが、まるで一枚一枚の写真を観ているような、
柔らかいタッチで描いたスケッチを見ているような、そんな感覚になります。

ゆったりとした時間を過ごすような、心と体をリラックスさせた状態で、
心を解放して観てほしい、そんな作品です。


評価★★★★★★☆☆☆☆(10点満点中6点 …1点)


<DVD情報>

世界はときどき美しい

<CD情報>

世界はときどき美しい~Music Anthology


現在3つのブログランキングに参加中です↓↓↓
記事の内容を気に入って頂いた方は是非クリックして頂けると嬉しいです(^^

  にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  




テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

手紙
兄貴、元気ですか? これが最後の手紙です。


手紙

cmsdpzxrua.jpg

製作年:2006年 製作国:日本 121分
監督:生野慈朗
原作:『手紙』(東野圭吾著)
出演:山田孝之 、玉山鉄二 、沢尻エリカ 、吹石一恵 、尾上寛之 、田中要次
    吹越満、風間杜夫、杉浦直樹

【ストーリー】

強盗殺人という大きな罪を犯した兄と、その罪によって人生を狂わされた弟の苦難の日々を
描く東野圭吾のロングセラー小説を映画化した社会派人間ドラマ。

【感想】

殺人というのは、その理由がどうであれ決して許される事ではありません。
殺害した相手の命を奪うだけではなく、その被害者の家族にも深い傷を残す事になります。
そして自ら犯した罪を償うと同時に、大切な人を失った被害者の悲しみ、
そして加害者への憎しみも全てを一生背負って生きてゆかなければなりません。

そして被害者だけではなく、加害者となった本人の家族にも深い傷を残します。
犯罪者の家族というだけで受ける理不尽な差別、その苦しみは加害者本人と共に一生続きます。

この映画では殺人事件を題材にした映画ではあまり描かれる事のない、
加害者の家族の苦しみに焦点を当てて描いています。

とても深く、そして考えさせられる映画でした。

感動とか良い作品だったとか、そういった気持ちを超越したもっと深いものを感じました。

物語は弟・直貴の学費を手に入れるため強盗殺人を犯してしまった兄・剛志と、
その犯罪により苦難の人生を歩む事になった弟・直貴との「手紙」を通した交流を軸に進んでゆきます。

001_20071006133850.jpg

服役した兄:剛志にとって弟の直貴との手紙のやり取りは唯一の心のよりどころであり、
唯一の血の繋がった家族との繋がりでもありました。

そんな兄が犯した罪が自分のためであるがために、
そして唯一の家族である兄であるがために、その罪によって苦難の人生を送る弟・直貴。

胸に抱く夢や希望、そして愛までもが兄の犯罪によって脆くも崩れ去ってしまう現実。
弟のために犯した罪は、弟を一生苦しみから逃れられない運命へと変えてしまいました。

自分の犯した罪ではないのに仕事場や住む場所で受ける理不尽な差別。
犯罪者の家族というだけで、まるで犯罪者を見るかのような目でみる人々。

たった一度の過ちによって、自分自身だけでなく多くの人々を苦しめる事になり、
その苦しみや悲しみは一生消えないのだと強く感じました。
そして犯罪者の家族としての苦しみや悲しみが痛いほど伝わってきました。


008_20071006133911.jpg

兄の犯罪により人生が狂ってしまった主人公・直貴を演じた山田孝之
苦しみや悲しみを背負った直貴役はまさに適役でした。
夢や希望を抱きながらも、犯罪者の家族としての心の傷を背負っている心情を、
静かな演技の中でしっかりと表現していました。

003_20071006133917.jpg

弟を思うがゆえに過ちを犯してしまった兄・剛志を演じた玉山鉄二
彼の迫真の演技は本当に素晴らしかったです。
ラストの彼の演技には鳥肌が立ちました。

直貴を一途に支える気丈な女性由美子を演じた沢尻エリカ
最近いろいろと話題になっていますが、この映画の演技を観る限りでは、
一途な思いを寄せる女性、心の強さを持った女性をしっかりと演じていたと思います。
ただ、あの関西弁だけはちょっと微妙でした。

被害者の家族を演じた吹越満
もう何も言う事はありません。本当に素晴らしい役者ですね。
悲しみと怒りを秘めた被害者の家族の心情を少ない出番の中でしっかりと表現していました。

004_20071006133858.jpg

この映画は加害者の家族に焦点を当てて描いていますが、
それぞれの立場により、それぞれの登場人物に感情移入できる作品だと思います。

それは被害者の家族であったり、加害者本人であったり、加害者の家族であったり・・・
どれかに偏る事なく、全ての人々の苦しみや悲しみを同等に描いているからかもしれません。

犯罪とは自分だけの問題ではなく、多くの人々を苦しめる事になるということ・・・
そしてその苦しみから逃げるだけではなく、しかっりと向き合わなければならないこと・・・
罪を犯す事がどれほど重く、苦しい事なのか・・・
多くの事を考えさせれると同時に、心の奥深くに突き刺さる映画でした。



※以下ネタバレ※

ラストの刑務所の中で漫才をする場面で、
剛志が手を合わせて号泣するシーンではもう涙が止まりませんでした。
今思い出しても涙が溢れてきます。
これほどまでに泣いたのは今までなかったと思います。

直貴から家族を守るために兄と縁を切るとの手紙を受け取った剛志。
初めて自分の犯した過ちがどれほど大きいものだったのかを悟ります。

そして彼らは別々の人生を歩んでゆきます。

しかし、何をどうしても兄弟には変わりない。

漫才の中で直貴が言うセリフ。

「どんな兄でも血の繋がっている兄弟だから・・・」

縁を切るという手紙を書いた直貴が、手紙では伝えられなかった言葉。

それはたとえ家族を守るために縁を切ったとしても、
兄弟であることには変わらない。
兄を想う気持ちはいつまでも変わらない・・・永遠に・・・

エンドロールで流れる小田和正の曲で「言葉に出来ない・・・」

まさしくその想いは言葉に出来ない想いだったのだと思います。

そして兄の合掌、そして涙はまさに言葉に出来ない想いだったのでしょう。


「罪を憎んで、人を憎まず」

この言葉は、この映画の全てであり、
この映画のようにとても深いものがあるのだと感じました。


※ネタバレ以上※


評価★★★★★★★★★☆(10点満点中9点 …1点)


<DVD情報>

手紙 スタンダード版

手紙 プレミアム版

<CD情報>

手紙 オリジナルサウンドトラック

<BOOK情報>

手紙 (文春文庫)


現在3つのブログランキングに参加中です↓↓↓
記事の内容を気に入って頂いた方は是非クリックして頂けると嬉しいです(^^

  にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  


テーマ:日本映画 - ジャンル:映画