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Toy'sの映画感想ブログです。

今まで観た映画から最近見た映画までジャンルを問わずご紹介していこうと思います。

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GOAL!
少年の夢は、みんなの夢になる。


GOAL!
原題:GOAL!



製作年:2005年 製作国:アメリカ・イギリス 118分
監督:ダニー・キャノン
出演:クノ・ベッカー、スティーヴン・ディレイン、アンナ・フリエル、アレッサンドロ・ニヴァラ
    マーセル・ユーレス、ショーン・パートウィー、トニー・プラナ、ミリアム・コロン
    デヴィッド・ベッカム、ラウール・ゴンザレス、ジネディーヌ・ジダン、アラン・シアラー
    スティーブン・ジェラード

【ストーリー】

プロを夢見てL.A.の地元サッカーチームで活躍するラテン系青年サンティアゴは、
ある日スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドの入団試験を受けるチャンスを得る。
父の反対を押し切り単身渡英し、逆境に苦しみつつも入団を果たした彼は、
今まで以上に熾烈な競争と困難に立ち向かっていく。

【感想】

映画史上初となるFIFA(国際サッカー連盟)公認のサッカー映画3部作の第1弾です。

現在第2弾までDVD化されて、あとは第3弾の公開を待つのみですね。
っと言うことで、まずは第1弾のレビューをしたいと思います。

実はToy'sは大のサッカー好きでして、国内では高校サッカーからJリーグまで、
代表ではU-17、U-20、U-23そしてA代表まで、全ての試合を必ずと言って良いほど見ています(^^
Jリーグでは創設以来“浦和レッドダイアモンズ”の大ファンです。

そして国内だけではなく、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、セリエAなど、
海外サッカーも見れる試合は大体見ています。

昔はこう見えても(って知っている人にしか伝わらないですけど)サッカー小僧だったんですよ。
しかもポジションはGKかFW。かなり極端ですが(笑)
「キャプテン翼」がめちゃくちゃ流行っていたので、サッカー人口は結構多かったんですよね~。
まぁ、いろいろありましてサッカーチームに入ったり、サッカー部に入ったりはしなかったのですが、
いつもサッカーばっかりやっていた記憶があります。

なので“サッカー”と言う文字を見ると、とても敏感に反応します(^^
たぶん“映画”と“ビリヤード”と言う文字とほぼ同じスピードで反応すると思います(笑)

えーっと、長々とサッカーについて熱く語ってしまいましたが、
この作品はToy's的には「ハスラー」と同じように、直球ど真ん中の作品だったんです。

しかもFIFA公認で現役のスーパースターが出演するって聞いたら、
もう観ないわけにはいきませんね(^^

物語はスポ根ものの定番中の定番、サッカー好きな青年のサクセス・ストーリーです。

メキシコの貧しい家庭で育った青年サンティアゴは、地元のサッカーチームの試合を偶然見ていた、
元英国ニューカッスル・ユナイテッドのスカウトマンにサッカーの才能を見い出され、
イギリスという異国の地でプロテストを受ける事になります。

ヨーロッパのサッカーチームへの入団を目指して海を渡る光景は、
いまや日本でも当たり前のように見かけますよね。
振り返ってみれば、キング・カズがジェノアに移籍し、中田秀がペルージャに移籍し、
その後は中村俊輔、小野伸二、稲本潤一、高原直泰などなど、
若手では森本貴幸、水野晃樹、本田圭佑などなど、
日本サッカー界を背負い立つ選手、そしてこれから日本サッカー界を背負う選手たち、
沢山の日本人選手がヨーロッパのサッカーチームで活躍しています。

おっと、またまた映画のレビューから脱線してしまいました(^^;
スミマセンね、サッカーバカなもんで(笑)

埋もれていたサッカーの才能を見い出された主人公サンディアゴが、
いろいろな逆境を乗り越え、サッカー選手として、ひとりの人間として成長してゆく姿を、
父親との確執、家族との絆、恋人との愛を交えて描いています。

もう、なんのひねりもない、定番なサクセス・ストーリーですが、
その定番でストレートな物語が逆に観ていて、とても気持ちが良かったです。
ここまで定番なストーリーを観たのは本当に久しぶりですね(^^

余計なものを描かずに、シンプルに、ストレートに主人公の成長を描いたからこそ、
とても純粋な心で見る事ができ、とても素直に感動出来たのだと思います。

その思いっきりベタで定番な物語の中で展開されるサッカーの試合映像は本当に凄いです。
実際にプレミア・リーグで撮影された映像は、迫力があり、臨場感があり、とてもリアルです。

チャウ・シンチーの「少林サッカー」のような超絶必殺技があるわけでもなく(笑)、
「キャプテン翼」のタイガー・ショットやスカイ・ラブ・ハリケーンのような、
スーパーシュートがあるわけでもない(笑)、とても臨場感溢れるリアルなサッカーが展開されます。

まぁ、サッカー好きな人から見ればツッコミどころも満載ですが、
そこはご愛嬌ということで、流してあげました(笑)

そして、もう一つの見所は当時の現役サッカー選手の出演ですね。
銀河系軍団“レアル・マドリード”のデヴィッド・ベッカム、ラウール・ゴンザレス、
そして将軍ジネディーヌ・ジダン!! そうそうたる顔ぶれですよね~。
なんか演技は思いっきり大根なんですが(笑)、
サッカーの歴史にその名を刻む事になる名選手たちの出演は、
サッカー好きの自分にとっては本当に嬉しい限りです。

そして主人公サンティアゴが入団する事になる、
プレミア・リーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドのアラン・シアラー!
めちゃくちゃ好きな選手なので、本当に嬉しかったですね~。

そういえば、リバプールのスティーブン・ジェラードも出演してましたね~。
本当になんて豪華な顔ぶれなんでしょうか(^^

続編の第2弾はDVD発売から結構時間が経ってますが、実はまだ観てないんですよ(^^;
近々観ようと思ってるんですが、今度はあの銀河系軍団レアル・マドリードに移籍するんですよね。

銀河系軍団・・・今では死語ですね(^^;
この当時は銀河系のメンバーだったので、一応そう呼ばせて頂きます(笑)

第2弾は近々観ようと思っているので、観ましたら、またレビューしますね(^^

この作品は、サッカーが好きな人は、めちゃくちゃ楽しめると思います。

また、サッカーの事をあまり知らなくても、ひとりの青年の成長物語として、
まったく問題なく楽しめると思います。

なのでサッカー好きな人にも、サッカーをあまり知らない人にも、オススメな作品です。

スポ根映画の定番中の定番な物語ですが、
そのストレートなサクセス・ストーリーに、とても素直に感動できます。

自分の信じる道を、自分の信念を持って突き進む事。

努力して、努力して、逆境をも自分の力に変える事。

自分の未来は輝いている事。

この作品は、これから大人になってゆく子供たち、そして若者たちへの、
そんな熱いメッセージでもあると思います。



評価★★★★★★★☆☆☆(10点満点中7点 …1点)


<DVD情報>





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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

コーラス
涙がこぼれそうなとき、歌があった。


コーラス
原題: LES CHORISTES/CHORISTS



製作年:2004年 製作国:フランス 97分
監督:クリストフ・バラティエ
出演:ジェラール・ジュニョ、ジャン・バティスト・モニエ、ジャック・ペラン、フランソワ・ベルレアン
    マリー・ビュネル、カド・メラッド、マクサンス・ペラン、ジャン・ポール・ボネール

【ストーリー】

世界的指揮者のピエールは公演先で母の訃報を知り、葬儀のために故郷へと戻ってくる。
そんな彼に古い友人のペピノから渡された一冊の日記を手にし、当時を回想する・・・
1949年フランス、少年だった彼らが共に青春時代を過ごした問題児が集まる寄宿舎に、
音楽教師のマチューが赴任してくる。
体罰で規律を保とうとする校長に疑問を持ったマチューは、子供達の心を開くため、
合唱団を結成し、歌を通じて子供達の純粋な心を取り戻してゆく。

【感想】

手に負えない問題児ばかりが集まる寄宿学校、
子供達を体罰により規律を保とうとする校長の教育方針、
その体制に反発し、歌によって子供達の純粋な心を取り戻そうとする新任教師、
もういかにも王道な物語ですが、それが逆にストレートに心に響いてきました。

人と人との関係は複雑ですが、その複雑な関係を真っ直ぐな関係にするためには、
やはりストレートに心と心を通わせることが大切なのだと思います。

そして人の心を癒し、人の心を真っ直ぐにできる大きな力を、
“歌”そして“音楽”が持っているという事を、この作品を観てあらためて感じました。

きっと歌を歌っている時って、心がまっさらになっているんでしょうね。

境遇や立場、苦しみや悲しみなど、誰もが心の中に問題を抱えていると思います。
そんな苦しみや悲しみも歌っている時は全てを忘れて、
歌の世界に入り込み、とても純粋で真っ直ぐな心になるんだと思います。

多くの問題児を抱える寄宿学校では、
あまりの手の施しようのなさに体罰で子供達を縛り付けていました。
でも、それでは逆効果ですよね。
確かに必要な場合もあると思います。
しかし、それだけでは本当に子供たちの心を真っ直ぐにすることはできません。

何かの問題を抱える人の体を縛りつけるのではなく、
その問題に苦しむ心を解放してあげる必要があるのだと思うのです。

心の底に埋もれてしまった純粋で真っ直ぐな心。

それを解き放つキッカケとなったのが“歌”だったのです。
そして音楽教師のマチューの直向な努力が、
少年たちの心を解放したのだと思います。

自分の事を真っ直ぐにしっかりと見つめてくれる。
これほど嬉しい事はないですよね。
とくに心に問題を抱えた少年たちにとっては、一番必要なものだと思います。

“歌”が深く、重く沈んでしまった心を解き放ち、
自分の事を思ってくれているという優しさと愛情が、
少年たちの純粋な心を甦らせたのです。

少年達が“歌”を通じて生きる事の素晴らしさ、愛することの尊さ、
そして人を思いやる事の大切さに目覚めてゆく姿を見て、
自分の心の中にある純粋な心が甦ってくるような、
心が洗われたような、そんな感覚になりました。

とてもシンプルで王道な物語の中に、大人になって忘れかけていた、
とても大切なモノが沢山詰まっていました。

少年たちが合唱団を結成し、最初はバラバラだった歌声が、
次第に美しいハーモニーへと変化して行く過程はとても素晴らしかったです。
そして何よりも驚いたのは、
少年時代のピエール役、ジャン・バティスト・モニエの美しい歌声。
思わず聞き入ってしまうほど、素晴らしい歌声でした。
まさしく“天使の歌声”でしたね。

そのピエールの大人になった役をジャック・ペランが渋く演じていました。
少年時代を回想する展開は「ニューシネマ・パラダイス」と似てますね(^^

音楽教師マチューを演じたジェラール・ジュニョ。
今まで彼の出演作は観た事がないのですが、
とても味があって良い役者さんですよね。
彼の出演作「バティニョールおじさん」は以前から観たいなぁと思っていたので、
この機会に観てみようと思います(^^

“歌”によって閉ざされた少年たちの心を開き、
本当の喜び、本当の幸せ、そして“希望”を持つ心を与えたひとりの音楽教師。

少年たちにとって、かけがえのない出会いだったのだと思います。
そんな先生に出会えるなんて、とても幸せな事ですよね。

産まれた時から心が悪魔なんて子供は一人もいません。
その深く沈んでしまう心を作ってしまうのは、社会であり大人なのです。

でも、その大人が真っ直ぐに子供を見つめてあげる事さえできれば、
子供たちは真っ直ぐな心を育てていけるのです。

その一つのキッカケとなったのは、とても優しい歌声。

心が癒され、純粋な気持ちになれる優しい歌声。

忘れてしまった心を取り戻す事ができる優しい歌声。

その優しい歌声は子供たちだけではなく、
大人になった私たちにも大切なモノを思い出させてくれます。

とても優しさに溢れた作品でした。
そしてシンプルで純粋で心温まる物語が、
大人になり、疲れ果てた自分の心を癒してくれました。

大人になった皆さんに是非観て頂きたい作品です。
疲れてしまった心を、優しさと温かさに包まれた世界に、
美しく爽やかな歌声が導いてくれます。


評価★★★★★★★★☆☆(10点満点中8点 …1点)


<DVD情報>





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